まいど、あーくんです。
前回は嫁さんに「ケチすぎる」と愚痴られましたあーくんです(苦笑)
その時はけっこうなダメージでしたが、その通りだからだと思います。
最近はFIREする時期が本当に難しいと感じています。
「残りの人生」と「お金」のバランスがどこがベストなのかがよく分からなくなります。
※現時点は特に判断が難しい。2024年8月2日、日経平均2000円以上の暴落中!!
もくじ
★FIREを目指すが故に仕事人間に!?★
我が家は共働き夫婦です。
私も嫁さんも「辞める辞める詐欺」ではないですが、お互い仕事が忙しくてコロナ禍以降は全くと言ってもいいほど旅行はおろか、外食やちょっとしたショッピングもほとんど行かなくなってしまった。
FIREを目指したおかげ(?)で(特に嫁さんが)逆に猛烈仕事人間になるという状態・・・。
おかげ(?)でコロナ以降の資産急増は昨今の株高もあり、想像以上でした。
昨今の節約生活に慣れてしまったのもありますし、お互い忙しくなってしまってまとまった時間が取れないというのもあります。(お互いの休日が合わない)
二人の休日が合う日もまとめて生活必需品の買い出しが基本です。
2番目がお互いの両親との食事などの親孝行。
それくらい。
コロナ以降で夫婦で遊びで出かけたのは、映画「スラムダンク」を見に行った時くらいです。
それくらいしかない。
よく考えるとヤバいですよね。
夫婦で節約生活に慣れてきているのは良いことなのかもしれないが、大切な何かを犠牲にしているような気がする。
貴重な「今」と言う時間を!!
FIREを本気で目指し、節約生活を始めて、嫁さんも徐々に協力して貰うようになり、数年・・・。
金融資産は確かに増えた。
そりゃ増える!!
節約生活が基本で、住宅ローン支払い、そして残り全額を貯蓄と資産運用にまわす日々。
キモイかもしれないがコロナ禍以降、私は月に平均5000円も使ってないかもしれない。
何かを得ようと思えば(FIRE資金)、何かを失う(今という時間)。
凡人の私の場合はそれくらいの覚悟がないと達成できないのは理解していますが・・・。
★夢の上方修正が止まらない★
現在は普通に働いている限り、もうお金の心配は無いはずだ。
給料を全部使い切り生活をしても問題なく人生逃げ切れると思う。
ただし私は現時点ではセミリタイア(サイドFIRE)は可能かもしれないが完全FIREするには少し足りないと思っている。
最近は想定以上に資産が増えるスピードが速かったので、自由時間ともう少し生活に余裕が欲しいのも合せて完全FIREを目指すことに変更している。
私は丁度いいライフバランスを取ることが非常に苦手(下手くそ)なのが分かってきたので仕事かFIREかの二択で考えることにした。
想定してた以上に資産が増えるスピードが速かったのもかなり大きい。
要はFIREする条件の上方修正が止まらないのだ!!
目指し始めたころは、月に15万円収入のサイドFIRE。(当初の目標金額は2000~3000万円ライン)
そして月に10万円収入のサイドFIRE。
月に5万円のサイドFIRE。
最近は完全FIREラインで小遣い稼ぎにアルバイトが目標。
さらに将来は二拠点・三拠点生活を夢見てしまっている。
そうなると1億円以上の金融資産と15万円/月以上の家賃収入が条件となってきている。
欲望が止まらないので辞め時を見失う状態なのかもしれない。
それにプラスして長期の景気後退局面でも安心できる資産の構築を考えるもんだから、終わりが見えなくなってしまう。
慎重な性格と言えば聞こえがいいが、要は臆病なだけか決断力の欠如か?
★フリーランスになってまだ数か月だが・・・★
私は今年4月から独立し、フリーランスでサイドFIRE生活に一応なったが何だか違うような気がしてきている昨今。
というのは、やはりこの世は競争社会。
収入を得るには一生懸命頑張らなくてはならない。
ほどよい適当な仕事なんて当然出来ない。
やるからには負けたくない気持ちが芽生える(笑)
誰でも適当な仕事をする人間とは仕事をしたくないでしょ?
なのできちんと仕事をしないと仕事を貰えなくなる恐怖感が常に付きまとう。
以前のようにキャパ以上の売上を増やす努力は減ったのは確かだが、それでも仕事を続けている限りはちゃんとしないとね。
背負うものが減ったので以前に比べてストレスは確かに減っているが、何かに追われている恐怖感が常に付きまとう(分かる人います?)
★完全FIREすることの勇気★
金融資産は実際は足りているのかもしれないが、辞める勇気がわかないのかもしれない。
必要以上の想定外の事態を想定しすぎているのかもしれない。
仕事は辛いことのほうが多いが、やりがいがあるのも確か。
その見返りとして報酬がある。
しかしどこかで見切りをつけないと、死ぬ寸前まで仕事を続けることになりかねない。
「お金が目的」のために仕事をするになりかねない。
未来への恐怖が勝り、有意義に使いもせず、ただただ貯めるためだけ、税金を払うためだけに働く。
仕事が生き甲斐まで昇華されているのなら別に結構なのだが、私は単にFIRE後にお金が無くなるのが怖くて仕事を続けているような気がする。
私の年齢(50歳)で一度FIREをしてしまうと、もう正社員としては戻れない覚悟がいる。
「もうちょっとすれば安心」「もうちょっと貯めれば安心」
「2000万円」「3000万円」「5000万円」「7000万円」「8000万円」「9000万円」「1億円」と・・・。※目標金額がこのように変わっていっている気がします。
FIREはその人の人生が180度変わるくらいの素晴らしい概念だが、少し間違えると今という時間を犠牲にしてしまう諸刃の剣。
今を犠牲にして将来の安心を買う行為。(少なくとも私の場合はこれくらいの覚悟がないと資産が増えなかった。)
食事でも私は大好物を最後に残してしまう性格だ。
最後まで好物を残しておいて、美味しくいただく。
しかしこれの欠点はペースを誤るとメインディッシュまで辿り着けない。
辿り着いたとしてもお腹がいっぱいで感動があまり無い場合がある。
これと同じで「あともうちょっと」でずっと続けていると既に満腹でFIREしても感動は少なくなるのではないか?
満腹の安心感はあるが、歳を取り体力がなくなり、全てのことに興味が薄れ、旅行や食事も満足に出来なくなる可能性が高い。
お金はあるけど、病院の往復がメイン、家でゴロゴロ。
病院代や介護を奮発できるっていうのも何だか違う気がするしね(苦笑)
★最後は自分の決断のみ・・・★
何処まで行っても不安感は無くならないのは何となくわかります。
両学長だったかの動画で、「10億円以上資産がある社長さんも不安は全然なくならないと言ってた」と言っていました。
多分そういうものなんだろう。
いつFIREを始めるかは本当に大事だし、本当に難しい。
時間の巻き戻しは出来ない。
毎月、遊行費の予算を計上していくべきかな?