【就職氷河期以上の世代へ】本当の危機感が「FIREへの道」を歩ませる。


まいど、あーくんです。

いや~びっくりしましたね。

ここ最近は一発アウトの報道が度々出てきますね。

犯罪(逮捕)ではないが、コンプライアンス的にはアウトみたいな。

まあ今の時代はそうなんでしょうから、受け入れないとね。

ついでに私ももう50歳。

就職氷河期世代な訳です。

おそらく昭和世代の価値観を引き継ぐ最後の世代。

パワハラ・セクハラ当たり前。

根性論・サービス残業・飲みにケーション当たり前。

そんな価値観の最後の世代。

最近特に思うのが社会の価値観の根本的な変容が急ピッチに進みだしているなと感じることです。

これはもうメディア・芸能のみならず、我々一般的な世界の中でこの数年間で大変革が起こっていると感じます。

多分どこの業界でもこの変革は起こっているのではないでしょうか。

具体的なことを良いだすとキリがありませんのでここでは省略しますが、10年近く前から私は仕事の最前線に立ち、感覚的に「これは今のままでは定年退職までの残り20年はかなり難しいな」と感じていました。

今新たな行動(新たな道)をしておかないと老後、しいては40・50歳以降は大変なことになると感じていました。

そこで私の場合は「FIREを目指す」という目標を出しました。

そして当時感じた危機感は現在、本当に現実となりそうです。

私たち世代が30歳代の時までは良いか悪いかは別として旧態依然の体制がまだ当たり前で、その価値観の元で仕事をこなしていました。(既に崩壊しているのに、そのレールで失われた約30年です)

しかし10年くらい前から様子が変わりだします。(私で言う40歳前後あたり)※2015年前後?

言葉で言うのは難しいですが、「このままではマズい」と感じました。

危機感です。

当時は個人的にその他の理由もたくさんありまして、私はFIREという道を見つけ、それに向かって模索することになります。

まあ早期引退への道ですね。(当時お金はほとんど無かったがFIREを目指すことにしました)

当時の会社の会長もそうでしたが、完全に感覚がズレていましたもんね。

「今それやると問題でしょ」みたいな(苦笑)

おそらく大企業でも影響力を持つ者が長期にわたって権力を保持してしまうと当人は何が悪いか分からず、周りだけがその処理にワタワタしてしまう。

多分どこもそんな状態なんでしょう。

おそらくこれから数十年をかけて大きく社会が変容していく。

それが吉と出るか凶と出るかは分かりませんが急ピッチに変化していく。

それは不運と言われる私たち氷河期世代が体験したレベルとは比べものにならないレベルで変容していくんでしょうな。

今なんてまだまだ序の口。

我々世代より上の世代は一部の人間はついていけるが、おそらく大多数の人間には最前線に居続けるのは難しい。(ほとんどが老害と化す)

だから少しでも安心したいのならFIRE、最低限でもサイドFIREレベルの準備は必要となります。

FIREをする・しないというレベルではなく、いつでも出来る準備は必要となりそうです。

そして速やかに引退して次の世代にバトンタッチ。

ちょっと早いのですが、それくらい昨今の変化が速い。

まったくやってられませんよね。

人間の寿命は着実に伸び続けているのに、会社人生は短くなっていく・・・。

だから絶対にセカンドライフを考える必要が出てきそうだ。

私は今後はセカンドライフ型・利益追求型ではない形の企業が続々生まれてくると見ています。(サイドFIRE型企業とも言うべきか)

※昨今は新入社員の初任給は30万円を突破し始めてるらしい。一方我々世代は?リストラ?(苦笑)

近代史でいうと幕末や太平洋戦争前後とまではいかないかもしれませんが、それくらいの時代の変革がこれから始まる予感です。

我々世代より上は時代に取り残された側です。

歴史好きの私からすると、就職氷河期世代は幕末で負け戦が分かってても最後まで幕府側で新政府と戦っている人間側に見えます(苦笑)

就職氷河期世代の最後の世代(40歳前半組)は白虎隊に見える。

頭の良い人間だけが新しい時代へスルッと鞍替えしてる。

そして若い世代がこれから切磋琢磨して新しい道をつくる。

抵抗しても無駄。

時間は止められないのと同じ。

抵抗せずそれを受け入れ、隠居する。

隠居が無理なら、副業などの違う道を模索し続ける。

私の場合はお金を掛けずにどう心豊かに生活できるかを模索し続けると思います。

そして現在は昔と違い様々なことを試すことが出来るベースが出来ている。

それとついでに幕末も大戦後すぐもどちらもインフレが酷い時代。

しかしその時に時代は変わる。(庶民が苦しくなればなるほど国が変わるのはどの世界もです)

日本の場合はプラスアルファで外圧があればもっとです。

だから私はFIREは単なる逃げ道だとは思っていないです。

新たな道へのシフトチェンジ。

FIREするにしても働き続けるにしてもリスクを負うことをしない現状維持は今後は地獄。

新しい道へとシフトチェンジを模索していかないと道が無い。

そして怖いことを言いますが今後は助けてくれない可能性も高い。(最終的には力の無い者は切捨てられる可能性もゼロでは無い・・・)※ここで言う「力」(ちから)とは、お金・権力・人脈などの事です。

タイトルでは分かりやすく「FIREへの道」と書きましたが、みんながFIREしろという意味ではありません。

FIRE・サイドFIREを目指すうえで絶対に必要である、最低限の金融知識・広い知識と視点・危機察知能力などを鍛える必要が我々世代は特に必要になってきたなということです。


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コメント

  1. 黒田順之介 より:

    コロナを境に世界は変わり二度とコロナ前には戻らないでしょう。
    ソレを理解しているが無視している人間が本当に多い。
    しかし必ず「自己責任」として跳ね返ってきます。
    自由意思の下に選択した行為の結果と責任は全て個人に帰属するのです。
    例え「拒みたい選択しか無かった」としても
    そんな選択に成る迄、問題を無視して居たのは自分だからです。
    我々は少し離れた所から世の潮流を見る事が出来るでしょうかねぇ…
    その為に虎視眈々と機を伺って行動した訳ですが(笑)

    • あー君 より:

      >黒田様
      本当にコロナを境にですね。
      コロナ前から様々な問題は噴出し始めていましたが、コロナを境に決定づけたって感じでしょうか。
      最近は同業者やお客さんともよく話をしますがどこまで本音なのか分かりませんが話をする限り、「危機感は感じているがそれに対しての対策は・・・」という話ばかりなのは確かですね。
      まだどこかで時間が解決すると思っているみたい。
      アドバイスをしたいですがグッと抑えています(笑)
      私もタイミングギリギリですが、約10年間頑張ったおかげでようやく出口(FIRE)が見えてきました。
      その後の不安はありますが、少なくとも個人で出来る範囲ですが準備はしてきたつもり。
      臆病な私の場合は「危機感が行動を促す」です。