会社復帰してから約1年が経とうとしています


まいど、あーくんです。

雇われ社長に復帰してから来月の4月でちょうど1年間になります。

この1年間は大変でした。

過去形では無いな、現在も大変真っ只中です(苦笑)。

去年のブログを読めばすぐに分かると思いますが、私の給料は色々とありまして去年1年間は手取りで約21万円でした。

当時の最初のころは低収入で腹が立ちましたが、現在は「まあしょうがないかな」とは思っています。

だって現時点で会社への貢献があまりにも少なかったでしょうからね。(色々とありましたからね)

去年一年間は当然ですが、特に去年12月から現在まで人生で一番働いていると思います(笑)。

若いころのようながむしゃらに頑張るではなく、相当に頭を使って動いて実践している感覚です。

だから頭の疲労と身体の疲労が凄い・・・(年齢のせい?)

成果が出るかどうかはまだわかりませんが、結果が出るのにはもう少し時間がかかりそうです。

大変なのですが、自分でどうすれば良くなるのかを考えて実践していくことが思いのほか面白いと実感しています。

「仕事の本質」とはこう言うことなんだろうなと感じています。

だからといって理想ばかりを追いかけていてもいけません。

当然現実も直視しないといけませんでした。(汚れ役もね)

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★この1年間は嫌なことから始めました★

まずこの1年間はすぐに結果が出るようなことから始めました。

過去何度も書いていますが、それは個人の家計改善と資産運用と同じです。

本当の最初の数か月は、帳簿とにらめっこしてどこが悪いのかを炙り出し、そして現場の状態と空気(雰囲気)をずっと観察していました。

そして実行編は最初は支出を減らして、絞って投資をすることから始めました。

私の会社は帳簿を見れば見るほど無駄が多かったのです。

ぶっちゃけて言いますと、人件費や無駄な経費が大きくなっていく割に売り上げが落ちている状態でした。

費用対効果が全く見えない投資が多いことに気が付きました。(設備も従業員もです)

ですのでまずは支出を抑えることから始めました。

経費の削減から始め、最終的には本当に嫌なことでしたが数人は退職していただきました。

リストラではありませんよ。

余りにも問題が多く売上がすぐに回復するような状態では無かったので、回復するまで社員を抱えておくには会社はもたないと判断したためです。

ここ最近は完全に数人はやる仕事が無かったと思います。

労働生産性を考えますと浮いていたというべきでしょうか?

営業に行かず毎日会社内にこもって謎の雑用ばかり・・・。

営業に行ったふりをしてどこかで車を止めて昼寝をして時間つぶし・・・(情報が入ってくるんですよ💦)

本人たちも昔の私と同じで「どうすれば楽にお金を貰えるか」を考えて実行していましたので、私が会社に復帰して雰囲気が変わり居づらくなったのでしょう。

ただしこれは会社側にも責任が大きいです。

やる気にさせる雰囲気が全くありませんでしたからね。(私も昔そうでしたからよく分かります)

人間的にはいい子たちなんですよ。

しかし公務員ではありませんので、それを維持できるほど会社にはもはや余裕がありませんでした。

①まずは会社側から出来る限りの社員への還元措置を施しました

当然、会社の現在の状況を説明して厳しくなる代わりに会社側から社員に対し奉仕できることから最初に提供しました。

  • まずは以前のような分かりずらい給与システムから明確な給与システムに変更、提示。
  • そしてサービス残業の廃止。(残業代も明確に提示しました)
  • 営業時間の短縮。(通常営業時間も1時間短縮しました)
  • 副業の解禁。
  • そして完全週休二日制の導入。(横並びで以前は違いました)
  • 成果を出したら出した分だけ給与を増額してあげて、尚且つ就業時間も大幅に減らしました。(実際に給与が増えた社員もいます)

逆にやる気のない子は居ずらくなったのかもしれません。

会社側がこれだけ大幅に譲歩してきたら逆に結果を出さないとプレッシャーになるからです。

②削減は取り敢えず成功しました、次は設備更新

結果的に私の以前の給料からの減額分と社員数人の削減費用で一千万円ちかくは削減出来ました。

やはり人件費などの固定費削減は思いのほか大きいです。

しかし私は基本的に安易な人件費削減は反対です。

業務改善をまずは施し、人間を育てて、業績を上げる方が先にすべき道だと信じています。

そうするつもりで会社改革をしていきました。

しかしそれに反対する人がいるのも事実です。

真剣に向き合えば向き合うほどその雰囲気を嫌がる人間がいるのも事実です。

でもそれは仕方が無いことです。

無理強いは出来ません。

しかしこれにより減少した売上分の補填とその浮いたお金で少しずつ設備投資をしていくことが出来ました。

ここ数年間、オーナーはすでに会社に対して仕事を放棄していたためかあらゆるところの老朽化が酷く、少しずつ設備投資をしていかないといけませんでした。(私もセミリタイアする気満々でしたので口出しをしませんでした)

大分やりましたが、まだまだ更新していかないといけません。

最低でもあと数百万円分の設備更新が必要なのですが、順番を見極めながら財布と相談しながら少しずつ引き延ばしてしていかないといけません。

★4月から給与アップなるか?しかし気になる点が・・・★

おそらく4月の新年度から私の給料はいくら上がるかわかりませんが少しはアップするとは思います。

上がらなかったら辞める!!(笑)

ただし、今のままでは会社の伸びしろはありません、節約しただけなので。

地盤を固めただけです。(ただし非常に大事だと思います、地盤の弱い家はどんなに最新設備をしてもすぐに崩れるのと同じです。)

次は売り上げをどう伸ばすかです!!

それを現在12月から、ずーーーーーーーと一人で仕組みを作っています。

なぜ一人でしているのかと言いますと、通常業務はおろそかに出来ないからです。

それと基幹部分は零細企業の場合は絶対に経営者がしないといけないと私は思っています。

そこで楽をしたら絶対にダメ。(最悪、社員にパクられます)

だから残業代や休日出勤代の要らない私がしないといけない。

成功を信じてやるのみです。

しんどいですが面白いですよ。

ただ想像していた給与上昇率は難しそうです。

理想は約20万円のアップ!!(現在21万円)・・・・・でした。

というのは、去年後半くらいから消費税の増税とコロナショックの影響が如実に出てきているんです。

売上が想定以上にガタ落ちです。

数パーセントの下落は覚悟していましたが、想定以上でした。

ただでさえ悪化している業績を立て直すのに必死なのに、外的要因が大きすぎます。

①前途多難な会社経営・・・

おそらく私の会社の場合はリーマンショックレベルではありません。

いや業界全体が最悪の状態だと思います。

ここ数か月は完全に経済自体が止まっているような感覚です。

全く商品が動いていない!!

例えが悪いかもしれませんが、阪神淡路大震災や東日本大震災を直撃して営業自体が難しく全く売り上げが作れなかったというレベルに匹敵します。

それくらい悪いです。

1月中旬くらいから現在に至るまで!!

バブル崩壊直後から今まで働いてきましたが、ここまで悪いのは今まで正直経験がありません。

大変な時に社長に就任してしまいました・・・。

ツイッターでも時々書いていますが、これから世界は不景気モードに突入していくと考えられます。

コロナショックはあくまでも下落へのきっかけです。

これから数年間は不景気になると思われます。

もうすでに外資系で働いている友人は冬のボーナスがカットされる可能性が大と聞きました。

ヨーロッパ系の企業なのですが、EUも不景気に突入しているらしいです。

少し前まで人手不足だと言っていましたが、倒産リスクが高まり逆回転が始まると思います。

当然不人気職種は依然と同じように人手不足は続きますよ。(ハードワークのくせに給与が安い業種)

これも良い経験だと思って頑張ります。

ただしセミリタイアは少し伸びそうな気配が・・・。

まあ、どれくらい給与がアップしたかは分かってからまた報告します。(何度も言うが1円も上がらなかったら会社を辞める!!やりがいはあるが、どっちみち生活が出来ん!!)


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