まいど、あーくんです。
コロナショックの終息はいまだに未定です。
私の会社の取引先の社長たちもおっしゃってましたが、完全に「持久戦」となりつつあります。
資産があるものが勝つという構図です。
ですので、みんな借りれるものはすべて借りていく。
個人金融資産のほうはこういう風にはいきませんが、資産があるもの(ストック)が、後の結果に左右していきそうです。
ここの部分は企業と同じ構図です。
ですので金利が急激に上がらない限り、返済は後回しで充分です。
そしてこれからは次に向けてどうお金をかけずに仕込んでいけるか?
私は去年~今年の1月にかけて大幅に現金比率を上げていました。
理由は簡単で実体経済と株式市場の大幅な乖離に少し怖くなってきたからです。
「コロナショック」が原因で進めていた訳ではありません。
そこで今回は直近で最も現金が少なかった時の2019年8月末時点とコロナショック後の現時点(2020年2月末)と今月末(3月末時点)のダメージ具合を比較してみたいと思います。
もくじ
★2019年8月末と2020年2月末と3月末時点の比較(時価総額)★
種類 | 8月末(2019) | 2月末(2020) | 3月末時点 | 先月比 |
投資信託 | 約369万 | 約229万 | 約213万 | 約7%減 |
株・リート・ETF | 約491万 | 約501万 | 約449万 | 約11%減 |
外貨MMF・外貨 | 約276万 | 約240万 | 約231万 | 約4%減 |
FX | 約145万 | 約148万 | 約131万 | 約12%減 |
純金積立 | 約193万 | 約220万 | 約216万 | 約2%減 |
ソーシャルレンディング | 約61万 | 約61万 | 約61万 | 変わらず |
現金貯金 | 約608万 | 約936万 | 約964万 | 約2%増 |
債券(円建て) | 約100万 | 約100万 | 約100万 | 変わらず |
合計 | 2243万円 | 2435万円 | 2365万 | 約3%減 |
※小規模ですが年初から積立投資を始めています。
★どこの何の資産が大きく減少したのか?★
表を見れば分かるように分散投資をしていても、このような非常事態時はどのリスク資産もマイナス推移していきます。
これはリーマンショック時同様です。
唯一増やしたのは、現金くらいでしょう。
これは単純に最近は積み立て投資以外は、何も手を付けずに貯蓄に回した分です。
金融資産、減少率ランキング!!
①一位は「FX」
一番大きく減少しているのは、「FX」です。
先月比で約12%も減っています。
これは私の大きなミスです。
オーストラリアドルの無期限の72円買いの注文をしたまま、すっかり忘れていました(苦笑)
気が付けば65円くらいまで急落してしまって損が大きくなってしまったというものです。
追証がこないように証拠金を補充しておくべきか検討中です。
②第二位は「個別株」
2番目の下落率は「個別株」カテゴリーです。
ここで特に大きく損をしているのは「リート」です。
この1か月で地獄の底に落とされました。
と言いますか、私はリートだけで約5銘柄保有していました。
最初の下落時でその内3銘柄は売却し何とか利確は出来ました。(今の価格を確認しますと恐ろしい値段です)
しかし、2銘柄はそのまま残してありました。
理由はかなり大きく利益を出していましたので下落してもマイナスにはならないだろうと予想していたのです。
しかし予想は外れ、ピーク時の半値以下まで下落してしまいました。
この2銘柄で先月までは60万円以上の利益が出ていたのに先日でとうとうマイナス圏に突入です。
一般的な企業の場合は、業績により市場に反した動きをする場合があるのですが、リートの場合は基本的に市場通り(相関性)に反応する場合がほとんどです。
しかも毎回ですが、利回りが高い分ハイリスクハイリターンです。
③第三位は「投資信託」
第3番目の下落率は「投資信託」です。
投資信託は基本的には「インデックス投資」です。
それとリートや債券なども足した「国際分散投資」となっています。
これは去年末までに投資信託の全資産の3分の1以上は利確していました。
残りの3分の2を保有しておき、今年からドルコスト平均法で積立投資を再開しています。
先月比では約7%のマイナスですが、これは完全に想定内なので問題なしです。
④その他(残りの資産)
残りの外貨や純金や現金(日本円)は現物資産です。
レバレッジもかけていませんので大きく変動することはありません。
日本円は次の購入時へのストック要員。
そして純金や外貨は、あくまでもインフレヘッジ用です。
最後:おまけに・・・
おまけにソーシャルレンディングは解約予定で置いているだけです。
約2年間利用してみてあくまでも個人的な意見ですが、投資には全く向いていません。
やってみて分かったのですが、情報があまりにも無さ過ぎます。
これだと目隠して知らない道を渡るのと同じです。
ほぼギャンブル。
だから私の臆病な性格にはむいていませんでした。
★今月末時点の現金比率は?★
現時点(2020年3月末)の現金比率は?
現金比率は約40.76%。
そして上記の債権や純金、外貨も含めたディフェンシブ関連を足しますと、
約63.89%となります。
少し前までは私の場合はFXはレバレッジをほとんど掛けていないのでノーリスクだと豪語していましたが、すいません撤回します。
リスク管理が徹底出来ていませんでした。
先ほども述べたように「無期限注文」したまま忘れていまい、相場の急騰で勝手に刺さり、一気にリスクが上がってしまいました。
いつ注文したのかさえ分からない始末。
本当に情けないです。
ですので「FX」は除外しています。
★私はまだ勝負をかけません★
「まだかよ」と聞こえてきそうですが、私はまだ買い出動いたしません。
理由は、まだ私の資産レベルだと「買い」の状態では無いんです。
私は外貨も投資信託もピークに購入しているのが「リーマンショック」の時なんです。
ですので全体で見るとまだ利益が出ている状態。(個別株は比較的最近なので大赤字です)
このレベルで再上昇するくらいなら、別に今買わなくてもいいかなと私は思っています。
「儲けそこなった」と言われるかもしれませんが、私の最大の目標は「負けない投資」です。
そして最終目標は「キャピタルゲイン」ではなく「インカムゲイン」の最大化です。
それも不動産投資や副業や個人事業も含めて「超守備的な総合的なインカムゲイン」の最大化です。
現時点では、まだまだ全然リーマン級の下落ではありませんので、あわてる必要がありません。
ただ実体経済は「リーマンショック」越えをしているように感じています。
ですので、このまま上がれば元に戻るだけでダメージ無し。
これから本格的な下落が始まったら、ようやく「大バーゲンセール」として資金を投下しまくります。
それまでは今までの「ドルコスト平均法」の積立投資で充分です。
私の本気の買い出動は日経平均12000以下から。
ダウで13000以下からです。
それ以下になったら全現金を投入します。(当然生活防衛資金は残します)
ですのでそれまではとにかく「キャッシュ」の増加を試みます。
追伸:
こちらの資産はあくまでも私個人の資産運用用の資金です。
約半分の家庭のお金(嫁さんに任せてある分)は別に保全してあります。
こちらは当然全部貯蓄に回していますので、こちらを崩していくつもりはセミリタイアするまで毛頭ありません。