まいど、あーくんです。
現在は、自称サイドFIREとして緩く仕事を続けています。
……というのは半分建前です(笑)。
本当は、私がいるアパレル関連業界の状況がかなり厳しく、仕事が減って必然的に暇になっているだけです(苦笑)。
それでもまだ少しでも利益が出ていていたら続ける意味があるのかもしれない。
しかしこのまま続けるにはリスクを伴うようになってきました。
お盆休みも脅威の9連休にして、休み明けはどれだけ注文が入っているかなと少しは期待していたんですがほぼ皆無・・・。
もう続ける意味が無いという確信を日々高めている所です。(私はこれ以上続ける意味が無いという理由を探して納得させているみたい)
ただ、結果的にはこの状況が、私を完全FIREへ向かわせる大きなきっかけになっています。
以前から「いつかはFIREしたい」と何度も書いてきました。
しかし実際には、
「本当に今の資産で大丈夫なのか?」
「まだ仕事を続けた方が安心ではないか?」
「長年続けてきた仕事を、本当に辞めていいのか?」
そんな不安や未練があり、なかなか最後の決断をすることができませんでした。
ところが最近は、自分でも驚くほど行動が変わってきています。
現在の私は、新規の案件をほとんど断っています。
先日も断りました。
つまり、自分から少しずつ仕事を減らし、完全FIREへ向けて動き始めているということです。
と言いましても半分くらいは、各社仕入れ先が急ピッチで在庫圧縮(効率化)の動きが進んでいるから入荷したくても出来ない場合がほとんどですがね(苦笑)
そしてついでに今日も倉庫で要らない商品をバンバンゴミ箱へ捨てていっています(笑)
以前はもしかしたら使えるかもしれないから残しておこうと考えていましたが、使えるも何も辞めちゃうので・・・。
★長年続けた仕事だからこそ、簡単には辞められなかった
私は20代からこの業界で働き始め、気が付けば30年ちかくになります。
正直に言うと、昔からこの仕事が自分に向いていると思っていたわけではありません。
「好きな仕事だから続けてきた」
というよりも、
生活のため。
家族のため。
そして、他にできる仕事があるのか分からなかった。
そんな理由で続けてきた部分も大きいと思います。
しかし、どれだけ嫌いな仕事でも、30年近く続ければ話は別です。
仕事の技術も身に付きます。
取引先との関係もできます。
お世話になった人もいます。
長く続けてきたからこそ、仕事や業界に対する恩や愛着のようなものも生まれます。
だから、
「もう辞めよう」
と頭では考えていても、簡単に会社を閉じる決断はできませんでした。
資産があるから辞められる。
計算上は完全FIREできそう。
それでも気持ちはなかなか追い付きません。
しかし、昨今の業界環境の悪化によって、ようやく決断できたような気がします。
強制退場が目の前に迫っている。
★新規の企画や案件は、やんわり断っています
まだ取引先には、
「会社を辞めます」
とは正式に伝えていません。
そのため、いきなり仕事をすべて断っているわけではありません。
ただ、新しい商品企画や来期の案件については、少しずつ断るようになりました。
すぐに他社に切り替えることが出来る商品は一応受けています。
例えば、
「ちょっと在庫の確保が難しいですね」
「原材料の値上げが大きくて……」
「今後の価格がまだ読めないので、今回は難しいかもしれません」
など、言い方はいくらでもあります。
実際、原材料価格や各種コストの上昇も続いています。
ほとんどは値上げがきつくて本当に難しい件がほとんど。
マジで値上げがキツイ💦
以前のように、
「とりあえず新規案件を受けて、売上を増やそう」
という気持ちには、もうなれません。
やればやるほど赤字が膨らむ可能性もあります。
むしろ今は、
「これ以上、新しい仕事を増やさない」
という方向に気持ちが変わっています。
来期の商品企画を断れば、当然ですが将来の売上は減ります。
経営者として考えれば、少し変な行動かもしれません(笑)。
普通なら、新規顧客を増やし、新しい仕事を受注し、売上を伸ばそうとするはずです。
しかし私は今、完全FIREに向けて会社を整理する段階に入っています。
だから売上を増やすよりも、仕事を増やさず、自然に事業を縮小していく方が自分には合っていると考えています。
ここが経営者の難しい所ですね。
★仕事が少ない今だからこそ、完全FIREへ進める
もちろん、新規案件を断っているからといって、仕事が完全になくなったわけではありません。
今までの定番商品や既存の取引もあります。
ただ、業界全体が不調なこともあり、新しい企画を持ち込まれても、最終的に商品化まで進まないケースもかなり増えました。
「どうせ決まらないかもしれない」
「企画を進めても、利益が残るか分からない」
「今から新しい案件を増やしても、将来は会社を整理する予定」
そう考えると、無理に仕事を増やす必要もありません。
むしろ今の状況は、私にとって会社を自然に縮小する良いタイミングなのかもしれません。
もし業界が好調で、仕事が次々に入ってきていたら、私は今でも、
「もう少し続けようかな」
「あと数年だけ頑張ろうかな」
「お金は幾らあっても困らないしな」
と言いながら、完全FIREを先延ばしにしていた可能性があります。
そう考えると、今回の不調は悪いことばかりではありません。
私に決断するきっかけを与えてくれたとも考えています。
★50代になり、体力の低下も感じるようになった
完全FIREを決断した理由は、業界の不調だけではありません。
最近は、自分の体力が明らかに落ちてきたと感じます。
40歳後半頃からでしょうか。
以前より疲れやすくなりました。
一晩寝れば回復していた疲れが、なかなか抜けない。
朝から仕事をすると、夕方にはかなり疲れている。
そんな日が増えました。
特に、私のような一人で事業をしている人間は、年齢を重ねるほど大変です。
朝一番に出社する。
仕事の準備をする。
倉庫で商品の段取りをする。
必要な商品を注文する。
伝票を作成する。
荷物を配達する。
取引先へ営業に行く。
そして最後に、売上や経費を整理する。
これらを基本的に一人で行っています。(パートさんには短時間で伝票と帳簿整理をしてもらっています)
最近は仕事量が減っているため、以前ほど忙しくはありません。
しかしこの仕事の最大の問題は、拘束時間が長いことです。
荷物が届くまで会社を離れられない。
取引先を訪問するために移動する。
商品を配達する。
短時間で終わる仕事でも、待ち時間や移動時間を含めると、一日の大部分が仕事に取られてしまいます。
会社でボ~としていても家に帰ることが中々できない。
年々、細かい仕事は増えている。
しかし、仕事にかかる時間は昔とあまり変わりません。
時給換算すると、
「アルバイトをしていた方が、効率が良いのでは?」
と思う日も普通にあります(笑)。
ちなみに昨日の売上は3000円でした(苦笑)
★仕事を続けるより、FIREを選ぶ
会社の売上や利益が十分にあり、仕事にも将来性があるなら、もう少し続けていたかもしれません。
しかし現実は違います。
業界全体が厳しい。
新しい仕事も減っている。
利益も以前ほど残らない。
仕事の拘束時間は長い。
そして、自分自身の体力も落ちてきた。
これらを総合的に考えた結果、
「もう無理に仕事を続けなくてもいいのではないか」
と思うようになりました。
私が長年かけて資産形成を続けてきたのも、いつか仕事を辞めるためです。
いずれはこの産業がこのような経済状況になると予想してたからです。
資産運用。
節約。
生活費の見直し。
リスクを抑えた資産形成。
これらを10年以上続けてきました。
そして今、ようやくその準備を使う時が近づいています。
FIREは、仕事を辞めることだけが目的ではありません。
「仕事を続けるか」
「仕事を減らすか」
「完全に辞めるか」
自分で選べる状態を作ることだと思います。
今の私は、その選択肢を使い始めています。
★ある意味、強制的な退場なのかもしれない
正直に言うと、今の状況がなければ、私はまだ仕事を続けていたと思います。
サイドFIREとして緩く仕事をしていたと思います。
それが金銭的にも精神的にも私にとって一番バランスが取れていたと思うから。
文句を言いながら、
「もう少しだけ頑張ろう」
「まだ辞めるのは早い」
「もう少し資産を増やしてから」
と言い続けていたかもしれません。
私は慎重な性格です。
資産が増えても、
「もっとあれば安心」
と思ってしまいがちです。
だから、自分から完全FIREを決断するには、何か大きなきっかけが必要だったのでしょう。
今回の業界不況は、私にとってある意味、
「強制的な退場」
なのかもしれません。
でも、それがなければ決断できなかった。
そう考えると、悪いことばかりではありません。
今の私は、少しずつ新規案件を断っています。
意識的に売上を減らしています。
経営者としては、かなり変な行動です(笑)。
しかし、完全FIREを目指す人間としては、自然な行動なのかもしれません。
★まとめ|新規案件を断り、完全FIREへ少しずつ進む
現在の私は、新規の仕事を増やすのではなく、少しずつ減らしています。
まだ会社を辞めることを正式に発表したわけではありません。
しかし、新しい企画を断り、事業を自然に縮小することで、完全FIREへ向けて準備を進めています。
長年続けた仕事なので、寂しさや未練がまったくないわけではありません。
それでも、
仕事の将来性。
業界の状況。
自分の体力。
これまで準備してきた資産。
すべてを考えると、今が次の人生へ進むタイミングなのだと思います。
これからは、会社を急に閉じるのではなく、既存の仕事を整理しながら、少しずつ事業を縮小していく予定です。
新規案件を断る。
売上を無理に増やさない。
仕事を少しずつ減らす。
今の私にとって、それが完全FIREへ向かう第一歩なのかもしれません。
経営者なのに、自分から売上を減らしている。
冷静に考えると、やっぱり少し変ですね(笑)。


コメント
凄く単純に考えて、日銭3,000円を得るために就労して、
その就労中の事故などで資産運用・管理に支障が出た場合、
その3,000円で生じた損失を補填できますか?
日銭3万円でも難しいし、30万円でも場合によっては難しいのでは?
そう考えると、資産運用収入が就労収入を上回った時点から、
私には就労収入が「焼け石に霧吹き」だと感じました。
余りにもワリが合わない…。
好きな事をしていてトラブル発生なら容認せざるを得ないですが、
小銭を拾う為に車道に出るのは賢い行為とは思えなくなりましたw
>黒田様
いつもコメントありがとうございます。
私はいつもコスパを視野に入れて行動するのですが、いざ仕事のことになるとコスパ度外視してしまうところがある。
非常に悪い癖があるみたいです。
経営上の損益分岐点は非常にシビアに見るのに自分のことになると無視してしまう悪癖。
本当にやめないと。
現在はソフトランディングに向けて進めています。
今月の売り上げはお盆休みが拍車をかけて絶望的ですね(笑)
かといって、もう焦りは無いけど。
廃業がもう目の前に見えてきたので、お金のやり繰りも徐々に明確化してきてちょっとずつスッキリしてきています。
私はFIREの理由に逸失利益が出ないのは凄く不思議です。
就労+投資と言う思想ばかり出るが
労災、事故リスクはゼロと言う思想に成ってる。
まして営業車なんて交通事故と背中合わせです。
加害者に成ったら身体拘束されて今得てる日銭でワリ合うか?
ソレが全く出ないのが不思議です。
ハッキリ言って馬鹿らしいの一言。
アホか!俺が事故なんざ起こすかよ!って誰でも思うし
今日は他人でも派手に跳ね飛ばしてやるか!
と思う人は営業職なんて選択しない(笑)
正に生存者バイアスなんですね。
賠償は保険で云々と成るが身体拘束は不可避。
遊んで居る最中なら自業自得だが得ても得んでもドッチでも良い様な銭の為になんて…
>黒田様
コメントありがとうございます。
なるほど、これは確かに今まであまり考えていなかった視点ですね。
私の中で抜けている視点ですね。
私の場合、FIREを考えるときはどうしても「資産が足りるか」「暴落しても大丈夫か」「インフレに耐えられるか」といった金融資産側と会社経営におけるリスクばかり考えていました。
でも、おっしゃる通り「働き続けることで発生するリスク」もありますね。
私は営業や配達で車を使うことも多いので、事故のリスクは当然ゼロではありません。
自分がいくら安全運転をしていても、相手がいる以上、完全には避けられない。
もちろん保険で金銭的な部分はある程度カバーできますが、事故そのものや、それによって仕事や生活に大きな影響が出る可能性まで考えると、「働いて収入を得ること」にもリスクがあるというのは確かにその通りだと思います。
FIREというと「働かない=リスク」と考えがちですが、逆に「働き続けることにもリスクがある」という視点は確かに面白いですね。
私自身、完全FIREを考えるようになってから、単純に「あといくら稼げるか」ではなく、そのお金を得るために何を背負っているのかを考えるようになりました。
今後ブログでもこの「働き続けることのリスク」について少し掘り下げてみても面白いかもしれませんね。