仕事の9割はツライ!!「FIRE」で私は変わった!!


まいど、あーくんです。

最初にはっきり言っておこうと思う。

私は約20数年間続けた今の仕事がいまだに嫌いだ(笑)

嫌いというか苦手なのかもしれない。

向いてないとも言ってもいい。

※ちなみにアパレル関連でメーカーに資材を卸す仕事をしている。

だったらさっさと辞めればいいと?

現在の時代背景で年齢がまだ若かったら間違いなく転職していると思う。(経済背景・法整備・転職の安易さなど)

これしかしたことが無いのでそもそも何が適正なのか分からないが・・・。

しかも就職氷河期真っ只中世代の私としてはトラウマが酷くて辞めるのが怖いです。

一度辞めたら再就職探しは地獄。

当然20・30歳代前半までは就職氷河期の超が付く人余り時代。

30歳中盤くらいから徐々にようやく徐々に景気が上向き、給料が上がるかなと思ったところでリーマンショックと株価下落が地獄の民主党政権時代で再び振り出し。

40歳越えたくらいからようやく就職戦線も落ち着いてきた感じです。

当時はブラック企業であっても無能だった私が正社員として働けるだけでもありがたかったです。

人気職種を選ぶ余裕なんてありません。

時代が変わり、人手不足で転職がしやすい空気になってきたのはここ10年くらいでしょうか。

その時私はすでに40歳超え。

今の条件以上の転職なんてありません。

若い時は本当に今の仕事が嫌で実際新しい就職先を探した時期もありましたが、比較的給与面で条件が良いのはノンバンク系の金融会社、大手パチンコ、携帯の販売会社ばかりでした。

ハローワークに行けばたくさんの企業の募集がありましたが今の仕事と似たり寄ったり。

もしくは条件がもっと悪い。

転職すればするほど条件が悪くなる時代です。

だったら今の仕事でキャリア積むしかない。

甘ったれるわけにはいかない。

2000年代初頭は電車通勤でしたが、飛び込みが多くて電車が卒中止まっていました。

同世代に人はあるあるで分かるんじゃないかと。

それくらい厳しく、今のような選択肢が全くない時代でした。

今の若い人には分からないでしょうが、まあ理不尽だらけの時代でした。

大卒で手取り16万円くらいで、手当を色々つけて何とか20万円いけたらいいなくらい。

残業代は当然無し。

酷い時なんて日にちがまたぐまで謝罪させられたこともありました。

「死ね」「死刑」みたいな恫喝なんて普通。

納期が守れない場合は、海外でも日帰りで持って帰ってこいなんて言われましたよ。

実際にやっている人間も見ましたよ。

私は国内ですが、新幹線に乗って荷物を取りに行ったことはあります。

腹が立ったので、新幹線の駅ビルで上のうな重を頼んで鬱憤をはらしました(笑)

そのころは毎日うなされて寝言や寝相が酷くて(苦笑)

今じゃ考えられないパワハラが日常。

うつ病なんてものは認知されておらず、欠勤すれば根性が無いやつで今考えれば「あの人うつ病だったよな」と思う人がたくさんいました。(私の友人もそうでしたが当時は私も分かりませんでした)

土曜日も仕事が普通だったし、だけど給料は上の世代よりも低く、後から入ってきた世代よりも低い。(私が同じ年齢だった時の給料です)

そんな私が今50歳で別業界へ転職出来るのだろうか?

まあ条件を全く選ばなかったらいけるが、やるメリットが無いな。

と言う訳で今の仕事が嫌いでも続ける訳ですよ。

私の中で就職氷河期世代が逃げきるには、FIREを目指すこと!!

自己責任で片づけられる世代なので、国にも企業にも頼れません。

国や企業に捨てられた世代なので(苦笑)

自分の王国をつくるのがベスト。

実際に小さな会社ながら独立している人が多いのも特徴のひとつかも?(私の周りにも結構多いですよ)

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★「リタイア」を知ったことが人生の転機に★

10数年前、私は初めて「リタイア」「セミリタイア」の概念を知りました。(当時はFIREなんて言葉は無かった)

理由は精神を病んで救いを求めてうつ病ブログを読み始めたのがきっかけでしたが、そのブログ主がリタイアを頻繁に発言していて、その関連からブログ村経由で見つけた時は鳥肌が立ちましたね。(実際にそのブログ主は現在サイドFIREしています)

リタイアなんてお金持ちの年寄りか、大成功の企業家しか出来ない遠い世界の話だと思ってました。

私は一生働いていくしかないと考えていました。

それがごく普通の人間が努力してリタイア出来るかもしれないなんて・・・。

経済的自由になるには「もうこれしかない」と思いました。

これまでの人生観が覆るくらいのそれくらいの衝撃でした。

この概念を知る少し前に精神を病み始め、鬱寸前。

「死んだ方が楽かも」と考えることもありました。

だって将来への希望が見いだせない。

安月給で死なない程度に働いて、年金定期便のハガキが来るとため息が出る。

このまま死なない程度のレベルの給料を貰い続け、身体が動く限り仕事をして、その辛さを誤魔化すためにたまに外食・旅行したりして息抜きする人生・・・。

永遠に「お金が足りない」と思いつづけ、死ぬまで永遠に続くラットレース。

なんか漫画のカイジの世界と変わらん(笑)

でも私はFIREを目指すことで変わった気がする。

今の仕事がどんなに嫌でもゴールが設定出来たから。

「終わり」が見えたから。

次のステージが見えたから。

ゴールを設定することで今を頑張れる。

もしうまくFIREが出来なかったとしても、ゴールを設定出来たことが私にとっては救い。

FIRE後、時間を決めず、ゆっくりと旅行に行くことを想像出来るだけでも幸せな気持ちになれる。

それくらい私にとって「FIRE」というのは大きかったです。

私にとっては人生を賭けるくらいの価値はあったとおもいます。


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