まいど、あーくんです。
現在は、ゆるく仕事を続けている自称サイドFIRE民です。
>最近かなりイライラしています(苦笑)。
というのも、仕事は忙しい。
しかし注文が増えているわけではない。
逆に極端に減り続けている。
増えているのは、値上げ関連の打ち合わせばかりです。
つまり、売上につながる仕事ではなく、手間ばかり増えている状態。
株式市場は活況なのに、中小企業の現場では地獄絵図です(苦笑)
今回は、そんな現場で感じている**「5月から本格的な値上げ地獄が始まるかもしれない話」**を書いていきます。
もくじ
★私は52歳・就職氷河期世代。そしてFIRE準備中★
私は比較的初期の就職氷河期世代、現在52歳です。
浪人して大学へ入り、卒業する頃には予想に反して就職環境はさらに悪化。
その後も何とか踏ん張りながら働き続けてきました。
ですが、ここにきて時代は大きく変わりました。
- インフレの加速
- 円安の進行
- 原材料価格の高騰
- 中小企業の体力低下
これまでの常識が通用しない社会になりつつあります。
そのため私自身も、緩くサイドFIREを続けることから完全FIREへの準備を本格化しています。
もう今の仕事を緩く続けること事態が不可能に近い環境になりつつある。
市場環境、自分の年齢、残された時間。
それらを見ながら、近いうちに大きな決断をするつもりです。
★アパレル関連業界で起きている異変★
私の会社はアパレル関連業です(詳細は伏せます)。
どちらかと言えば、製品になる前の素材を扱う川上側の仕事です。
ここ最近、中東情勢の影響などでナフサ系原料不足の話はニュースでも出ているのでご存知かと思います。
私はどこかで少し楽観視していました。
「一時的なものだろう」
「多少値上げして終わるだろう」
そんな認識でした。
ですが現実は違いました。
あまかった。
★値上げ率40~80%、商品によっては250%超★
直近で届いた情報では、価格改定のレベルが異常です。
- 通常でも40%前後の値上げ
- 商品によっては250%超
- 価格未定(時価)扱いの商品まで登場
正直、ここまでくると売れる・売れない以前の問題です。
私は本気で血の気が引きました。
5月から順次値上げ。
6月以降はさらに本格化。
店頭に反映されるのは在庫の都合で少し先ですが、早ければ8月、メインは9月以降の秋物シーズンでしょう。
その頃には、多くの人が現実を知ることになるかもしれません。
さらに値段が高い低いのレベルも過ぎつつあり、製造するか辞めるかの二択を迫られている状況。
これまでは永遠に値上げ申請が来るのは同じですが、半年に一度・年に一度くらいのペースで1割前後の値上げ申請が来るくらい(それでも高いが)
取扱い商品が多岐に渡るので毎月何かが上がっている感じ、しかし今回のように最低でも4割からみたいな値上ケースは初めてです。
★アパレルだけでは終わらないはずだ★
これはアパレル業界だけの話ではないと思っています。
特に影響が出やすいのは、
- 建築業界
- 飲食業界
- 自動車・重工業などの製造業全般(特に小さな規模の下請け企業)
- 小売業・サービス業
など幅広い分野です。
原材料・輸送費・エネルギーコストが上がれば、最終的にすべての商品価格へ波及します。
つまり、
商品は売れないのに、価格だけが上がる。
典型的なスタグフレーションです。
★零細企業は本当に厳しい時代へ★
おそらくですが今回の件でまだ辞めることが出来る中小企業の経営者たちはもしかしたら一斉に廃業に踏み切り可能性が高まりました。
大企業はまだ耐えられます。
資金力もあり、価格転嫁もしやすい。
市場シェアを握っている。
銀行との関係も強い。
しかし零細企業は違います。
- 利益率が薄い
- 値上げしづらい
- 体力がない
- 人手不足
- 売上減少中
ここに原価高騰が来れば、かなり厳しい。
すでに支払い遅延の話もあちこちで耳に入ってきています。
今後景気が回復しなければ、夏以降に倒産件数が増えても不思議ではありません。
★私が会社で取る行動★
① しばらく仕事は慎重に受ける
今後怖いのは、長納期案件です。
受注時の原価と、納品時の原価がまるで違う可能性があります。
場合によっては、
- 利益ゼロ
- 赤字受注
- 材料確保できず納期遅延
こういったリスクもあるでしょう。
資金力のない会社ほど、慎重になるべき局面だと思います。
② 廃業ラインを決める
私自身は、今回の件でかなり現実的に考えています。
「資産が○○円を下回ったら撤退」
このように数字で線引きする予定です。
感情でズルズル続けると、最終的にダメージが大きくなるからです。
年齢の件も相まって、それこそ取り返しがつかない可能性があります。
★個人でやるべき資産防衛★
① 現金だけに偏りすぎない
生活防衛資金は大切です。
ですが、インフレ局面では現金価値が目減りします。
そのため私は、
- 金(ゴールド)
- 一部コモディティ
- 分散投資
なども意識しています。
しかしあくまでも資産拡大目的ではなく、資産防衛の為の投資です。
私の目的はあくまでもFIREですからね。
現年齢もあり、途中で「生活出来ないから復帰する」いう訳にはいきませんので分散を徹底しています。
② 高値掴みには注意
株式市場はインフレで表面上強く見えることがあります。
しかし実体経済が悪化すれば、いずれ業績相場に戻ります。
私は現時点では慎重姿勢です。
現金比率をある程度高めつつ、機会を待っています。
そして一部はインフレ対策としてコモディティ関連、そして景気後退局面ではディフェンシブ関連株を中心に購入しています。
★40代・50代こそ守備型ポートフォリオを★
若い世代なら、時間があります。
しかし40代・50代は違います。
失敗して取り返す時間が限られています。
だからこそ、
- 過度なレバレッジを避ける
- 生活コストを抑える
- 守備型資産配分にする
- 無理な仕事を抱え込まない
この視点が重要だと思っています。
そして株価が50%以上下落した場合でも何ら生活には問題が無いレベルの資産を既に保有しているのなら別ですが、私のように数千~億円レベルの資産保有なら特に守備型ポートフォリオがベスト。
守備型ポートフォリオとは、株式・債券・金コモディティ関連・生活防衛資金をバランスよく配置するポートフォリオのことです。
しかも私は株式投資も分散投資を徹底しています。(成長株からディフェンシブ株、さらに先進国から新興国まで幅広く配置)
★私の最後の大きな決断が近い★
これから数か月が勝負です。
- 損切りして仕事から撤退し完全FIREへ進むか
- もう少し耐えて収入を確保するか
ただ、正直に言うと——
今の環境では、後者のほうがリスクが高い可能性すらあります。
無理して働き続けて、資産まで削る未来もあるからです。
なので私は前者の確率が今のところは高い。
自分で時流に抗うよりも、資金力・優秀な人材が集まる一部上場企業に投資したほうが生き残る可能性が高いと見る。
★まとめ|逃げることは負けではない★
昔は「続けること」「逃げないこと」が正義でした。
でも今は違います。
撤退する勇気、守る判断、逃げる選択。
それも立派な戦略だと考えるようにしています。
私は現時点では、正直いって会社を続けるメリットがあまり見えていません。
どちらかというとリスクの方が高い。
でももう少し様子を見て私自身、この数か月で人生の方向性を決めることになるでしょう。
また進展があれば、このブログで本音を書いていきます。

