X

リーマンショック・コロナショック時の対策は次の経済危機に使える?①

まいど、あーくんです。

私は現在緩く仕事を続けている自称サイドFIRE民です。

目標だったFIRE用運用資金7000万円を突破したので、現在は守りを固めるべく現金比率や債権比率、そして実物資産(金)比率を少しずつ高めています。

「マジで最近50%以上暴落したら良いのに」と悪魔が囁く(笑)

最近思うのは今回の景気拡大期間が異常に長く、しかも景気後退時からの回復期間が短すぎてSNSなどでは「下落は買い」みたいなコメントで溢れていることです。

何なら下落や暴落について語ろうものなら「売り煽り」みたいなレッテルを貼られる感じです。

「延々と下落を言っておけばそりゃいつかは下がるだろうが」

みたいなコメントで溢れています。

何なら投資の神さまウォーレン・バフェット氏に対してもイチ素人が「引退したから、現金保有を上げているだけだろ」とバカにしている始末。

言っていることは理解できますが、本当にそうなんでしょうか?

どんなに下落しようが1年や2年ですぐ元に戻る短期間なら結果的には買い場だったのかもしれません。

しかし過去には約10年間近くも元に戻らない時が何度かあります。

何なら米国株中心から他国や債券にパラダイムシフトが起こった過去も何度もあります。

最新の金融政策だと対策出来ることが多くあるので相場がすぐに戻っているのは確かです。

だからといってこれからも必ず○○ショックが起きてもすぐに相場が戻るとは限らない。

買い増しのチャンスだとは限らない。

私は直近数十年間の上昇相場に乗ることが出来たから大きく資産を増やすことが出来ました。

しかしそれは私の実力でもなんでもなく、単に時流に乗れただけ。

何なら運が良かっただけです。

なのでまずは過去の二回(リーマンショックとコロナショック)の暴落時にFRBが行った政策をまとめます。

間違っていたらすみません💦

でもこれは私がすぐに行動できるように頭を整理するための記事でもあります。

避難訓練と同じように平時に訓練しておくことで危機時に落ち着いて対処できますし備えて準備が出来ます。

スポンサーリンク
w広告画面下左




★🏦 リーマンショック(2008)でFRBが行った主な政策★

分かる範囲でざっくりですけど、リーマンショック時では株価の下落はこんな感じでした。

  • 米国株(ダウ平均株価):約53.8%下落
  • 米国株(S&P500):約56.8%下落
  • 日本株(日経平均株価):約41%下落

日本株が意外に下落幅が低いでしょ?

震源地ではないのもありますが、単純にこれ以上下げる余地があまり無かったんです。

政策金利の大幅引き下げ(ゼロ金利へ)

  • 景気悪化に対応し、FF金利をほぼ0%まで引き下げ。

量的緩和(QE)の開始

  • 国債やMBS(住宅ローン担保証券)を大量購入し、市場に資金を供給。
  • これが後に「QE1」「QE2」「QE3」と続く。

緊急貸出制度(13条3項)の活用

  • 破綻寸前の金融機関や市場に流動性を供給するため、特別な貸出制度を創設。
  • 例:CPFF(コマーシャルペーパー市場支援)、TALF(証券化商品市場支援)など。

★🦠 コロナショック(2020)でFRBが行った主な政策★

※今回の検索結果は主にコロナ対応に関する情報でしたが、FRBの公式記録や一般的に確立した知識に基づく説明です。

私が分かる範囲でざっくりですけど、コロナショック時はリーマンショックをさらにグレードアップさせた政策だったように思われます。

政策金利を0.00〜0.25%へ引き下げ

  • 伝統的な金融政策として即座にゼロ金利へ。

大規模な量的緩和(QE)

  • 国債・MBSの“無制限”購入を宣言し、市場の混乱を抑制。

企業債の買い入れ(前例なし)

  • Secondary Market Corporate Credit Facility(SMCCF)を創設し、 企業の社債や社債ETFを購入
  • これはリーマン時には行われなかった“異例の措置”。

緊急貸出制度の大拡張(13条3項の活用)

  • コロナ対応のため、複数の新しい信用供給プログラムを創設。
  • CARES法(財政支援)と連携して実施。

ドル資金供給(スワップライン)

  • 世界の中央銀行にドルを供給し、国際金融市場の混乱を抑制。

★🔍 リーマンショックとコロナショックの比較★

項目 リーマンショック(2008) コロナショック(2020)
金利 ゼロ金利へ ゼロ金利へ
QE 国債・MBS購入(QE1開始) “無制限”のQE
企業債買い入れ なし 社債・社債ETFを購入(SMCCF)
緊急貸出 金融機関中心 企業・自治体まで対象拡大
財政との連携 限定的 CARES法と連携

年々規模が大きくなってますな(笑)

ただそのおかげで比較的短期間で株価が回復しています。

だったら今後もこれらの事をしていけば何が起きても大丈夫なんでしょうか?

★⚠️ FRBの危機対応策に伴う主な問題点★

先ほども言いましたが、すぐに相場が戻るのならリスクをパンパンに引き上げたままでも基本的には問題ないはずです。

だって少し我慢すれば相場が戻るから・・・?

そして現在はそういった戦略の人が多いのも事実です。

①🧨  モラルハザード(救済を期待してリスクを取りすぎる)

  • 金融機関や企業が「最悪でもFRBが助けてくれる」と考え、 過度なリスクを取るインセンティブが生まれる
  • 特にコロナショックでの企業債買い入れは、 「ゾンビ企業を延命させる」と批判された。
最近はこの兆候がかなり見られます。
「下落は買い」みたいな論調が多く見られます。

②💹  資産価格の過剰上昇(バブル形成のリスク)

  • 大規模な量的緩和(QE)で市場に資金が溢れ、 株価・不動産価格が急上昇しやすくなる。
  • 実体経済が弱いのに資産価格だけ上がる「金融バブル」につながる可能性。
最近はインフレもあり資産が大幅に増幅しています。
実体経済は良いのでしょうか?
少なくとも私の業界は良くありません(苦笑)
ただこれらの動きはじゃぶじゃぶのお金(QE)の行き場が投資市場に向かっているだけともとれますな。

③💰 格差拡大の助長

  • QEは資産を持つ人(株式・不動産保有者)に恩恵が集中しやすい。
  • 一方で、資産を持たない層には恩恵が届きにくく、 富の格差が広がるという批判が強い。
私もそうですが、この数年間で恩恵を受けることが出来ました。
だからといってこれからも受け続けることが出来ると考えない方がいいです。
なぜなら大規模な量的緩和はドルや円などの通貨の価値を下げ、インフレを助長し永遠には維持できないからです。

④🏦  中央銀行のバランスシート膨張

  • 国債やMBS、企業債などを大量に買い入れた結果、 FRBのバランスシートは歴史的な規模に膨張。
  • 将来の出口戦略(保有資産の縮小)が難しくなる。
あまりにも大きな金額を市中に放出しているので、米国しかり日本も出口戦略があまりにも時間が掛かる。
バランスが大きく毀損した時、いつかは崩壊する可能性があります。

⑤📉 金利正常化の難しさ

  • ゼロ金利+大量の資金供給により、 金利を上げると市場が過剰反応しやすい構造ができてしまう。
  • 実際、2022年以降の急速な利上げは市場に大きな混乱をもたらした。
いい例がご存知のように日本ですよね。
ゼロ金利になれちゃって金利を少し上げるだけで大きな混乱を起こしやすいです。
しかも最近は円キャリートレードの逆回転が始まり、世界が混乱するかもまで言われています。(長期金利の上昇)

⑥🧾 財政との境界が曖昧になる

  • コロナショックでは、企業債買い入れなど「準財政的」な政策が増えた。
  • 中央銀行がどこまで市場や企業を支えるべきか、 民主的な統制の観点で議論が必要とされる。
  • FRBが特定の市場(国債、MBS、社債)に大量に介入すると、 本来の価格形成メカニズムが歪む
  • リスクの価格付けが適切に行われなくなる可能性。
中央銀行がETFや企業債の買い入れなどをしすぎたせいで売るに売れない状況になりつつあり、市場のゆがみが指摘されています。

★🎯 (まとめ)何度も使える代物ではない★

FRBの危機対応は「市場崩壊を防ぐ」という点で極めて重要だったけれど、 副作用として、バブル・格差・モラルハザード・出口戦略の難しさなどの問題が生じています。

危機時には必要でも、平時にどう正常化するかが最大の課題です。

現に今も副作用として世界中がインフレを中々抑えこめていない。(ウクライナ紛争がきっかけかもしれないが問題はそこだけではない、通貨量が多すぎる問題)

そして今も上記二つの危機で流通した通貨の回収が収束していない。

要するに金融が正常化に戻っていないともとれる。

もし次の大規模な経済危機が起こった場合、これ以上の上記の救済策を出せるのでしょうか?

私は甚だ疑問です。

それこそもっと副作用が大きくなる可能性がある。

ドル離れが加速して止まらない可能性すらある。

インフレが一層に酷くなる恐れがある。

要は上記の危機対策は何度も使える打ち出の小槌では無いってこと!!

やればやるほど通貨の価値が下がる。

だから金や株価が上昇している訳なんですけどね。

②は危機対策としてどのセクターが有利なのかを簡単に調べます。

あー君: HNあー君 1974年生まれ。寅年のA型。現在は関西に在住。 セミリタイアに向けて資産運用中。 FIRE・サイドFIREを目指して日々お知らせいたします。