まいど、あーくんです。
現在、私は完全FIREに向けて会社の整理を少しずつ始めています。
約30年間携わってきたアパレル関連の私の仕事人生も、いよいよ終わりが見えてきました。
ところが最近、自分でも不思議なくらい心が落ち着きません。
怒りというほどではありません。
でも、心の奥底で常にイライラしているような感覚があります。
妻も同じように疲れている様子なので、最初はこの異常な暑さのせいかと思っていました。
しかし考えてみると、本当の原因は別にありました。
FIRE目前なのに、まだ仕事が気になる
もうすぐ会社をたたむ予定です。
それなのに、毎日のように業績を気にしている自分がいます。
既に新規案件も断っているのに(苦笑)
本来なら、
「もう辞めるのだから気にしなくてもいい。」
そう思うはずです。
しかし、約30年間この業界で仕事をしてきました。
好き嫌いは別として、それだけ長くいると自然と愛着が湧くものです。
だから業界全体の景気が悪化していく姿を見るたびに、どうしても心がざわついてしまいます。
業界全体が止まり始めている
現在のアパレル業界は、本当に厳しい状況です。
私自身、30年近くこの仕事をしていますが、ここまで市場全体の勢いが失われたのは初めてかもしれません。
実際に受注は大きく減少し、価格転嫁も簡単ではありません。
さらに原材料価格や物流コストの上昇が利益を圧迫しています。
先日も名古屋を中心に関連企業の倒産が相次いでいるというニュースを目にしました。
私の会社は直接の影響は受けていません。
しかし、今後どうなるかは誰にも分かりません。
ただこれだけは言えます。
いつまでかかるのか分かりませんが、しばらく復活する機会は絶対にありません。
今後は淘汰待ったなし!!
不況ではなく「構造変化」が始まった
私は今回の状況を、単なる不況とは考えていません。
もっと根本的な、日本経済そのものの構造変化だと感じています。
今はその真っただ中。
デフレ時代は、多品種・小ロットでも何とか勝負できました。
在庫なるべく置かずにリスクを下げて、アウトソーシングをして外部委託することでさらにリスクを下げる。
そして多品種で利便性を高めて勝負する。
もともとこのビジネスモデルはインフレに弱い。
しかし現在はインフレです。
原材料費、人件費、物流費など、あらゆるコストが上昇しています。
その一方で、市場そのものは縮小しています。(商品に価格転嫁が進んでいき、売れなくなってきた)
つまり、
「コストは増えるのに、売れる数量は減る」
という最も苦しい状況になっています。
これでは中小企業ほど厳しくなるのは当然です。
もちろん元気な企業もあります。
ブランド力がある会社。
独自技術を持つ会社。
海外展開に成功している会社。
大量ロットを販売処理できる会社。
そうした企業は今後も成長していくでしょう。
しかし業界全体というマクロ視点で見ると、厳しい流れはしばらく続くと私は考えています。
私はもう、この競争には戻れない
50代になって感じることがあります。
それは、
「(残念ながら)もうこの競争には戻れない」
ということです。
もちろん大きなリスクを取れば、成功する可能性もあります。
しかし失敗したときに失うものも、若い頃とは比較になりません。
家族。
時間。
老後資金。
健康。
今の私にとって最も大切なのは、それらを守ることです。
だから私は長い年月をかけて準備をし、FIREという選択をすることにしました。
イライラの正体は無力感だった
最近感じていたイライラの原因を考えてみました。
すると、一つの答えにたどり着きました。
私は、
「何もできない自分」にイライラしていた
のだと思います。
業界全体が大きく変わろうとしている。
しかし、その流れを個人の力で止めることはできません。
長年この仕事に携わってきたからこそ、その現実を受け入れるのが難しかったのでしょう。
時代の変化の波に乗ることが出来ない。
残念ながらこれが「老い」と言うものなんでしょうかね。
激動の時代だからこそ選択肢を持つ
とはいえ、悲観しているわけではありません。
歴史を振り返れば、どんな産業も栄枯盛衰を繰り返しています。
一度市場が縮小しても、その後には必ず新しい技術や新しいビジネスモデルが生まれます。
焼け野原になった後には、新しい芽が育つ。
私はそう信じています。
だからこそ、今は無理に流れに逆らうよりも、一歩引いて時代の変化を見守ることを選びました。
まとめ
約30年間続けてきたアパレル業界を離れることに、寂しさがないと言えば嘘になります。
しかし今は、自分の人生を優先する時期だとも感じています。
FIREは仕事から逃げることではありません。
自分の意思で「続ける」か「辞める」かを選べる状態を作ることです。
これから私は一歩引いた立場から時代の変化を見守りながら、事の顛末を見届けようと思っています。
長年この業界に携わってきた一人として、その行方を静かに見届けたいと思います。


コメント
残念ながらこれが「老い」と言うものなんでしょうかね。
僭越ながら申し上げますがコレは違うと思いますよ。
次のステージに移った人間には過去に関わっていた現場と
価値観が乖離して行きます。解っている様で解らない。
コレ当たり前なんですよね…だって他は必死に成ってるのに
自分は余所見をして居るんだから同じ速度で走れる訳無い。
そして余所見が悪いのか?と言うとソレは何を見て居るか?
と言う話で良し悪しの話では無い。
そして余所見で発見した違うステージに飛び乗ったら
コレが楽しくて仕方ない…と成れば簡単に過去のステージを
見限る。昨日のチラシか…って言う位の温度差に成る。
知らない話じゃ無いが今更、詳細を掘り下げた処で…と成る。
まぁ次のステージで何でも良いから思って居る事を
1つ履行して見て下さい。メッチャ楽しいです!
私は今ジムに行ってますが休館日以外は毎日行きます。
ジムに行ってスタジオプログラムを履行する前なのに
ジムに付いただけで何もして無いのに
最高血圧150越えとかに成るww普段は120後半です。
ソレをchatGPTに投げたら「遠足前の小学生ですか?中年過ぎのオッサンが…」
と呆れられるレベルですwその位FIREは楽しいですよ。
>黒田様
いつもコメントありがとうございます。
先ほど同業の社長と昼ご飯を食べに行っていて同じような「他は必死に成ってるのに
自分は余所見をして居るんだから同じ速度で走れる訳無い。」みたいなことを話していました。
最近、熱量が違いすぎて話が合わないことが多すぎるって(笑)
その社長はあと2年以内に定年退職らしいのですが、それ以内に早期退職するか最近ずっと考えているらしい。
そういった感覚の持ち主なので当然、会社に残らないといけない人間や若い人間とは熱量が違うのは当然です。
私と同じ。だから私と仲が良い。
スポーツジムは私もFIREを始めたら絶対に行く予定です。(平日の昼限定コースかな)
昔は通っていたんですが、仕事と節約のために本気でFIREを目指すためにやめましたからね、ぜひ再開したいです。
筋肉はすべてを変えます(笑)
これまた節約のために乗り続けていた車も今年中に買換え予定で進んでいます。
確実にFIREへ向かって準備中です。
なので最近は会社業績が異常に悪化していますが、金銭的には何にも感じないのでマジでFIRE目指していて良かったです。
周りは嵐が吹き荒れているが、私は台風の目の中なのか無風(苦笑)
仕事の対する未練は、長い年月をこの世界で過ごしていたので情が残っているという感じなんでしょうかね。
恋愛で言うと「愛していないけど情はかすかに残っている」みたいな?