僕は今アパレル関係の仕事をしています。
アパレル関係は特にですが、明らかに物が売れていない感覚があるのです。
よくわかりやすい例がよく新聞などにも書かれている百貨店の売り上げです。
インバウンド消費がピーク時を過ぎ、売り上げがまたも右肩下がりの状態になってきたと言う内容です。
確かにその通りで百貨店のみならず専門店や商店など強力なブランドを有している店舗以外は軒並み数字が落ちているのは確かで苦戦しています。
こんなに不景気なのにどうしてGDP速報値はいつもプラス成長なのか解りません。
ただこれは今までの一面しか見ていません。
というのは、感覚的には売り上げが落ちている感じなのですが、実際のアパレル関連の消費の数字データはそんなに落ちていないのです。
むしろちょっとずつ上がってきているらしいのです。
これは要するに購入手段の多様化によって既存の店舗以外に通販・インターネット・中古オークション(フリマ系)によって分散されたことが大きいと思われます。
購入者はいろいろな方法で購入できるようになったので非常に利便性が上がり、値段も比較でき、いいことづくめになりました。
逆に供給側の既存のメーカーや問屋やお店は大苦戦です。
なぜならインターネットの普及により垣根が恐ろしくさがり個人レベルで充分商売が成り立つようになったからです。
現在は圧倒的な資本を持つ1強の大量生産か、もしくはその他の多種多様の極致に入った細かく且つ安く、多品種に如何に効率よく対応できるかのどちらかだと思います。
大体の方は中小企業で働いている人がほとんどだと思います。
どの会社も誰にも負けない技術がある訳ではありません。
個人レベルで充分商売が成り立つようになった現在は、企業も業種を超えてハードルを下げて間口をとことんまで広げて多種多様のお客さんに販売する。
まさに塵も積もれば山となるをどこまで実践して効率よく出来るかという時代に来ているのかもしれません。
ちょっと強引ですが(笑)、逆に考えればセミリタイアの為に色々な小さな仕事ができる時代だと言うことです。
【今日のまとめ】ビジネスの形態が今後大きく変化していく
これからの時代、今まで以上に企業が生き残っていくには大変な時代になっていきます。
逆に言うと個人でも戦える時代にもなったとも言えます。
セミリタイアを目指す身の私たちにとっては昔よりも今の時代の方が色々な方法でセミリタイアを達成しやすいと思いますよ。