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理想を追いかけるあまり人生を硬直化させていませんか?

まいど、あーくんです。

現在は自称サイドFIRE民として緩く仕事を続けています。

私はこれまで「コスパ」や「タイパ」を常に意識した行動をしていたように思います。

無駄な動きをなるべくしない。

30歳後半以降は特に無駄な行動をそぎ落として、自分の中で必要なこと有益なことへ集中して行動していたように思います。

例えば短期間でお金を貯めたいのなら、無駄な交流や資産を増やすために必要でない行動はとらない。

そして利益が出にくい無駄と思われる仕事を極力やらない。

これにより効率的に効果を発揮する場合が多い。

住宅ローンを払いながら、私が約10年間で約7000万円を貯めるにあたっては正にそうです。

普通に余剰資金を貯金だけしていたら、こんなに貯まらなかったのは明白です。

小さな企業に勤め、特段に給料が多かったわけでもない凡人の私が確実に目標を達成するには、無駄な行動や無駄な時間をなるべく慎む。

それを徹底することにより、短期間で目標を達成することが出来ました。

と言いましても最初の目標金額は2000~3000万円のライン。※初期のブログを読むとよく分かります。

期限10年以内だと当初はこれが限界だと考えていました。

それがあれよあれよといううちに資産増加が加速して今に至ります。

しかし私は代わりに貴重な40歳代の10年間を他の事に費やすことはほぼ無かった。

全集中しすぎて、すっからかん(苦笑)

これは吉なのか凶なのか?

得るものも大きかったが、失うものも大きかったのかもしれない。

「富裕層」「準富裕層」には成れたのかもしれないが、「楽しかった思い出」と言える経験貯蓄なるものが何もない。

旅行と言われる思い出なんてそれ以上前のことしか覚えていない。

仕事の付き合いも基本的に断ってきた。

人間的にはなんと薄っぺらいことか!!

これは今一度よく考える必要がありそうです。

現在52歳。

なぜ10数年前にこのような極端な行動に出たのか?

それは仕事への不満の件もありましたが、おそらくそれよりも少し前の不妊治療の終了です。

治療代でこれまで貯めていた資金が底を尽きかけ、子供を授かるのを泣く泣く諦めたこと。(当時は保険対象外の就職氷河期世代です、この数年後に当時の菅総理が2022年に保険対象にして愕然とした。もうちょっと早かったらあと何回チャレンジ出来ていたか!!)

諦めたことにより私の今後の人生をどう生きていけばいいのか分からなくなりました。

なぜならこれまでの私の歩んできた人生プランは一般的な人生プランだったからです。

両親のような結婚して、子供を産んで育てて、家を購入して、一生懸命に定年まで仕事をして、年金をもらいながらたまには孫を見てほくそ笑む人生・・・。

「(子供がいないのに)何で一生懸命金を稼がなあかんの?」

「(子供がいないのに)何を目標にして今後の人生を歩んだらいいの?」

私は無意識のうちにその生き方を刷り込まれていたため、それが崩れ去った時にそう鬱状態が酷くなっていった。

そこから数年にわたり、当時は理由が分からない精神不安定な状態に陥っていきます。

数年後、私はよく覚えていませんでしたが嫁さんが、

「子供を諦めた当時、あーくんが必死にお金を貯めようって言ったから私も頑張って協力した」と言ってました。

だから夫婦二人で少しでも安心して生きている術を身に付けるために現在へと続く行動へ大きく方向転換した。

しかし生きることに必死な仕事人間の平凡サラリーマンからサイドFIRE民に移行できたことにより見える世界が変わったのは確か。

人生の保険がFIの部分Financial Independence「経済的自立」。

サラリーマン時代なら、会社と言う小さな枠組み(ルール)の中でどう生き残るべきかを考えざるを得ない。

それは仕方が無いこと。

だってその世界しか見たことが無いから。

業界・会社と言う小さな檻の中でどう生きるかを考えるしかない。

もし今でもFIREを目指していなかったら、おそらく私は必死になって小さな檻の中で生きていただろう。

もしくは(他業種進出など)軸足を変えるだけで、仕事そのものを必死になってしがみついていただろう。

だってFIREを知るまでは、この道しか知りませんでしたからね(苦笑)

日本人は良くも悪くも一つの事をコツコツと極めることが美徳であり、得意な人が多い。

何も文句も言わず黙々と仕事を続ける人に賞賛があつまる。

それはとても素晴らしいことだ。

しかし一部を除き、それは多くの人にとって苦しい道のりだ。

極めると言う行為は先端を尖らしていく行為と同じ。

どんどん深く狭くなっていく・・・。

「極めていく」のと「視野を狭くする」のは同じようで全く違う。

人生を賭けてまで没入できる一部の人は良いだろう。

しかし私のような自分で勝手に描いていた理想のために仕事を続けていた人間がこれをやり続けるのは地獄だ。

しかしFIREの概念を知り、これまでの枠組みの外へ出て見ると意外と色々な景色が見えてくる。

私の場合は副業や不動産投資など色々と試して最終的に株式投資だったが、働いている業界は再編成中の不景気真っただ中だが、外には好調な業界も多いということが分かる。

そこへの直接関与である転職は(実力不足で)無理だが、投資をすることによって利益の一部を還元してもらうことが出来る。

無駄に思えるような経験は時には点と点が線になり、つながる場合がある。

そして本当に無駄だった場合でも、何年後に急に役に立つ場合もあるから面白い。

私は描いた理想とは少し違う自称だがサイドFIREを一応達成出来ました。

前回のブログで嫁さんが先にFIREをする予定です。(しばらくゆっくりしたらパートをするらしい)

私もベストな頃合いを見て、慌てず完全FIREに切り替える予定。

私もそうでしたが、人間とは無意識のうちに「こうあるべきだ」と自分の枠に縛られて、そう言い聞かせて、その道を歩もうと行動します。

しかしその枠から修正できないレベルで道から外れていくと精神が無意識のうちに不安定化していきます。

これはちょっとやそっとの対応では治りません。

私も人生そのものの方向転換に踏み切ってそうなるまでに約10年間以上を費やしました。

一見すると「無駄」と思えることが今後の人生を左右することが大いにあります。

無駄ってやればやるほど想定外のことが起こると柔軟に対応しやすくなるんですよね。

よく言ったもので「急がば回れ」です。

コスパやタイパにこだわりすぎて人生を硬直化するのだけは避けてほしいですね。

あー君: HNあー君 1974年生まれ。寅年のA型。現在は関西に在住。 セミリタイアに向けて資産運用中。 FIRE・サイドFIREを目指して日々お知らせいたします。
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