まいど、あーくんです。
最近「人生100年時代」と言う言葉を耳にするかと思います。
現時点の平均寿命は、女性で87.14歳、男性で81.09歳らしいです。
100歳を超える人が増えているのは確かですが、まだ平均では100歳を超えていません。
しかしなんで「人生100年時代」と言われるのか?
それは人間の寿命がいまだに天井を指していないからです。
頭打ちで横ばいになる訳ではなく、いまだに寿命が延びている。
今のペースでいくと数十年以内に確実に100年を超えると言われています。
もくじ
★人生100年長くね?★
そういう推測は置いておいて、「人生100年時代」と聞いて皆さんはどう思いますか?
私は正直なところ、「めちゃくちゃ長いな~」でした(笑)
だって現在の一般的な定年退職60歳からカウントしても後40年もあります。
私は現在50歳だからあともう一回、同じ期間の人生がある計算。
「ひと人生じゃん!!」って思ってしまいました。
まあ健康寿命では無いと思いますので、最後は寝たきりの場合も多いでしょう。
それでもあと50年・・・。
私が若い時は男性女性どちらも10年は寿命が短かかった。
要は平均年齢70歳代です。
60歳で退職して平均15年くらいで亡くなるケースが多かったということ。
それが今では20年以上です。
そして今のペースだと私が(生きていたらだが)老後くらいの時は平均100歳越えも考えられる。
※それまでにデフォルト(国家破産)したら話は別。老若男女問わず、力(お金)が無い者は切り捨てられる可能性はあるが・・・。(旧ソ連がいい例。平均寿命がグンと下がった)
★年金の現行制度には無理がある★
そう考えますと現行の年金制度では普通に考えても無理があります。
支えてくれる若い子が少ない(少子化)ことばかりが取り沙汰されますが、そもそも年金支給期間がめちゃくちゃ長くなりました。
現行制度で続けるなら「人生100年時代」だと80~85歳頃から支給開始でもおかしくない。
まあ私は反対ですけど・・・。
①今後改悪される変更点は?
近いうちに考えられる変更点は、大きく3つ。
①年金支給年齢の強制的引き上げ
②年金支給額の大幅減額
③年金納付金の増額
この3つがセットになるでしょう。
あとは①②③どれを大きく小さくするかの比率の話。
改悪が無いことに越したことはないですが、全く無ければデフォルトの可能性も念のために考えた方が良いかもです。(政治家は票にならないことは後回しにします。)
※そのような状態になった時、私はデフォルト(債務不履行)は無い(負債がデカすぎて潰せない)と考えていますが、緊縮財政とハイパーインフレのセットにはしていくと思います。
今はどうでもいいのでその話は置いておいて、
普通に考えれば寿命が延びるということは「自由にやれることが増える」という意味合いから「嬉しい」「楽しみ」と考えるのですが、もう日本では少し内容が変わってきています。
少し考えれば分かりますが、一部の感度の高い若者は現役時代から既に老後を考え、節約し老後資金をまかなう。
私の場合は少し遅かったのですが、35歳くらいの時に「んっ?」と思いました。
何も考えずに行動すると死ぬまでにお金が枯渇する可能性が限りなく高い。
当然ながら日本は内需が年々弱まっている。(経済にずっと悪影響)
もはや観光関連でしか、伸びしろがない。
ずっと続いたデフレ社会。
最近でこそインフレ気味ですが、好循環のインフレとは意味合いが全く違う。(体感ではほとんどスタグフレーション状態)
それこそ若い子から高齢者まで平均して節約マインドです。
それじゃあ、経済(特に内需)が好転しない。
★これからの日本人の選択肢★
今後の行動は?
①これからの日本人は、永遠に死ぬまで働き続けることができる「仕事」=「人生」の価値観を見つけることが出来るか、
これは良い意味でですよ。
それがどうしても嫌なら、
②FIRE(リタイア)のように一気に貯めて、資産収入で死ぬまで資源が枯渇しない方法を選ぶか、
になりそうです。
もしくはそのミックス(サイドFIRE)。
私は②に極力近いミックス(サイドFIRE)を目指しています。
それぐらい60歳からの人生が長い。
これまでの日本人の人生観や価値観(60歳まで働き、65歳から年金生活)は現実的にほとんど人は難しくなります。
★素晴らしい人生にするために★
①②どちらの方法でも私は素晴らしいと思います。
私は現在の仕事が嫌いなので②の選択で一生懸命ですが、一生働き続けてもいい仕事があれば、その選択も全然ありだと思う派です。
だから本音では①②ミックスのサイドFIREが理想。
世の中には「仕事が楽しい。やりがいがある」と感じている人もかなり多いですからね。
なので私の場合は、FIREした後も永遠と仕事を探したり、様々なビジネスを始めると思います。
「生きるため」「お金のため」から「生き甲斐」への脱皮です。
悲しい話、今後は年金や医療費に関しては、改悪はあっても改善はどう考えてもあり得ません(苦笑)※ついでに生活保護もね。
だからiDeCoであったり、新NISAが出来た。
「税制優遇するから自己責任で頼むよ」って暗に国も言ってる(苦笑)
①②どちらを選択しても目標を見つけ「生き甲斐」を見つけないと辛くて長い人生。
精神科医・心理学者ユングの有名な一説、
「充実した人生を送ろうとしないのは、終わりを受け入れようとしないのと同じことである。
どちらも生きようとしないのだ。
生きようとしないことは、死のうとしないことである」
老後生活はまさに最後の大仕事!!
誰もが通る道「死」への受け入れです。
何も考えずに生きると死ぬことも出来ない生き地獄になるかもしれませんので、各個人がきっちり自分に合う人生設計をしていかないといけない過酷な時代に突入したともとれます。
就職氷河期世代よろしく、今後は国民全員が自己責任。
未来に起こりえる事態に目を背けないで、しっかりと人生設計するくらいで。
何も無ければラッキーだし、本当に起こってしまってもある程度対応できます。
と言いつつ、目の前の仕事のクレームには予測できずに現在四苦八苦ですが(苦笑)