まいど、あーくんです。
仕事もプライベートも忙しい12月です。
去年とはえらい違いです
今月はボーナスの時期です。
私の会社は昨年度の売上と利益(業績)から比較して賞与の金額を決めます。(私は役員なのでボーナスなんてものはありません)
夏のボーナス(上半期)は、大幅な減額をせざるを得ませんでした。
それだけ上半期はかなり深刻な状態でした。
この状態のままが続くと会社継続が難しいと思わせる業績でした。
番頭がいないと会社はこうも業績が落ちていくのかと実感した半年でした。
「これは資料を見れば見るほど、想定していたよりも酷い状態。どこまで出来るか分からないが、改善が出来ることから手を付けていかないともう手遅れかもしれない。」
私が今年の4月から雇われ社長として本格復帰して最初に感じた気持ちはこんな感じです。
この半年の7月から12月(下半期)は、良いとは言いませんが何とか去年比で見ますと回復しました。
何とかくい止めることが出来たと思います。
ただしこれはあくまでも止血を行った結果です。
単純に今までのやってきたことを厳しくしただけです。
それは、
- 経費削減
- 在庫調整
- 人件費の削減
- 給与体系の変更(一部達成金制度の導入)
- 6月から私の営業の最前線の復帰
大きく分けてこの5つです。
これがすぐに改善すべき部分で、効果がすぐに表れやすい部分です。
会社がまずい状態だったので即効性のあることからやらざる得なかったです。
特に5番ですね。
私が現場に復帰したので、売り上げがその分増加したのは良いのですが、社員たちの数字が落ちたままなんです。
これを改善しないと先に進めない。
しかしじっくり成長を見守る余裕が私の会社にはもうありません。
取り敢えずすぐにある程度回復させないと!!
これは金融資産を確実に増やしたい場合とやることは同じです。
収入はすぐには上がりません。
やることと言えば支出の見直しと「気力」の持続です。
まずはこれがすぐに改善できる手です。
取り敢えずこれで、前年比よりも下半期は改善しました。
ちょっとだけ光が見えた。
そして私の給料が少ない間(現在手取り21万円)に利益を次の事業投資に振り分けました。
今まではオーナーが根こそぎ持っていきました。
しかし今年から内容が少し違います。
それは(少しの利益ですが)新規事業への投資です。
これも資産運用と同じです。
金融資産を増やしたいのでしたら、利益が出たら使うのではなく、再投資につぎ込むことです。
今行っている改善方法は誰にでも出来ることです。
要するに来年度からが本番勝負!!
現在の何とかでた利益を次の投資につぎ込んでいるので、それが成長していくかです。
事業が成長しないと私はそこで終わりです。(クビです)
守りだけで成長戦略が描けない社長は、社長ではありません。
未来を少しでも変えることが出来ないと社長ではありません。
言われたことを黙々とこなすのは社長の仕事ではありません。
資産運用もビジネスもリスク管理はとても大事ですが、ビジネスは若干アグレッシブでも良いと思っています。
仕事は面白くないとね。
業界が元気な時は大変でしたが、やっていて楽しかったですもんね。
今はシェアの死守ばっかりでやっていて面白くないですもん・・・。
ずっと守りの仕事をしていて疲弊ばかりしていき、ついに私は仕事を諦めセミリタイアを目指すようになった。
話は戻りますが、
会社復帰の1年目は会社の無駄な部分とすぐに改善できる部分の見極めと実行。
そして2年目成長戦略を実行していき光が見えるかが勝負です。
すぐには結果は出ないのは当然です。
世の中そんなに甘い世界ではありません。
光が少し見えたら成功なんです。
後は何度も改善しながら育てていくこととなります。
会社改革2か年計画の9か月が過ぎて、まだ道半ばですが全く見えない道を進むのもスリルがあっていいもんです。
自分を信じてやるだけです。
こんなに自分を信じて仕事をやるのは久しぶりです。
これぞ仕事の本筋。
人生は1回きりです。
仕事に悔いを残したくありません。
こんなに貴重な体験をさせていただいたことに感謝しています。
取り敢えず何とか止血は出来ました。
しかしまだまだ成長戦略を描けていませんので、残り1年半頑張らないと!!
やはり改革するには最低2年はかかると見ています。
赤字を止めるのと、成長は同時進行はやはり出来ませんね。
確実に進めていかないと。
と言いつつダメだったらセミリタイアをすぐにしますけど・・・。