まいど、あーくんです。
今回は読者の方からいただいたコメントをきっかけに、少しシビアなテーマを書きます。
👉 「中年以降にFIREして失敗したらどうなるのか?」
結論から言います。
★結論:45歳以降は「完全FIRE前提」で設計しないと危険★
👉 45歳あたりを超えたら、FIREは“やり直し前提”ではなく“失敗できない前提”で考えるべきです。
理由はシンプルです。
👉 再就職の難易度が一気に上がるからです。
多くの日本の正社員の職場なんていまだそんなものです。
軽い気持ちでFIREして失敗したら・・・。
★なぜそう思うのか(実体験)★
これは私の実体験です。
過去に採用面接を担当していた時に感じたことですが、
👉 40歳以降の再就職は今でも明確にハードルが高いです。
昨今では人手不足と言われていますが、それでも現場では優先順位が明確にあります。
残念ながら誰でもいいから欲しいと言う訳ではありません。
★採用のリアルな優先順位★
時と場合によりますが、多くの企業はこうなります👇(特に中小企業目線で言うと)
1位:若い人材
2位:家庭もちの中途採用
3位:一部の優秀な即戦力
4位:低コストで働いてくれる人材
5位:ベテラン即戦力
👉 そしてFIRE失敗組はここにすら入りにくい場合がほとんどなのが現実・・・
★FIRE失敗者が不利になる理由★
特に大きいのはこの3つです。
① ブランク(空白期間)
👉 これがかなり厳しい
面接では必ず聞かれます。
「この期間、何をしていましたか?」
ここで
👉 「FIREしていて資金が足りなくなった」
まあこれは冗談ですが、ブランクが空くと必ずと言っていいほど事情を聞かれます。
過去、いくら仕事ができる人材だったとしても・・・です。
② 条件が合わない
例えば
- 50歳以上
- 特別なスキルなし
- ホワイト環境希望
👉 これはかなり厳しい条件です
あとこれは良く言われる話ですが、特に独身者には正社員の再雇用はかなり厳しいのが定説です。
なぜか?
逆に既婚者はある意味言い方が悪いですが”妻や子供という人質”がいるために一度就職が決まると中々辞めない傾向があるからです。(賃貸不動産も同じ。家族持ちの方が長く住み続ける可能性が高い)
守るべきものが自分だけではありませんからね。
言い方は悪いかもしれませんが独身者は気が楽な分、相手にも見透かされている場合が多い。
「別にうちでなくていいでしょ?」みたいな。
③またすぐに辞める可能性が非常に高い
すぐに人材の替えが効く職場ならダメージはあまり無いのかもしれませんが、中小規模の一般の会社で正社員採用として働くのなら、「お金がたまったらまたFIREを再開する」考えの人間は絶対に採用しません。
理由は、会社もある意味、採用した人への投資だからです。
その人に数百万円を投資したお金はあとできっちりと利益として回収しないといけません。
ボランティア感覚で採用はしません。
慣れた頃、やっと戦力になった頃に「ハイ辞めます」の雰囲気満々の人はどんなに優秀な人でも私なら避けます(苦笑)
FIREしていた人間は前科がある。
二度あることは三度あると見られます(笑)
ちなみに私は上記のひとつでも当てはまる優秀な人たちを過去に雇ったことがありますが、全部数年で辞めていきました(苦笑)
★「バイトならいい」は本当か?★
結論👇
👉 生活費が低いなら成立する
いわゆるセミリタイアであり、最近風に言うならば、サイドFIREやバリスタFIREと言うやつです。
例えば
👉 月10万円程度の収入でOKなら問題なし
ただしここも重要です。
👉 長期的にはコスパが悪い
- 社会保障が弱い
- 収入が安定しない
- 将来の選択肢が狭まる
★だからこそ重要な考え方★
ここが一番伝えたい部分です。
① 完全FIREは基本的に“完成形”で入る
👉 「足りなくなったら働けばいい」は危険
若い人はやり直しは可能ですが、45歳以降は特に
👉 “戻れない前提”で設計する必要があります
② サイドFIREという選択
現実的なのはこれです👇
👉 収入を完全にゼロにしない
- 小さなビジネス
- 副業
- ゆるい労働
👉 これがあるだけで難易度が激減します
あと精神面でも安定はしやすい。
私も近々、完全FIREに突入する予定ですが、すこしゆっくりしたら、多分小さなビジネスは再開するかと思います。
以前のように金儲けを前面に出す訳ではなく、ゆるく労働することで数万円でもいいから稼ぐ。
このレベルの仕事だったら全然楽しいですからね。
③ 「時間」より「安定」を優先する
若い時は
👉 時間を優先してもいい
👉やりたいことを優先してもいい
しかし45歳以降は
👉 安定の価値が一気に上がる
これ本当。
★よくある勘違い★
👉 「人手不足だから大丈夫」
これは半分正解ですが
👉 “誰でもいいわけではない”
これが現実。
★私の考え★
正直に言います。
👉 私は怖かったです
だから完全FIREをここまで引き延ばしました。
理由はシンプル👇
👉 「取り返せない失敗」をしたくなかったから
FIREなんてものは社会的に見れば、資産が無ければただのニートみたいなもんなんです(笑)
傍から見れば何をしているのか分からない謎の存在。
クレジットカード作成や賃貸住宅への引越しが困難なんて話を聞いたことはないでしょうか?
どんなに資産があっても社会的信用がないのが現実なんです。
それが嫌なら辞めない方がいいです。
★まとめ★
👉 45歳以降のFIREは「失敗できない前提」で考える
👉 再就職は思っている以上に難しい
👉 サイドFIREはかなり有効な戦略
★最後に★
FIREは自由を得るための手段です。
でもその裏には
👉 「リスク管理」が必ず必要です
特に中年以降は基本的に
👉 無理に完全FIREを狙うよりも
👉 「安定しながら自由を増やす」方が現実的
だと私は思っています。
私はサイドFIREから完全FIREに少しずつウェートをシフトしていこうとしているのですが、現在は徐々に仕事を減らしていっている最中です。(景気が悪いだけという見方も(苦笑))
一気に辞めるのではなく、さらに仕事を減らしていって慎重に見極める予定です。
それで問題なさそうなら完全FIREでしょうかね。
めちゃくちゃ慎重に進めています。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。


コメント
興味深く拝読しました。
本当に巷ではFIRE卒業と簡単に返り咲きが出来る様に言われますが
「前職に劣後する待遇での再就労は明確に失敗」です。
ソレに全く触れないから説得力も無いし胡散臭い話ばかり。
大体が良い歳こいた人間で遊んで居た奴なんて普通に要らないですよ。
将来の見通しが甘い奴なんて来ても迷惑です。
何で私が「こんな奴の面倒見なアカンねん…」って思うしw
そんなんだからFIRE失敗するんですよね。
しかし…コレも履行しないと解らないが
私は半世紀の人生経緯で完全FIREした現在が人生で一番楽しいです。
休館日以外は毎日ジムに行ってスタジオプログラムを履行しています。
正午から夕方まで使用可な割安プランですが驚く事に毎日来る人が凄く多い!
ソレも老人じゃ無い普通の人達です。どうなってるんだ???言う位に多い!
コレって完全に不可逆な格差社会が形成されて居るんじゃ無いのか?
と思うのです。
だって今の地位から陥落する恐れが在ったらジムなんて毎日来れないです。
出る汗は油汗か冷や汗でしょうww
自分は落ちる心配が無いから他人が働いている時間に運動で汗を流せる訳です。
そして入って来れない人が大半だし自分の格差が固定されて居る訳です。
入れ替えが激しいなら落ちる心配が常に在ると言う事に成る。
そう考えると日本もキツイ国に成って来たんじゃないのか?って思います。
投資をいているかどうかで明確に分かれてしまった感じはあると思います。自分は会社で確定拠出年金で投資の事を会社が教えてくれたから助かったものの、それがなければ投資など目もくれなかったのではないかとガクブルしております。
>黒田様
いつもコメントありがとうございます。
黒田氏が言われるように「前職に劣後する待遇での再就労は明確に失敗」は本当にその通りだと思います。
見通しが甘すぎるし、元には戻れない。
最初からサイドFIREやバリスタFIREの目的で続けるなら別に問題は無いのですがそれでも私の中では生き残り続けるのはしんどいですね(それすら見通しを立ててやるなら問題ないですがね)。
私はそういった人たちが嫌いでは無いので、たくさんフォローしていますが自分はやりたいとも思いませんね(笑)
見ている分は楽しいので好きですが、実践は恐ろしくて出来ません(苦笑)
日本は世界で稀に見る格差が少ない社会でしたが、インフレ社会が到来し、これからグングン差が開くでしょうね。
日本全体(平均値)で見ると下がり続けて、一部の人間が上がり続ける社会の到来ですわ。
私も人生で今が一番楽しいと思えるように早くなりたいもんです。