「自由」を得るための資産|FIREで本当に欲しかったもの

FIRE・サイドFIRE

まいど、あーくんです。

FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指している人なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

「資産はいくらあれば満足できるのか?」

3000万円なのか。

5000万円なのか。

1億円なのか。

あるいは2億円、3億円なのか。

人それぞれ価値観が違うので正解はありません。

我が家の場合は様々な条件を考察した結果、おおよそ7000万円〜9000万円あたりが一つの目安になっています。

 

★我が家が7000万円〜9000万円を目標にした理由★

理由はシンプルです。

私がFIREを予定している年齢。

現在の生活費。

将来受け取るおおよその年金額。

そして今後あるかもしれない突発的な大きな支出。

これらを踏まえてシミュレーションした結果です。

実質的な運用利回りも年齢に応じて変化させていますが、概ね年1.5〜2.5%程度の比較的保守的な前提で計算しています。

おそらく資産をまったく減らさずに生活するには少し足りません。

しかし少しずつ取り崩しながらなら十分に生活できる。

さらに世界恐慌やリーマンショック級の不況が来ても耐えられるように考えた結果、この水準になりました。(ポートフォリオも株式特化型ではなく、様々なセクターへ分散投資を重視)

 

★それでも2億円を目指さない理由★

もちろん、

「1億円より2億円の方が安心」

と言われればその通りです。

私も欲を言えばもっと欲しい(笑)

しかし現在52歳の私にとって、お金を増やし続けることが人生の目的ではありません。

仮に60歳で2億円。

80歳で5億円。

そんな未来を実現できたとしても、それ自体に大きな魅力を感じなくなってきました。

私も好きなので投資を趣味としてやるのは良いですが、増やすことを前提に運用するのはもう別にいいかも。

資産をなるべく減らさないことが大前提になりつつあります。

なぜなら私が本当に欲しかったのは、お金そのものではなかったからです。

 

★私が本当に欲しかったのは「自由」★

FIREを目指していると、どうしても資産額ばかりに目が向きます。

しかし最近になって気付いたことがあります。

それはあくまでも私の場合はですが、

お金は”自由”を得るための道具でしかない

ということです。

例えば、

  • 平日の空いている時期に旅行へ行く
  • フェリーでのんびり旅をする
  • 観光客の少ないシーズンオフに海外旅行へ行く
  • 深夜や朝早くから愛車でドライブに出かけてモーニングコーヒーを飲む。
  • 気になっていた店でランチを食べる
  • ゆっくり料理を作る
  • 飽きるまで読書やゲームやNetflixを見る
  • 平日の昼間にジムで筋トレをする
  • 身体を満足するまで徹底的にメンテナンスしていく
  • 興味のある資格や勉強に挑戦する(インプット)
  • 学んだことを実際に試してみる(アウトプット)
  • 両親や仲の良い友人たちと会って何気ない会話をする

こうしたことは、お金だけでは実現できません。

自由な時間も必要です。

 

★若い頃に欲しかったものは徐々に変わった★

若い頃は欲しいもの・憧るものがたくさんありました。

一等地の住み家。

高級車。

ブランド品。

一流ホテルでのディナー。

いつか手に入れたいと思っていました。

しかし不思議なものです。

実際に買える可能性が見えてくると、以前ほど欲しくなくなる。

むしろ今は、

「時間」

「自由」

の方が欲しい。

お金では買えないものに価値を感じるようになりました。

もちろん昔から憧れていた車や、昔からどうしてもやりたかったことはあります。

でもよくよく考えるとそれは数えるほどです。

あれもこれもではありません。

本当にやりたいことに優先順位を付け、一つずつ実現していく。

その過程が楽しいのです。

 

★何もしないという最高の贅沢★

最近よく思います。

一番贅沢なのは、

「何もしなくてもいい」

という状態ではないかと。

多くの人は生活のために働かなければなりません。

私もそうでした。

だからこそ、

「今日は何もしない」

という全く生産性の無い選択ができること自体に価値を感じます。

これまで無駄と感じていたことに罪悪感を感じない。

これまでの私は完全なコスパ人間でした。

時間効率。

費用対効果。

損得勘定。

常にそればかり考えていました。

逆に言うばそれを徹底的に考えて行動しないと凡人の私は資産が増えなかったように思います。

しかしFIREの本当の魅力は、コスパやタイパから解放されることなのかもしれません。

あえて無駄を楽しむ。

あえて遠回りをする。

あえて何もしない。

そんな生き方ができることこそ、本当の自由だと感じています。

 

だって考えてみてください。

多くの人が働き盛りである40歳・50歳代の人間が朝から気が済むまでまったりとコーヒーを飲みながら海を眺め、何も考えずに時間を過ごす。

実際に使うお金は数百円だが、マジで贅沢だと思いませんか?(笑)

 

★FIREに必要なのは○○万円ではない★

FIRE界隈では、

「FIREには1億円必要」

「いや5000万円で十分」

「○○歳だとこれくらい資産があれば大丈夫」

という議論がよくあります。

しかし最近の私は、

その数字自体はあまり重要ではないと思っています。

重要なのは、

  • 自分はいくらあれば生活できるのか
  • 家族はどんな暮らしを望んでいるのか
  • 本当にやりたいことは何なのか

を理解することです。

その上で必要な資産額を逆算する。

それで十分なのではないでしょうか。

 

★まとめ★

私は10年以上かけて資産形成を続けてきました。

その結果、ようやく分かったことがあります。

それは、

「資産形成のゴールはお金を増やし続けることではない。

自由に生きるための選択肢を増やすことだった。」

ということです。

だから私は今も資産運用は続けていますが、自分の事を「投資家」とは思っていません。

あくまでもFIREをするための数ある手段のひとつです。

お金は大切です。

自由を手に入れるためには必要不可欠です。

しかし本当に欲しかったのは、お金そのものではありません。

何度も言いますが、

妻と旅行する時間。

両親と過ごす時間。

好きな車でドライブする時間。

何もしない時間。

そう考えると、資産とは「自由や時間を買うためのチケット」なのかもしれません。

 

コメント

  1. raruo より:

    不思議なことに自由を得るまでは自由が恐怖であったことだ。暇で死にそうになるのではないか?労働をしてない罪責感にさいなまれるのではないか?世間からヘイトされ見捨てられるのではないか?
    そのような恐怖にさいなまれていました。これはなんらかの洗脳が働いていたのだろうか?

    • あー君 より:

      >raruo様
      コメントありがとうございます。
      ある意味で洗脳なんでしょうね(笑)
      私も「世間では当たり前という人生の道筋」と言うやつに苦しみましたよ。
      FIREを目指す以前から徐々に(自分の中で創り上げた)当たり前が苦しいと感じるようになりました。
      最近感じるのは「自由」って自分を律することが出来て初めて感じれるのではないかと。
      自分は自分、他人は他人と完全に区別できるようになって初めて自由と向かい合うことが出来る。
      上記のような恐怖も自分は自分と区別できるようならないと難しいんでしょうね。
      でもここの境地に行くには、時間と裏付けできる資産や実績、自信をコツコツと積み上げていかないと難しいのかなと最近思います。

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