まいど、あーくんです。
今日たまたまユーチューブのショート動画をペラペラめくっていて、ホリエモンさんとヒカルさんの対談切り抜き動画を拝見しました。
その切り抜き動画はホリエモンさんがヒカルさんに、
ホリエモン「最初は何でお金を稼いだの?」
ヒカル「情報商材です」
みたいなやり取り。
めちゃくちゃ稼いだけど誇れる仕事ではないのでユーチューブに移行したというものです。
若い時は多かれ少なかれ「お金持ちになりたい」と「のし上がりたい」と野望を抱くのは当然だと思います。
(手段は置いておいて、そう思うのは)むしろ普通だと思います。
私も今年で50歳になりまして自分の変化や周りの変化を感じています。
価値観の変化ともいうのでしょうか。
私も含め周りのイケイケ系の友人達もホリエモンもヒカルもそうですが、世間一般的に成功している・していないは別にして20歳30歳代後半くらいまでは稼ぐのが「正義」といいますか、「評価の基準」みたいな部分がかなり大きいように思います。
極論ですが、「お金こそ正義」、「自分への評価」みたいな(苦笑)
虚勢をはってでもデカく見せるみたいな。
だからお金持ち自慢してるユーチューバーとか謎の若社長達とかを見てると「若いな~」と思ってしまいます。
誰かに自慢したくて仕方が無い(笑)
ホリエモンさんを昔から見てた人はよく分かるでしょうが、ライブドア時代とその後で大分と違いが分かると思います。
30歳後半を過ぎると多くの人間は見栄を張るのをやめます。
と言いますか興味が薄れます。
バカらしくなります。
グレーゾーンの人は除きますよ。
誇れるものがそこ(お金)しかないのでお金持ちを前面に出します。
しかし多くの人間は価値観の変化によりそこに興味が無くなる人が多くなります。
本質を見つめ直すと言いますか、再度自分を見つめ直すと言いますか・・・。
おそらくある程度年齢を重ねると人にどう思われるかなどの対人関係の物差しから自分自身はどうなのか等の自己に対する物差しの方が重要だと気づき始めるからだと思います。
私は30歳後半から徐々にFIREを目指すことをしました。
最初のきっかけは将来への不安からでした。
ここでは詳しくは省きますが、これまでの仕事に対する価値観やプライベートを含めた私が培ったこれまでの人生観の乖離が大きくなったらからです。
これまで歩んできた人生の軌道修正からきたものが大きいです。
しかしFIREをするにはお金が無いと出来ないのも事実。
なので最近まで「「世の中お金ではない」と言うが、お金が無いと何もできないだろキレイごとだ!!」と思っていましたしそれも真実。
しかしやっとの思いでFIREが出来る水準までたどりつくと「世の中おかねではないかも」と思い始めている。
これはどういうことなんだ?
FIREって「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的自立と早期退職の略語です。
「Retire Early」(早期退職)は経済的自立が出来たあとの話なので置いておいて、やはり「Financial Independence」(経済的自立)の部分がかなり大きいように思います。
「経済的自立」
もうお金に振り回されないステージにたてる。
これは人生において物凄く大きい!!
金融資産が多い少ないは関係ない。
2000万円で足りる人もいるだろうし、逆に10億円あろうが足りない人はいる。
自分が「これでイケる」と思える水準に到達することが大きい。
「お金の奴隷」からの解放!!
これまでの生きるために働き続けることへの解放が、「世の中お金ではない」という意味をなんとなく理解できるようになる。
解放されることで好きなことを追及することもできる。
最近ホリエモンさんが「世の中お金ではないだろ」的なことを節々に感じることが出来るのはこういうことなのかな?
ホリエモンさんは「金融資産は持ってない」と言ってFIREを目指す人を否定しているが、既にどうなろうが食べることには困ることはないレベルまでいっているので「Financial Independence」(経済的自立)済みともとれます。
「Retire Early」(早期退職)の部分だけを否定してるだけだと思います。
最後に私も皆さんも「幸せになりたい」からFIREを目指していると思います。
①多くのFIREを目指す人が普通に考えられるのは、一生涯で必要となる金融資産からの逆算で出される資産。(金融資産)
②ホリエモンさんのように個人の持つスキルで仕事をする人的資本。
③人や社会とのつながりで助け合う社会資本。
上記3つの資本のバランスで幸福は成り立つ。
ホリエモンさんは②③が卓越してる。
①②③すべてを高水準に保つことは出来ないらしい。
自分の性格やライフスタイルを考えてカスタマイズしていくといいと思います。(私の場合は①が大きくて順に②③という感じ)
ちなみこの話は橘玲さんの「幸福の資本論」からの受け売りです(笑)
と、かってに妄想している私です(笑)