まいど、あーくんです。
毎年思いますが、夏は本当に暑いですね。
「今年が一番暑いんじゃないか?」
そんなことを毎年言っている気がします(笑)。
さて現在の私は、完全FIREに向けて会社人生の最後の締めくくりを進めています。
今の事業を少しずつ整理し、新しい人生へ向かう準備をしている最中です。
ところが不思議なことがあります。
資産はここまで増えたのに、
「本当にFIREして大丈夫なのか?」
という不安だけは、今でも頭によぎります。
★40代前半までは「2000万円で十分」と思っていた★
40代前半までの私は、とにかく仕事から逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。
仕事をやってもやっても終わりが見えない。
当時考えていたのは、
「金融資産2000万円~3000万円くらいあれば、アルバイトでもしながら生活できるんじゃないか。」
という、いわゆる”ぎりぎりのバリスタFIRE”です。
仕事のストレスから解放されることが何よりも優先でした。
しかし、そこで一度立ち止まります。
「本当にそれで後悔しないのか。」
そう考え、FIREを先送りして資産形成を続ける決断をしました。
★運よく資産は5年間で3倍以上になった★
その後は徹底した節約と相場環境にも恵まれ、資産は約5年間で3倍以上に増加しました。
一方で、昨年からは株式を一部売却し、現金比率を高めています。
インフレ時代に現金を多く持つことは、効率だけを考えれば決して有利とは言えません。
それでも私は、利益を追い求めるよりも、
「大きく減らさないこと」
を優先するようになりました。
50代になり、FIRE前、守るべき資産になってきたからです。
★斜陽産業だからこそ危機感は人一倍強い★
私が30年近く働いてきたアパレル関連業界は、完全に斜陽産業です。
コロナ以降は状況がさらに悪化しました。
周囲から聞こえてくるのは、
- 廃業
- 倒産
- リストラ
- 売上減少
毎日そんな話ばかりです。
先日も長年の取引先が資金繰りに行き詰まり、倒産しました。
新しい取引先を見つけることも簡単ではありません。
斜陽業界の難しいところはまさにここで、代替え先の新しい売り先(取引先)が簡単に見つからないところ。
実は、この流れはコロナ前から感じていました。
だから私は約10年前から資産形成を本格的に始めたのです。
自由のためでもありましたが、それ以上に
「もしもの保険」
という意味合いが強かったように思います。
私は一発で逆転満塁ホームランを狙えるタイプでは無いのは百も承知です。
普段から対策を練り、コツコツと実績を積み上げるタイプです。
★あの時辞めずに思いとどまる日々★
コロナショック直前、私の金融資産は約2000万円を超えたあたりでした。
2000万円を超えると不思議と精神的にはかなり楽ではありました。
しかし冷静に計算すると、まだ完全FIREには全然届きません。
気持ちは今すぐ辞めたい。
でも数字は「まだ早い」と言っている。
その葛藤の中で私は仕事を続ける道を選びました。
生活費はなんとか仕事で稼ぎ、
資産にはできるだけ手を付けず運用を続ける。
今振り返れば、この判断は間違っていなかったと思います。
★資産が1億円になっても不安は消えない★
現在は、FIREシミュレーションを何度繰り返しても、
かなり厳しい条件でも高い確率で生活できそうだという結果にはなります。
おそらく世界恐慌クラスの不況が生きている間に数回きて、日本がデフォルトして、戦争になって敗戦国になるレベルでない限り大丈夫なはず(苦笑)※80%クラスの株式の下落、円の無価値、そしてハイパーインフレと連続で起こるレベル。
それでも毎日のように、
「本当にFIREできるのだろうか。」
と考えています。
さらに欲も出てきます。
旅行にも行きたい。
スポーツジムにも通いたい。
好きな車にも乗りたい。
FIRE後まで節約ばかり考える生活は避けたい。
そんな思いがあるからです。
★不安には終わりがない★
私の頭の中では、いつも最悪のシナリオが流れています。
もうこれは会社員時代からの癖です。
私は神経をすり減らす大きな商談時は特に最悪を想定して動くようにしていました。(そのおかげで何度も助かった)
もし世界恐慌級の暴落が起きたら。
もし10年以上スタグフレーションが続いたら。
もしインフレ率が運用成績を上回り続けたら。
考え始めるとキリがありません。
明日(生きているのか死んでいるのか)どうなるか分からないのに、
30年後、40年後を心配している。
自分でも不合理だと分かっています。
でも、それが人間なのでしょう。
FIREで一番難しいのは、
資産を作ることではなく、
”自分の不安と向き合うこと”
なのかもしれません。
★だから私はポートフォリオを変えた★
以前は、
- 日本株
- 米国株
- ゴールド
- 現金
という比較的シンプルな資産配分でした。
しかし現在は、
- 全世界株式(新興国・欧州も含む)
- 日本株
- 米国株
- ゴールド
- 国債・債券
- 現金
- ビットコイン
へと少しずつ見直しています。
大きく儲けることよりも、
どんな経済環境でも生き残れること。
それを最優先に考えています。
どんな経済環境でもと言うのは、
- インフレ
- スタグフレーション
- デフレ
全ての状況で大きく資産を減らさないことです。
★まとめ★
10年前、私は2,000万円でFIREしようと考えていました。
そして現在は努力の甲斐があり夫婦二人で何とか1億円近い資産を築きました。
しかし、
「本当にFIREできるのか。」
という不安は、当時とあまり変わっていません。
結局のところ、この不安には明確な答えはないのでしょう。
だから私は、
シミュレーションを繰り返し、
資産配分を見直し、
それでも最後は自分で決断するしかないと思っています。
FIREは、お金だけの問題ではありません。
最後に必要なのは、
「自分はもう大丈夫だ」と信じる勇気。
それこそが、一番難しいのかもしれません。
最終的には、答えが出なくても前に進むしかありませんけどね(笑)


コメント
面白い物で「大丈夫か?」で膨らませて行くと後で「自分で徒労を膨らませた」と成る。
コレもっと早く決断したら違う人生が在ったんじゃ無いのか?と成るのです。
そして不可逆だから取り戻せない。正に徒労ですね。
私も徒労を重ね「別に病むほど仕事が嫌いでも無いし…」で続けて居ましたが
ある日思ったのが「労働って全然ワリに合わない」と言う事でした。
単純に資産運用が生む損失を労働収入でカバー出来ないんです。
一日10万円消し飛ぶから日銭10万手取り得られる仕事…なんて私じゃ無理。
じゃあ続けて居ても穴埋めにすら成らない。ソレなのに責任は発生する。
資産が減ったら労働でカバー云々と良く言うけど
持ち玉を一括全決済したら確かに損失は止まるが出来るソレ?
金輪際、取引しない。って出来る?って話です。
出来なければ焼け石に霧吹き状態です。「シュ~」って言うだけです。
だからセミリタイアも絵空事です。全く意味が無い。
じゃあ時間と労力の無駄でしか無いやん。と成った。
まぁ単純な話なんですが人間って色々難しく考えますよねw
>黒田様
いつもコメントありがとうございます。
私ももう辞めるという腹は括りました(笑)
冷静に分析・判断して、業界に残るというメリットが正直に言うともうあまりない。
黒田氏が言われるように毎日普通に数十万円の資産が普通に上下する。
少し前と違い、元本が大きくなりもう自分の稼ぎではカバーできていない。
違う柱として何か安定性をもたせることは必要なのかもしれないが、少なくとも今の仕事では無くなってしまいました。
たらればを言い出したら、キリがないのも重々承知しています。
でも頭によぎる不安。
これはもう理論上のものではなく感情的なもんなんでしょう。
そう考えると先に進んだ方が後悔しないという面では得策と言えます。
そしていざ辞めると「これまでの悩みは何だったんだろうか」となる可能性は高そうです(笑)
まぁ騙されたとしても一億有るんだから
余程の事が無いと大丈夫だし
此処まで積んだ経験を持つ人間が突然
馬鹿みたいに散財するとか在り得ない訳です。
じゃあ「サッサと辞めりゃ良かった」と成るのは道理ですよ。
そうは言っても取引先も在るし
後の事なんざ知るか!とは出来ませんわねww
>黒田様
ありがとうございます、確かにです。
今年中の廃業を目標に立てて頑張ります。
というか今の業績のままだと今年中に辞めておかないと少し大変なことになりそうです。
今が絶好のタイミングに入ったかな。株投資で言うと利確。
お盆中のほとんどは私が料理担当ですし、FIREしたらジムにも行きたいです。