セミリタイアは社会の枠の外?「自由」について改めて考える


まいど、あーくんです。

私の考えるセミリタイアとは、最低限の生活防衛資金を手にして、後は何でも好きな時に満足するだけ仕事をし、やりたくない時はしない。

少しの労働だけで過ごすことが出来る。

すべては自分の判断で行動できる状態のことを言います。

それをしながら生活している人のことをセミリタイアだと考えています。

決して一生分の資金を蓄積してあとは自由に生きることでは無いと思っています。

それは完全リタイアだと思っています。

去年の療養中に書いたブログがそのまま残っていましたので、もったいないので投稿しておきます(笑)。

考え方は現在とほとんど変わりはありませんが、当時は会社にはほとんど出社していないことだけを頭の端っこに入れておいてください。

ちなみに現在は元居た会社に戻り、まずは手取り月収21万円で雇われ社長に復帰しています。(業績を復活させていくとその分戻せるシステム?)

給料は低いですが、今までやれなかった仕事内容なので毎日が非常に充実しています。

それでは始めます。

今私は、「一般のサラリーマンとセミリタイアとの間」というちょっと特殊なポジションにいます。

簡単に説明しますと、私は今年3月まで雇われですが、会社社長をやっていました。

しかし何のための仕事なのか、自分の人生に疑問を感じ始め、会社を辞めるつもりでした。

なんだか延命措置をずっとしているお年寄りのような感覚?に陥りまして。(生きるために延命しているのか、延命するために生きているのかわからなくなる)

しかしそれは困るということで会長に引き留められまして、残る条件として「社長は降りる」・「給料の最低限でいい」・「その代わり自由な時間を創らせてほしい」と願いました。

完全なセミリタイアではありませんが、以前のようなバリバリの企業マンではなくなりました。

今は時々通勤もしながら、自分のやりたいかったこと(仕事・勉強)を中心に生活しています。

なので私は現在セミリタイアと勤め人のちょうど中間の位置にいるような感覚です。

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★「セミリタイアとは社会の枠の外にいる」ということ★

両方を同時に見ていると分かることがありました。

それはセミリタイアとは社会の枠の外にいるような感覚になるということ。

これは良くも悪くもです。

セミリタイアを始めると、会社組織という枠に囚われなくなるためかなり「自由な立場」となります。

しかし自由と言うことは自分がしっかり進む方向を示しておかないと迷子になります。

お金の問題よりも精神的に迷子になってはいけないということです。

こちらのほうが大事です。

セミリタイアして悩むかたのほとんどはこういったことでしょう。

会社のきつい枠組みが嫌だから会社を辞めた、自由になったと思ったがすることがない。

もしくは見当はずれの方向にいってしまっている。

私は何をしたらいいのかわからない、どこに行けばいいのかわからない。

しかしもう戻れない。

しまいには一日一日を過ぎるのを待つ。

というところでしょう。

①社会の枠の中は守られている

社会の組織の枠の中にいるということは、色々な制約や縛られることと同時に守られています。

これは枠の外に出ると露骨にわかります。

私は今まで守られていたんだって。

役所・クレジットカード・保険など社会的信用と思われているものはすべて会社(固定給)という社会的信用の枠組みによって守られています。

裁判だって、被害を受けたら(民事訴訟ね)給料(税金)をもらっているかいないかで露骨に賠償額が変わります。

こういった物理的に守られているのと、枠組みの中にいることは精神的にも「本当は」安定しますので悪いことでは全然ないのです。

「本当は」と書いたのは、セミリタイアを考える人はこの枠組みが働いていない人がほとんどだからです。

私も含めてですが・・・。

②「枠の外(セミリタイア)」は野生動物でいっぱい

一方セミリタイアは枠の外で生活することです。

収入はいたって不安定。

例えて言えば、キャンプ場でキャンプをするのではなく、本当の自然の中で野営することと同じような感覚です。

全部自分でしないといけなくなる。

「だったら、セミリタイアなんてしんどいだけでしないほうがいいんじゃない?」

と思うでしょ?

ところがそうでもないんです。

枠の外に出るということは、考え方も枠の外用に変化していくってことです。

私はまだ今の生活になって約半年ですが、これには自分でも驚いています。

考え方が劇的に変わっていく!!

視野が広がったというべきでしょうか。

キャンプで言いますと本当の大自然を眺めることができる。

普通に働いていたら、学べないことがこの半年だけでもかなりありました。

毎日が知らないことを知ることでの刺激とそれを吸収しようと精いっぱいです。

そうすると今までの枠の中での経験と新しい刺激でなにか新しいことをやってみたくなります。

今までは与えられた範囲の中でどうすればいいか考えていたのに対し、今度はゼロの状態をどうやって生み出していくのかに精いっぱいになります。

枠の外の楽しいところはこういったことではないでしょうか?

ただし楽しいことばかりではありませんよ。

資金面、精神面すべてが自分の責任です。

★「枠組みの外」でも余裕(楽しさ)を持つために★

ただしセミリタイアする上でのアドバイスを敢えてするのなら、最低限の資産を貯めることと会社を辞める前に(遊びでも仕事でも)漠然とでもいいので何をしてみたいのかを決めてからセミリタイアしたほうがいいです。

心の余裕こそが、セミリタイアの醍醐味だと思いますので。

セミリタイアはマイナスに回り始めるとなかなか元に戻せません。

しかしプラスに回りだすと際限なくプラスに回っていきます。

あとは一日でもはやく準備を始めることに限ります。

やれることが年齢によってかなり変わりますよ。


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