まいど、あーくんです。
日本で生活していると、とても便利で過ごしやすい国だとつくづく思います。
海外に行くと日本の高サービスで物価が安いことに気が付きます。
それが良いのか悪いのかは置いておいて、利用側からすると大変ありがたいです。
どの国の人間も共通していますが、最低限のファイナンシャルリテラシー(金融知識)というか、意識をしているかしていないかで今後の生活が大きく変わってきそうです。
もくじ
★残クレってメリットあるのだろうか?★
最近話題になっているのは新型アルファードの多くが残クレ(残価設定型クレジット)での購入らしいです。
めちゃくちゃ高い車なのになんでこんなに走っているのか不思議でした。
一番のメリットは月々の支払いが安く抑えられるの最大のメリットなんでしょう。
それと現金や一般の自動車ローンで購入するより抽選で当たる確率が全然ちがうメリットがあるらしいからです。
要は早く乗れる。
まあ売る側(ディーラー)にとっても高金利で利益率が上がりますから商売としては当然こちらを薦めます。
しかも残クレ期間が終了したら、損を全くしないで手元に戻ってくる。
調べると、
「残クレ」とは、「残価設定ローン(残価設定クレジット)」の略称です。これは、新車を購入する際に利用できるローンの一種で、数年後の買取保証額(残価)を設定し、その残価を除いた金額を分割で返済する仕組みです12。
残クレのメリット
- 月々の支払額が安くなる: 車両価格から残価を引いた金額を分割で返済するため、通常のカーローンよりも月々の支払額を抑えられます。
- 車の乗り換えがしやすい: 3~5年ごとに新車に乗り換えることができ、常に新しい車に乗ることができます。
- 残価が保証される: 契約時に設定された残価が保証されるため、車の価値が下がっても安心です。
残クレのデメリット
- 利息が高くなる: 残価を除いた金額に対して利息が発生するため、総支払額が高くなる可能性があります。
- カスタマイズが制限される: 車を返却する前提があるため、自由にカスタマイズすることが難しいです。
- 追加料金の発生: 事故や傷がある場合、追加料金が発生することがあります。
- 走行距離の制限: 月間や年間の走行距離に制限があるため、長距離を頻繁に運転する人には向いていません12.
残クレは、月々の支払額を抑えたい方や、短期間で車を乗り換えたい方にとっては魅力的な選択肢ですが、デメリットも理解した上で利用することが重要です。
※カーナリズムホームページより一部抜粋
メリットだけを見ると本当に便利なようには見えるんですが・・・。
欲しい物がすぐ手許にくると言うだけで、金銭的メリットがあまり感じられません。
まあそれでも新車がすぐに欲しい人にはメリットがあるのかな?
夢を買うという意味で!!
自動車版サブプライムローンや大家さんの家賃保証みたいに見えて・・・(笑)
一般には手に届かない商品をどう上手く買わすかの妙。
私の父も金融知識ゼロの人間なので、以前レクサスを残クレで購入していました。
しかもその後も保有を選んだため、恐ろしい金額を毎月払っていました。
何でこんなに高いのかなと僕最初はリースだと思っていましたもん。
10年くらい経っているのにまだローンを払っていたのでおかしいなと思って・・・。
まあこれはひとつの例として出しただけで、「お金がつねに足りない」と感じている人はまずは一個づつ家計簿の無駄を掘りおこした方が良いのではないか?
そこに財産としてのメリットがあるのかないのか?など。
よくテレビのインタビューで「生活が苦しい」コメントを残しますが、あれは(無言の圧力)忖度して言っているのがほとんどで、本当に残らない人はまずは自分を見直した方がいいかと・・・。
というか残す気がそもそもないかです。
★まずはラットレースから降りることから★
なんで急にこの話をしたかと言うと、私はよく「ラットレース」を口にします。
これは有名な「金持ち父さん貧乏父さん」の著書のなかで出てくる言葉です。
ラットレースとは、ネズミを飼育している時によく見るクルクル回るあれです。
小さなかごの中でネズミが運動が出来るようにしているのがラットレースです。
そのラットレースを例えて、お金に常に苦労している人間を比喩しています。
まあ簡単に言うと自転車操業な状態。
頑張って走っても走っても実際は一歩も進んでいない状態を指します。
毎月頑張って仕事をしてやっとのこさ給料が出ても支払いで手許に資産がほとんど残らない状態を指します。
これは給料が多い少ないがあまり関係なく支払い(家計)をコントロール出来るかにかかっています。
なぜかと言うと「ラットレース人間」タイプは給料が増えたらすぐに生活水準を上げていきますので永遠に手許にお金が残りません。(右から左へ抜けていく)
★国もラットレースの加担者★
あとは税金のコントロール。
私はまだ事業主になって日も浅いですが、サラリーマンと経営者ではこんなに税金をコントロールできる幅が違うんだと実感しました。
だから現在「実効税率が高い」と言われる日本だと生まれながらにして「ラットレース」に加わっていますので、本当に意識しておかないと死ぬまで仕事してお金に困ることになりかねないなと思う今日この頃です。
国としては一日でも長く働いてもらい、一円でも多く税金を払ってもらわないといけませんからね。
なので一般国民には税金の仕組みをなるべく分からないようにし、自動的に給与から天引きをして、常にお金が足りない状態にして一日でも多く働いてもらうのがベスト。
高所得サラリーマンは、なんと月の半分くらいはお国のために働いています。
現時点で最強なのは、金融知識があるうえで金融資産があって収入がほとんどない人だと思います。
自分の欲・支払いをコントロールできる人。
何に使うのがベストなのかを判断できる人。
日本は他の国と比べても社会的弱者と言われる人にはとてもやさしい国です。
それと同時に金融資産のみで生活出来る人にもやさしい国です。
中身は違えど表向きの収入だけで見れば全く同じ。(どちらも低所得にくくられる)
まああくまでも現時点ですがね。(最近は金融資産にも課税する話がよく出てきますので、今後は分からんが)