まいど、あーくんです。
現在は緩く仕事を続けている自称サイドFIRE民です。
今回は緊急で近い将来来るかもしれないオイルショックについて書きました。
最近の中東情勢はヤバいですね。
ニュースを見ていると当初の短期戦(楽観論)が徐々にトーンダウンし、長期戦に入るのではという見立て。
原油価格が爆謄していきそうです。
とはいえ、ブログタイトル通りに念のため【オイルショック2.0】に備える程度。
全力対応の投資はしません。
相場なんてものはどう動くか全く読めないもんなので(笑)
あくまでも損失を緩める行動レベルにしておく予定です。
今回は約1か月前くらいに書いた【オイルショック時はどうだったのか】についてさらに追記して書きます。
そして今回は前回(1970年代)とは少し状況が違いますので、対策を更新していきます。
ちなみにその時の記事はこれ
| まいど、あーくんです。現在は自称サイドFIRE民として緩く仕事を続けています。資産防衛戦略の3部作の最後です。なぜ株価は絶好調なのに資産防衛の話ばかりするのか?それはFIREは資産防衛なくしては続けることが出来ないと考えているからです。投資家と思っているのならまだしも、私は投資はしていますが投資家だとは思っていません。あくまでもFIREの為に、資産防衛の為に投資をしています。なので資産を最大化させることよりも、資産減少を如何に緩やかにすることが出来るのかを考えて戦略を立てています。 現在のコストプッシ... 現在と環境が似ているオイルショック時や世界恐慌時を参考に対策を練る③ - あーくんのセミリタイアへの道 |
それとさらに前の2025年9月の記事もオイルショックについて触れています。
高インフレ・スタグフレーションと言えば、オイルショックですからね。
| まいど、あーくんです。暇だな、うん暇だ(笑)お盆を過ぎてから輪をかけてさらに急激に暇に・・・。最近は事務所で昼寝も出来る。私の会社は既にスタグフレーション真っ最中!!全然売れてないのに値上げ申請もいまだに来る!! ★現在株価は絶好調!!しかし・・・★株価と言えば米国株・日本株ともに絶好調!!特に日本株は最高値を更新中。そして米国も最高値を更新中!!株価水準が過去最高になってきました。(PER・PSR)超割高水準へ・・・めちゃくちゃ割高になってきた。「バブルへGO!!」で、もしかしたら年末までこのま... 「金」しか勝たん!!スタグフレーション時の最悪のケースを分析してみた(チャー... - あーくんのセミリタイアへの道 |
もくじ
★【おさらい】オイルショック時の資産クラスの動き★
まずはその時の簡単なおさらい。※一部抜粋
第二次世界大戦後から1973年まで続いたブレトンウッズ体制が事実上終了し、金から完全に切り離された変動相場制に移行したことからオイルショックの初期時の動きが現在とかなり異なるかと思われます。
しかし現在の長期にわたるインフレ対策として非常に参考になるかと思います。
① 株式(特に先進国株)
- 企業収益が原油高で悪化し、株価は大幅下落。
- 日本は第一次オイルショックで戦後初のマイナス成長に陥り、株価も急落。
- 重化学工業・輸送・自動車などエネルギー多消費セクターが特に弱かった。
② 債券(特に長期国債)
- インフレ率が急上昇 → 債券価格は下落しやすい。
- 金利引き上げ政策がとられ、債券価格はさらに下落圧力。
③コモディティ(原油・資源)
- 原油価格は4倍(1973年)→ さらに上昇(1979年)。
- 金属・農産物など他の資源価格も連動して上昇。
- コモディティはオイルショックの「勝者」。
④ 金(ゴールド)
- インフレヘッジとして買われ、金価格は急騰。
- 1970年代は金価格が歴史的な上昇を記録した時期。
⑤不動産
- インフレ局面では実物資産が強い。
- 日本では地価が比較的堅調で、インフレに連動して上昇した地域も多い。
- ただし景気後退で商業不動産は一時的に弱含み。
⑥円安になりやすい
- 原油輸入国は交易条件が悪化し、通貨が弱くなりやすい。
- 日本は円高要因(変動相場制移行)も絡んで複雑だが、実質所得の海外流出が発生。
⑦産油国の金融資産(オイルマネー)
- OPEC諸国は巨額の黒字を計上し、海外の国債・株式に投資。
- これが世界の金融市場に大きな資金流入をもたらした。
★比較:オイルショック時の資産★
資産クラス 傾向 株式 下落(特にエネルギー多消費産業) 債券 下落(インフレ・金利上昇) コモディティ 大幅上昇(原油・資源) 金(ゴールド) 大幅上昇 不動産 インフレで相対的に強い 通貨(輸入国) 弱含み 産油国の金融資産 巨額の黒字で拡大 オイルショック時はとにかくインフレが酷い状況でした。
「株式の死」とも呼ばれた時代。
現在の状況に非常に似ているのは、このオイルショック時かもしれません。
ただ現在は全ての資産において上昇中ですので、最終局面には株安・債券安・円安に動くかもしれませんね。
こんな感じでオイルショック時で上昇したのはコモディティ関連のみという悲惨な状況でした。
そして再び円安になりやすい環境です。
あとは軽減策として、ディフェンシブ株。
これは不況時と対応はほぼ同じ。
★オイルショック時の主要チャートの動きは?★
「株式の死」と言われた、当時の株式チャートはこんな感じでした。
良く言えば、○○ショックのような(景気後退)不況タイプは大暴落していき二番底・三番底を試し長期に渡り下落していくという感じではなく、10年以上にわたり同じボックス圏で乱高下を繰り返す相場でした。
といっても最大下落は50%近くなります。
それよりも問題なのは、回復がとても遅く高値更新を10年以上しない相場です。
それにちなんで「株式の死」と言われました。
①オイルショック時のs&p500チャート
そしてこれも比較するのにとても分かりやすい資料なのでこちらも抜粋しました。
②台頭するスタグフレーション危機
当時オイルショック時の主な指標のグラフです。
上記のグラフを見ると、1970~1982年までの約12年間はNYダウはほぼボックス圏に位置しています。
これはインフレ抑制のための金利の上昇により、企業の金利負担が重くなり利益を出すのが難しい構造となってきたためです。
幾ら利益を出しても金利の支払いに追われる(苦笑)
なので当時は少しでもインフレが収まると手綱を緩めて金利を下げることをしていたため、すぐにインフレが再発してしまい、慌てて政策金利を上げるという後手後手に回ってしまった。
その為に長期に渡り、インフレに悩まされることになります。
なんか現在に似ていますな(笑)
何処とは言わんが、すぐに金利を下げろと言われている。
米国10年債利回りは逆に右肩上がり。
これはインフレ抑制がなかなか難しい状態になり、長期にわたり上昇していきました。
完全なスタグフレーション状態です。
国債は冬の時代を迎えます。(金利を上げないと誰も買ってくれない状況)
ちなみに現在に例えると今は株価も上昇していますのでどちらかというとインフレです。
消費者物価指数は基本的には株式相場と逆相関です。
そして米国10年債利回りは数か月後にずれて連動していきます。
後手後手の対応。
ただそれだけ物価高騰のすさまじさ・しつこさを語っています。
③オイルショック時の金チャート
そしてコモディティ関連の代表格である金チャートです。
最終的には10倍以上まで上昇(暴騰)しています。
それくらい米ドルがヤバかった時代ともとれますな。
★念のため【オイルショック2.0】に備える★
このまま1か月以内に戦争が終結し大きな破壊がなければ問題なし、いずれは鎮静化する。
しかし長期化、もしくはイランが各国の石油備蓄庫や施設の破壊、ホルムズ海峡の封鎖が現実味をおびてきた場合は長期化することも十分にあり得ます。
破壊工作をされると復旧するのに最短で数か月、下手したら数年単位らしいです。
そうなった場合は、石油はもちろんあらゆる物価が上昇していきます。
金等の貴金属。
畜産・農作物。
不動産。
そう、あらゆる物価が上昇します。
そして米国の利下げは今後かなり後退することが予測されます。
なんなら物価上昇が再認出来たら再度利上げも充分ありえます。
景気後退をしているのに利下げが出来ない(スタグフレーション)。
しかも米国は今回はトランプ関税措置も実行していますので他国よりも酷い状況になる可能性もあります。
しかしトランプ氏はインフレを治めたいのか、インフレにしたいのかよく分からない政策ですな。
ただ米国は日本と違い、当時と状況が微妙に違う。
それはシェールガス革命により、産油国になっているところ。
当時と違い、原油高上等なんですよね。
石油メジャーはめちゃ儲かる。
ドル高・株安・債券安。
そして日本は当時とあまり変わらず最悪パターンの円安・株安・債券安のトリプル安に襲われる可能性も視野に。(日本は当時、戦後初のマイナス成長に陥りました)
備蓄量は当時とは全く違うのが唯一の救い。
ということは今後もインフレが続きますので日本人としての対策は、
①原油相場・金相場・畜産・穀物などのコモディティ関連で物価高騰対策と株安ヘッジ。
②そして資産防衛的には現物の金と不動産。(流動性に難あり。これはあまり薦めない)
③スタグフレーションなどに強く自己資本比率が高めの通信や生活必需品、そして医療関連などのディフェンシブ株でしょうか。(これは本当に銘柄選びが必要です)
★私のリスク対策は?★
正直に言うと、予想はあくまでも予想。
これまでの経験上、ほとんどが外れます(苦笑)
なので予測を立てて行動するのは止めておいた方がいいです。
しかし大暴落を喰らった人は、今回を機にさらに予防措置はきっちりとしておくべき。
私の場合はしつこく言いますが徹底した分散投資です。
今後も10年以上引き出す予定が無い人はこれまでと同じく積立で投資で充分です。(ドルコスト平均法)
しかし私の場合はFIRE直前なので今後取り崩していくのが前提なので資産の増減はなるべく避けたい。
これまでは米国株に分散投資しておけば上手くいっていたかと思います。
現に私もそうでした。
しかしこれからは少し違うかもしれません。
私は2024年の冬くらいから本格的にリスク分散のために、
- 米国株(インデックス投信・ディフェンシブ株・高配当・配当貴族)
- 日本株(高配当個別株)
- 欧州株(高配当投信・ETF)
- 新興国株(五か国のETF)
- 米国長期国債(TLT・EDV)
- 金
- 仮想通貨(BTC)
- 現金(生活防衛資金・短期債MRF・国債など)
などです。
しかし現在は米国株への比重が非常に重たかったため、売却し、現金比率が過去最高に非常に高くなっています。
最終的には上記にバランスよく分散していく予定です。
目指すポートフォリオはこれです。
| まいど、あーくんです。私は現在緩く仕事を続けている自称サイドFIRE民です。給料は雀の涙ほどですが、今のところ比較的にストレスなくやれています。仕事を続けるメリットは強制的に規則正しい生活を送ることが出来ている所でしょうか(笑)最終的には完全FIREを目指していますが、私が完全FIREしてしまうと堕落した生活が目に見えているので超意識して生活しないといけないように思います。 ★現在のポートフォリオは?★話は変わりまして、最近は中東情勢の不安定化をもとに日本の株価がかなり乱高下していますね。一日で日経平... おすすめ最新ポートフォリオはこれだ(笑) - あーくんのセミリタイアへの道 |
これから石油や金関連などを買うのは高くてためらう人が多いかと思います。
既にめちゃくちゃ高い(苦笑)
しかし本格的にオイルショック2.0になるとしたら、現在はまだ安値圏とも考えられる。
私の失敗は正直に言いますと2年前くらいに石油関連の銘柄は全て売却してしまいました。
当時の見立ては景気後退による、物価下落(インフレ鎮静化)と米国が本格的に利下げを急ピッチ始めるという予想でした。
円高・株安・債券高という見立てでした。
やはり予想なんてものは当たりません。
そこから方針を修正し、インフレとスタグフレーション、そして円高方向へと予想。
これも外れ、現在はインフレとスタグフレーション、そして更なる円安と予想しています。
多分これも外れます(苦笑)
なのでこれからはどうなるかなんて誰にも分かりません。
ましてや私は素人です。(プロでも外しまくっている)
だから今後どう動いても拾いに行けるように徹底した分散投資。
去年は米国株を大量に売却し、現金比率は過去最高ですが、だからいって運用成績はそこまで悪くないと思っています。
去年は金が支え、年初からは日本株が支えました。
本当に何が来るか分からない。
どこに「稲妻が輝く瞬間」あるのか分からないからどこにでも頭を突っ込んでおきます。
そのおかげで今のところ安定した運用が出来ているともとれる。
私のポートフォリオで足りない部分はどこか?
私が次に段階的に購入を始めたのは、「農産物」「穀物」コモディティ関連です。
石油や貴金属に比べるとかなりまだ安値圏。
ウクライナ紛争時に一時的に上昇していましたが、現在は比較的落ち着いています。
しかしもし今後本当にオイルショック2.0になるのならこちらも今後に上昇する可能性がきわめて高くなります。
けれどもあくまでも資産の1%レベルにとどめます。
あくまでもリスクヘッジ用。
チビチビと様子を見ながら積み立てていきます。
儲けるためではありません。
予測は外れますからね。
損失は全体資産の1%以内にとどめ、上昇した場合は他のセクター(資産)の損失をある程度補完できると考えています。
あくまでも予防措置、病気になってからでは遅い。
これで更に私のポートフォリオは守りが硬くなる・・・はず。(逆に成長速度は落ちますが・・・)