まいど、あーくんです。
私はとりあえず今は(自称)サイドFIREをして小さな会社を経営しています。
現在はサイドFIREなので将来的には完全FIREを目指しています。
今の資産を維持しつつ、年齢を重ねていけば辿り着けるかと思っています。(もう頑張って資金をつぎ込む気力が無い)
私のブログでは耳にタコが出来るくらい言っていますが、私の業界(アパレル)は景気が悪い。
現時点では内需産業はもうインフレに付いていけていない感があります。
しかし私が長年培った仕事能力と言えばこれしかありませんので、もう少しで到達するFIREまで緩く仕事を続けています。
最近はまあまあ暇なので合間に結構ネットサーフィンをしますが、最近特に思うのが「二極化が激しくなった」と感じることです。
もくじ
★インフレは格差を拡大させる★
【インフレは格差を拡大させる】
これは多岐に渡ります。
国家単位でも企業(会社)単位でも個人単位でも全てにおいてです。
ソースがどこだったが覚えていませんが、格差が極限にまで広がると既存の社会システムは不安定となりリセットされる。
そしていつの時代も混乱期の始まりは極度のインフレから・・・。
これは日本だけではなく世界全体の問題です。
先進国・発展途上国、資本主義・共産主義、関係なく貧富の差が激しくなってきました。
要はひとむかしの階級社会(固定化)になりつつある。
こうなってくると社会が不安定になり、どこかで崩壊となる可能性が高くなる。
何とか生活することが出来ても良くなることはないので、一発逆転を狙うしかなくなるからです。
最初は個人レベルでもいずれは社会全体となっていきます。
それが革命的な内戦なのか、外部に向けての戦争なのかは分かりません。
しかし先進国でありながら世界で最も格差が小さい社会と言われた日本でも如実に格差を感じつつあるということは・・・?
★企業の二極化が進む★
少し前の記事ですが日経電子版の東京商工リサーチの記事です。
現在においても内需が弱くなっている日本においては、倒産件数が増加傾向です。
一応ですが無料部分の冒頭の文だけですが、添付しておきます。
中小企業の小型倒産が治まりません。
これで言えることは、最近の倒産は中小零細企業がほとんどだということです。
シェアが町単位の小さな企業がもの凄い勢いで無くなっていっています。
地方は特に悲惨なのでは?
一方で市場シェアを握っている大手企業は絶好調とまでは言えませんが比較的好調です。
今まで出来なかった値上歓迎といったところでしょう。
だってこれまでは値下げ競争でシェア獲得競争していたのが、値上げしても獲得できますからね。
大手の多くはそりゃ過去最高をたたきますよね。
ここからは私の推測なので、異論は認めます。
現在日本はバブル崩壊以降ここ数十年間体験をしたことがないインフレ社会に突入しています。
シェアを握っている大手企業は基本的に価格決定権を握っています。
あくまでもマーケティングを通しての価格です。
しかし中小企業は大手企業の値段を参考にして価格を決定していきますが、どうしても二歩・三歩遅れます。
一度や二度レベルなら大きな問題ではありませんが、それがこの数年間、数か月に一回は何かの商品の値上げが続いています。
これがどういう意味か分かりますか?
そうなんです、ここ数年間は永遠に利幅が悪化したままなんです。
追っかけて値上げはしているのですが、お客さんあっての商売なのですぐに右から左へ値上げするわけにはいかない場合はほとんどなんです。
いずれは値上げは出来るのですが、その間の数か月間は利益率が下がる。
やっと値上げが出来たらと思うと違う商品がまた値上げ・・・。
これが数年間ずっと続いていると当然体力が低い小さな会社は倒産する。
同じ問題で利益が圧縮されているので新しい人材を入れたいけど人件費高騰もあって、採用したいけど出来ないのが現状。
それで結局、人員補充は出来ない。
人員確保が出来ないと売上は落ちる。
特に中小企業は高度なシステム化は難しく、どうしてもマンパワー頼りになりやすい。
そしてまた値上申請が来る。
まさに負のスパイラル。
適度なインフレは問題ないですが、現在のインフレは中々の高インフレです。(米国に続き、先進国第二位のインフレ率)
将来を見越して余分に値上げが出来たら時間稼ぎの余裕が生まれるのでしょうが、デフレマインドがまだまだ強い日本では水面下ではいまだに熾烈な値下げ競争をしていますので、駆け引きばかりです。
正直疲れます(苦笑)
産業構造の川上と川下を握る大手企業は価格決定権を握っていますので、有無を言わせず独断で敢行できます。
この状態が続くと大手企業と中小企業の二極化がますます激しくなります。
購買意欲が旺盛だったバブル以前の良いインフレではありませんのでね。
現在はコストプッシュインフレです。
これは日本だけではなく、世界中で起こっているみたいです。
勝ち組と負け組の圧倒的な差。
私もサイドFIREの身でありながら、最近は24時間ずぅっと会社の損益分岐点で悩んでいます。
値上で売り上げは落ちて、しかも利益確保は大変だわ、だからといってすでに経費削減は限界に近いわ。
なので限界を感じ最近は完全FIREを目論んでいると言う訳です。
物価が安定しないと卸問屋業は特に苦戦が続きます。
★個人レベルでも相当な格差★
個人レベルでも格差はグングン開いていっています。
一番わかりやすいのが、貯蓄(金融資産)の中央値と平均値の比較です。
それを過去10年くらい見てみると分かることがあります。
それは中央値と平均値が開いていっていることです。
少し前のブログで金融資産ピラミッドについて分析しています。
よければこちらもどうぞ。
これはどういう意味かと言いますと、
お金持ちはグングンお金持ちになっていき、貧乏人は永遠に貧乏のままということです。
しかも資産がゼロと回答している人は、どの年代もほぼ同じ比率のまま。(約20%あたり)
要は20歳代で資産を形成できない人は死ぬまで資産形成出来ないと推測できます。
これは個人的な要素も十分にあるかとおもいますが、貧乏人はなかなか脱出できないということです。
逆に富裕層もグングン増えていっている。
人数も増えていっていますが、金額も多くなっている。
富める者はますます富み、貧しいものは永遠に抜け出せない。
過去データを調べると最近の高インフレでこの動きが顕著になってきました。
少し投資知識がある人なら理解できると思いますが、インフレとはこういう事です。
失われた30年と言われるデフレ時代はそこまで格差は拡大していませんでした。(だからと言ってデフレは容認出来ないのが私の意見です)
資本主義の歴史が長い欧州や米国はどうなっているか。
そしてこれを長い目線で見ると階級化していきます。
裕福な家庭は子供に充分な教育を与え、環境もそれに適したところを提供します。
逆に貧困層は、狭い世界でしか生きられません。
お金が無いゆえに選択の自由が狭く、親を含めて周りの環境も同じなので疑問にすら思わない。
最近よく言う「親ガチャ」というやつです。
底辺で慣れると簡単に抜け出せない。
それが世代にわたって固定化されていく。
それが不満となりマグマのように徐々に社会不安を招いていく・・・。
これを是正するのは容易ではありません。
なぜなら徹底的な所得再分配をしないといけないから。
これをしすぎると今度は労働意欲が阻害されていく。
今の日本のような感じ。
「働けど働けど、わが生活楽にならず」
だったら働かずにもらう側にたった方が楽ってね。
だからどちらに向かおうが解決が難しい・・・。
共産主義が衰退した理由もこれが大きいと言われています。
だからと言って格差が拡大していっても社会不安定化が酷くなります。
難しいですね。
★不安定化する世界★
あくまでも過去の歴史を参考に比較すると、
スペイン風邪の流行(現在で言うコロナショック)から第二次世界大戦終結後までの流れがリンクされる。
私が好きな言葉で「歴史は繰り返さないが韻を踏む」は本当にその通りだと思います。
その通りに繰り返しはしませんが、本当に韻を踏んでいるような気がします(笑)
経済史・歴史好きな人ならこのブログがめちゃくちゃ面白いのでお勧めです。
※© 2023 相場史データベース 〜歴史は繰り返さないが韻を踏む〜.から
★グローバル資本主義の崩壊★
世界的視野で見ると確実に所得は上昇している。
東アジアや東南アジア、インドなど少し前と比べても明らかに生活水準が上がっています。
しかしそれと同時に、古手の先進国は明らかな階級社会になりつつある。
力の持つものだけが権力を握る世界となりつつある。
もうどうすることも出来ない固定化された貧富の格差。
衰退した欧米諸国からアジアへ力の移動が始まったという人もいます。
欧米中心の世界からアジア中心の世界へ軸足が変わったと。
ただどうなんでしょうかね?
私は「中所得国の罠」っていうのに結構シンパシーを感じるんですよね。
この「中所得国の罠」っていうのは国民一人当たりの所得が1万ドルを境に中々越えられないというもの。
ちなみに日本は2019年度のデータですが、約40256ドルです。
そして現在世界を騒がしている中国は約10522ドルです。
しかも1万ドルを安定して突破し続けている国は歴史上、民主主義国家しかいない。(あと例外でオイルマネーがある中東が数か国程度あるくらい)
権威主義体制では、過去の歴史を見てもいまだに突破したことはないらしい。(一瞬はあるみたいだが)
だから単純に民主主義が育ちにくいアジアにシフトするのは現状では難しいとは思います。
生活水準は確実に上がっていますがね。
まあそりゃそうだ、法治国家・民主主義国家でないと結局は信用が無くて世界のお金が集まらりにくい。
権威主義国家が階級社会なのは理解できますが、問題は民主主義国家でもどうすることも出来ないレベルまで格差が広がり、固定化されつつあることですね。
今の世界のぐらつきは根本的にはそんなことを言っているかのように思います。
★個人では何も出来ない。仕組みを知り賢く利用するしか★
と言いつつ私は徹底的に【R>G】の法則に則って資本収入を最大化させます。
ちなみに【R>G】の法則の簡単な説明、
「r > g」の意味
- r(資本収益率):株式、不動産、企業などの資産から得られる利益の割合。歴史的には年5%前後。
- g(経済成長率):GDPの成長率や所得の伸び率。通常は年1〜2%程度。
この不等式が成り立つと、資産を持つ人は労働者よりも速いペースで富を増やすことができ、格差が拡大しやすくなるとピケティは指摘しています。
それが資本主義が生まれた時代からの唯一の勝ち組ルールだからです。
資産を保有し、それを働かせる仕組みを作る。
ちなみに就職氷河期世代の私はこのg(経済成長率)がほとんどマイナス圏という地獄の時代を生きました(データ有)
格差はどの時代でも生まれます。
そして個人の力では社会の仕組みを変えることなんて出来っこない。
しかし日本はどんなに言われようとも、最低限の自由があります。
不満はいっぱいありますよ。
しかし周りを見渡すとまだマシな国であるのは確かです。
言論の自由はあるし、職業選択の自由もあります。
そして最低限と言えど社会保障があります。
自由な競争が出来なくなった時がこの国の終焉かな?
なので末期は近いのかもしれませんが・・・。
そこは選挙して民主主義の良さを活かすしかないですね。
それで良くなるかはまた別の話(苦笑)
※私は自分の身を切る気が無い政治家ばかりなので自助努力ではもう無理だと思っていますが・・・




コメント
正直何が正解なのかもうわからなくなったよ。デフレは悪だとおもったらインフレも悪
経済成長ゼロで嘆いていたら、気が付いたらなぜか日本の一人勝ちでアメリカは製造業崩壊、中国は経済崩壊、EUは治安が崩壊
どういたらいいんだろうな
>jiuyi様
コメントありがとうございます。
確かに難しい局面ですね。
現在のインフレ率が非常に高いのできついですが、デフレよりもインフレの方が本当は良いです。(2%レベルまで)
現在の日本のコアCPI(消費者物価指数)は前年比で常に3%強を記録しています。
現在年収500万円なら毎年15万円以上の昇給が無いと追い付かない事態。
ここからは私の考えになりますが現在の年齢によりますが、若い人ほどこれからは有利となる可能性が高い。
私の世代とは違い、努力して働けば働くほど稼ぎやすいです。(現に若い世代だけ給料はうなぎ登りです)
それと投資を身近なものとしてやり続けることです。(ブログで書いた通り資本収入は労働収入を常に上回ります。「r>g」です)
これだけで若い人はおおかた防衛できます。
逆に年金生活者などの需給側は年々しんどくなっていくと予想されます。
それと一番キツイと予想できるのは就職氷河期で給料も上がらず、年金もカットされる可能性が非常に高い。
若い世代よりも敏感に感じ取って先先に対策を練らないと非常に危険です。
高齢者は逃げ切れるがこの世代は逃げ切れないので。
個人で出来る範囲で対策するしかないですね。
パウエル氏が米国はスタグフレーションの気配が出ている。
と言いましたね。
当然、米国で起きたら属国の日本でも規模拡大で起きる。
と言うか既に数年前からスタグフレーションですがね。
冗談抜きでコロナを機に格差が固定しましたね。
私は以前、ワープアだったから公営団地に入居してたが
その人達に「努力しても流れは変わらない」とは言えないし
言ったとて理解不能でしょう。
しかし「資本主義の構造を理解せずに努力一本槍で就労しても報われない」のはR>Gでも在るし
嫌という程に我々は痛感させられたから投資をしてる訳です。
労働者の労働力で会社は廻る訳だし労働者が経営者より儲かる訳が無い。
法則ついでに1つご提供させて下さい。
「パーキンソンの法則」と言うのも非常に重要ですよ。
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する。
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。
四六時中、仕事の事を考えてるのは法則にハマってるのかも(笑)
第2法則にハマると大変な事に成りますよ。
金を在るだけ使ってしまう…
なんてヤバ過ぎますね。
特に株式一本槍投資家は自分が使わなくても株式市場が今と逆回転したら勝手に減っていきますしね。
しかも米国はリーマン、コロナのツケ(金融緩和)を両方共未精算のママだし…
だから資産分散投資は正しいと思います。
>黒田様
いつも有益な情報ありがとうございます。
「パーキンソンの法則」初めて知りましたのでネットでググって調べました。
これは当人が相当に意識して行動しないと法則に確かにハマってしまいますね。
米国は次回の利下げは確実視として折り込みましたがその次からは不透明ですね。
でも株価は好感して上昇しました。
しかし決してリスクオンの動きではない。
これいつか逆回転しそうな雰囲気です。
為替は円高に動き始めましたし、ゴールドも上昇しましたし・・・。
日本はとっくにですが、米国もスタグフレーションに入る可能性はかなり大きそうですね。
なんか状況が世界恐慌前や70年代に似てきました。
株安・債券安に突入しそうです。(日本はついでに円高も)
最近の動画でも楽観論が多数見受けられます。
「積立し続ければ複利が効いて資産が爆増する」「投資は入金ゲーム」みたいな。
確かに数十年かけて長期でやればその通りなんですが、最近数年間の好条件下しか知らない人の発言が目立ってきているので本当に要注意です。
米国はこれからツケを払うために相当なことをしてくる可能性が出てきました。
いざとなれば米国は何でもしてきますよ。
米国投資一本槍はもし株安・円高のダブルで来たときはどうやって対処するんでしょうか?
私はこういう時こそ投資は慎重に慎重を期したくらいがちょうどいいです。
分散しまくりで現在はゴールドの比重を少し高めに設定です。