まいど、あーくんです。
もう一週間に一度の更新が限界です。(笑)
しかしこのブログは私の心境変化日記みたいなものです。
バイブルなので続けます。
私は2年前まで雇われ社長をしていて、小さな会社ですが雇われ社長の割にはそこそこ給料を貰っていたと思います。(決して多くはありませんよ)
しかし、社長でありながら何も決定権の無い状況が耐えきれなくなり会社を去る決意をしました。
失敗したら自己責任、成功したらオーナーのおかげのシステムが辛かったんです。
しかしオーナーである会長に残るように促され、私は相談役として去年1年間は現場を離れる立場にいました。
そしてそのままアルバイト代を貰いながら、引継ぎを完ぺきにやり終えたら会社を辞めようと考えていました。
私は時間が空いたので、今まで時間が無くて出来なかったことを色々としてみました。
- 大学に再度入学して昔から学びたかったことを学び
- 今までの自分と未来の自分を考え直し
- アフィリエイトや不動産投資などの副業の可能性を模索し
- 今まで出来なかった普段の日でのキャンプや車中泊にいってみたり、
- 親孝行をあまりしてこなかったので、普段の日に両親の家の手伝いをしたり昼に食事に行ってみたり、
去年1年はそう言ったことを色々としていました。
私にとっては本当に大事な1年間だったと思います。
過去と未来の総決算が出来た1年間だったと思います。(もう1年欲しかったのですが・・・)
もくじ
★なぜ会社に本格復帰を決断したのか?★
本当に辞めるつもりだったのです。
だったらなぜ会社に本格復帰するようになったのでしょうか?
- オーナーに再度、話を持ち掛けられた
- 自分の可能性を試してみたくなった
この二つが私の中で大きかったのでしょう。
オーナーに再度復活の話を持ち掛けられた
本当に辞める気満々だったのですが、気持ちの変化があったのが、去年の12月ころだったと思います。
会社に行ったときにオーナーと少し長く話す時間がありました。
その時に「4月から現場に復帰してほしい」といわれました。
オーナーとしては、極度に落ち込む業績を近々に立てなおす必要があったのでしょう。
当然私は復帰する気は当時はありませんでした。
今の会社の組織が嫌で辞めたようなもんなんですから!!
ですので私はダメもとでこう要求してみました。
- 会社の事業の決定権と予算配分の権限を欲しい
- 自由に動かせてほしい
- 会社の規律を高めるためにオーナーはなるべく出社しないでほしい
主にこの3点を要求しました。
オーナーにとってはかなり屈辱的な要求かもしれませんが、私は折れる訳にはいきませんでした。
だって受けるにはそれ相応の辛さがまた始まりますからね。
私が休養したこの1年間で「なぜ私は会社を辞めたくなったのか?」をずっと考えていました。
そこで出た答えがこの三つでした。
単純に働きたくないという動機では無く、挑戦が許されない現状維持の体制に未来が見えなくなってしまったからでした。
特に三番が私の仕事欲がそがれてしまう要因でした。
やる気があってもオーナーが来ると社員全員の雰囲気が変わるのです。
悪い意味で!!
普通はナンバーワンが来たらピリッとするんですが、私の会社は逆になるんです。
「会長が何もせず遊びに来ているから、僕たちも適当にしておけば良いや・・・」
という空気に変わるんです。
いくらオーナーが発破をかけても当の本人が仕事をしませんのでいくら言っても社員は目の前では仕事をしているふりをしていてもいないところではどう楽にするかしか考えていません。
私は社長としてこの空気を払しょくすることが出来ませんでした。
だって最高権力者がオーナーなんですから、私ではありません。
ですので、復帰条件は表向きに業務の最高権力者を私にするように要求しました。
表向きで良いのです、私はどうあがいても雇われ社長ですからね。
やる気を阻害しないでほしいという要求です。
自分の可能性を試したくなった!!
これが復帰の最大要因かもしれません。
深い挑戦をするにはやはりイチから経験するモノよりも今まで経験したことで挑戦することが一番です。
まだやっていないことが沢山あると思っていたのです。
精神的にまいってしまい一年間休養している中でずっと考えていました。
何で私はこんなにも精神的にまいってしまったのだろうか?
仕事が嫌なのではなく、挑戦すらも出来ない現状がつらいのではないか?
ただ仕事して食べて寝るみたいな毎日が辛くなってきたのではないか?
上で書いた権限の集中とも重なりますが、やり残したことがあるのが気になり始めたんですよね。
「あれもしていない」「これもしていない」と・・・。
まだ今の仕事で挑戦していないことが沢山あったと言うことに気が付きました。
本当に辞めるときはこれらの事をやってみてから辞めても良いんじゃないか?
そう考えるようになってきました。
私の今の最大の重要事項は、「人生は一度キリ、後悔はしたくない」です。
これをやらずにドロップアウトしたら、後で後悔するんじゃないかと。
ですので私は権力の集中などの三点の要求の代わりに前回の雇われ社長時の給料の約半額を吞みました。
他の社員とほぼ同じ給料です。
いや役員なのでボーナスが無い分少ないかもしれません。
若いころはお金第一主義で稼いでなんぼだったのですが、年を追うごとにその考え方が行き詰まってきたんです。
仕事をお金を得るためだけ手段という考え方に限界が来ていたんです。
人生のほとんどを費やす仕事に生きがいを求めたいと!!
お金だけよりも挑戦してみたいと思ってきたんです。
新しい挑戦はもうちょっと後に置いておいて、まずは今までキャリアの集大成として挑戦したくなったんです。
それもこれも今までコツコツとセミリタイア資金を貯めてきたおかげなんですけどね。
矛盾していますが、人生の選択肢を広げるのはやはりお金です(苦笑)。
★好きなことだけで生きていくのは理想だ!!★
言葉だけで理解したら勘違いしている人も多いと思いますので改めて言います。
私も踊らされたくちです(苦笑)。
けっこう昔から書いていますが、好きなことだけを仕事にするなんて本来は存在しません。
私はそう思っています。
自分だけのやりたいことだけやって飯食っているプロっています?
入口は好きで始めても良いですが、相手あっての仕事です。
自分の主張だけを始めても客は認めてくれません。
客は自分の主張を満足させたいのですから!!
私は色々と試してみてこの一年でそのことを確信しました。
自分の好きなことだけをしても核心部分ではそこまで面白くないんです。
本当に面白いのは客が満足してくれることなんじゃ無いかと!!
相手があってこその仕事だと!!
自己主張を繰り返すだけは子供でも出来ます。
自己主張をして相手の気持ちを組み入れて満足させるのが仕事です。
本質はお金を儲けることではありません。
お客を幸せにさせること、辛さを取り除くことなんじゃないか?
その対価として料金を頂く。
これを追求するのも深くて面白いのではないでしょうか?
最近は【好きなことだけして生きていく】という考え方が流行っています。
確かにその通りです。
ただここだけは押さえておいてください。
それを実現している人たちは、ブログであれインスタグラムであれ、ユーチューブであれ、他人に認められている人たちです。
フォロワーは顧客です。
フォロワーの求めることを実現しているから食べていけるのです。
自分の好きなことだけして食べていけるわけないでしょう。(ちなみにこのブログは仕事ではありませんので私の好き勝手なことを書いています。ですのでフォロワーが少ないのは当然です。)
結局仕事と同じなのです。
自分で考えてやっているか、会社にやらされているかの違いだけです。
★とりあえず満足できるまでやれるだけやる!!★
本格復帰してまだ一か月経っていませんが、日曜日以外は毎日出社して残業しています。
働きたかた改革クソくらえです(笑)。
とりあえず、四月は去年一年の業績分析と今後の方針をまとめています。
去年の業績が本当に酷いですわ!!
これはV時回復するのに大変そうです。
いくら業績が悪いからと言って新事業を始めるなんて成功率が低いのでまずはすぐに出来ることを建て直しして行く予定です。
今まで個人の能力に頼り過ぎている部分がありましたので、社員みんなに理解してもらうために徹底したマニュアル化をしているところです。
ルールつくりと会社理念の再構築です。
このマニュアルは私への戒めにもなります。
まずは徹底したマニュアル化で評価の透明化と規律をつくっています。
★人生は一度キリ!!★
人生は一度きりです。
私がこれからやることは成功するか失敗するか分かりませんが、ただ一つ分かることがあります。
それは、
・・・
・・
・
【どちらに転んでも後悔はしない】と言うことです。
あり得ないでしょ?やらない方がよかったなんて!!
心理学でも書かれていますが、「やって後悔するよりもやらずに後悔するほうが一生残る」というのは本当です。
だって経験していない後悔は一生残る、失敗の分析のしようが無いですからずっとモヤモヤしてしまうんです。
失敗しても成功しても、年をとって「あの時は必死だったな」と思いたいです。
ですので新しい目標は、【会社を立て直して二度と出来ない経験をしてから、セミリタイアをして新たな色々な世界を見る】が今後の目標です。
インドに生きたいんですよね。