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氷河期世代、セミリタイアに向けてラストスパート!!

まいど、あーくんです。

前回のブログで今年の4月からセミリタイア(サイドFIRE)すると宣言しました。

といっても基本的には現在の仕事を大幅に縮小して継続するだけです。

不況が続く現在働いている会社が廃業するので、私がアルバイトレベル(フリーランス)で数件の顧客だけを続けて取引するというものです。

最悪売り上げが少なく給料が出ない月もあるかもしれませんが、それも想定内です。

収入幅は広いですが、年間で120~240万円あたりの給与を目指します。

これまでと違い自分の稼ぎ分だけで良いのでかなり気がラクになります。

今は着々と新しい法人に向けての手続きと税理士との打ち合わせ、顧客と仕入れ先との話し合いです。

信用がまだあまりないので仕入先はだいぶんと絞られそうです。

税理士には、新会社の設立での仕事の継続、そして法人を利用しての資産管理と節税の説明を勉強中です。

しかしいまいち理解が出来ません💦※税金って難しいです。

今年で私も50歳の大台になります。

かなりのおっさんです(苦笑)

コツコツとFIREを目指し10数年かけてようやくここまできました。

紆余曲折で想定通りとはいきませんでしたが、ようやくゴール?スタート?に立てそうです。

僕ら就職氷河期世代は特にそうかもしれませんが、思い返しても結構大変な半生でした。

人が多いのに求人は極度に少なく就職活動は大苦戦。

やっと就職できてもブラック労働当たり前。

安い給料でサービス残業。

耐えられずに転職するもどこも似たような感じ。

正社員になれただけでも有難く、溢れた人間は派遣社員かフリーター。

当時は今考えればうつ病の人がたくさん発生。(当時はうつ病という概念がほとんど無く、一般的に精神の甘えと思われていた)

上の世代が詰まってポストが無い。

上に立っても何も報われず、上の世代と下の世代の板挟みで精神と体力が削られる。

ようやく仕事のスタイルが確立しそうな時にリーマンショックですべて振り出し。

ただのやり直しなら何とかなるが、これを境に労働環境の変化が急激に進む!!(とても良いことなのだが、私たち世代は置いてけぼり)

市場が回復してきたら、一転して人手不足が始まり、売り手市場。

当然給料を多く出せない中小企業には人は集まらず、僕らが結局サービス残業。

給料や将来に不安を感じ、責任をきちんと持てるまで、もうちょっと、もうちょっとで婚期や子供を逃し・・・。

もう年齢的に後がないと気づき、慌てて結婚、不妊治療。(私たち夫婦はフル回転で共働きしました。)

しかし当時は今と違い保険などなく全額自己負担。

500万円以上費やして、資金が枯渇する危険になり諦める。

その時にこれまで自分が考えていた理想の生活像(夫婦像)が崩れていきました。

これを機に自分の今までの人生を真剣に考え直すことに。

悩みに悩んで「セミリタイア」、今でいうサイドFIREという概念を知る。※子供が出来ていたらまた違った人生だと思います。

これまで価値観での結婚し、仕事を頑張って、適度に贅沢して、子供を授かり、一生懸命育て定年まで仕事を続ける。

私にはこの生き方はハードルが高かった・・・。

そこで負のループを終わらせるにはFIREしかないと思い、10年以上かけて今に至るという感じ。

これまでの親世代を含めて多くの人間が辿ってきたいわゆる普通の人生を送ることが出来ないと理解して、180度人生を転換するに至った。

それが今のFIREへの道。

今となっては仕事を辞める、続けるなんてどうでもいいんです。

問題はこれまでの理想としていた生き方を真向に否定する生き方を見つけること。

そこに答えがあるのではないかと・・・。

私と同世代の人間には多かれ少なかれ同じような境遇を感じる人も多いかと思います。

年齢を重ねるたびに「足るを知る」を感じるようになります。

他の世代(特に上の世代)と比べても仕方がない。

手探りで始めたセミリタイアの完成が近づき、ようやく自分なりの「経済的自立」が出来そうです。

私たちの世代は社会的にも経済的にも行政的にも上下の世代に比べるときつかったと思います。

常にお金への不安が人一倍強い世代かもしれません。

おそらく今後は僕らの世代は年金を大幅カットに動くと考えられます。

社会に出てから死ぬまで、永遠とお金の苦労が押し寄せる世代でしょう。

しかし生きている以上、逃げるわけにもいきません。

逃げる先に幸せなど無いのだから!!

特に私たちの世代は、上下の世代と違い自分で勝ち取らないといけません。(なんでも自己責任の世代)

その一つの手段として「FIRE」があってもいいんじゃない?

仕事をしようが辞めようが自分で決めることが出来ると思うだけでも幸せかな?

奴隷のように働かせられた世代だけに自分に決定権を持つことが何よりも安心感につながる。

何なら日本を諦めて海外に活路を見出すことも出来る。

そういった選択肢を多くもつことが可能になるのが「FIRE」だと思っています。

常にアンテナを張って行動しないと喰われる世代なのだから・・・。

あー君: HNあー君 1974年生まれ。寅年のA型。現在は関西に在住。 セミリタイアに向けて資産運用中。 FIRE・サイドFIREを目指して日々お知らせいたします。
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