まいど、あーくんです。
私は現在個人事業(ミニ法人)として一人(とパート)で仕事をしています。
アパレル関連の仕事に従事しています。
最近は正直言うと、仕事がめちゃくちゃ忙しいです。
「忙しいのは良いことですな」と言われそうだが、というか実際によく言われる。
しかし内心イラっとしてしまう(苦笑)
なぜなら最近の傾向は売れば売るほど、それに比例して商品に問題が起きる。
もうどうにも止まらない(苦笑)
売上は上がるが、返金やクレームも多いと言う状態だ。
何だか何のために仕事を続けているのか分からない状態だ。
下手したら最近は損失を補うためだけに働いている。
昔は「クレームはたくさん売る人間だからこそ降りかかる」とよく言われた。
その通りなのだが、最近の傾向には限度を超える。
理由は単純だ。
サプライチェーンの不安定化に拍車がかかっているためだ。
廃業、倒産により統廃合・人手不足・人件費高騰・原料高騰・技術の衰退・インフレによる消費不況が拍車をかける。
川上から川下まですべての所で問題が噴出している状態だ。
これまで普通に出来ていた商品が何故か出来ない、もしくは安定しない状態が徐々に増えつつある。
要はこれまでの高品質・低価格がもう無理と言う訳だ。(当たり前と言えば当たり前なんですけどね)
こういったことを踏まえて今後は業界がより一層に淘汰されることもあり、最近はタイトル通りに辞める計画を立て、辞める確認作業をしている。
辞める理由を一つずつ増やしているとも言っていい。
今後はやればやるほど頑張れば頑張るほど苦労するのが目に見えているからだ。(逃げるが勝ち状態)
私もまだ若ければ、今の難局をどう乗り切るかを全力で考え、日本全国を飛び回るが、もうそんな気力は無い(苦笑)
従業員もいないし、なんとかFIRE出来る資産までいけたと思うし、今更リスクを背負って努力して苦労するのも・・・。
しかし単純に仕事がうまくいき儲けてしまうとやはり心が揺らいでしまう。
「もうちょっとお金を儲けれるのでは?」と。
しかし最近は売れるけど売った分だけクレームが増える状態なのでやはり辞め時だなと思う確認事項。
最近はこれを毎日少しずつ増やしていく作業です。
「売れたけどやっぱりクレームが来たか」なので「やっぱり辞め時だな」みたいな。
どうも売り上げが大きくなると「あともうちょっと仕事を続ける病」が再発する。
だが最近はおかげさまで?売り上げ増で気分が良くなり、納品後に痛い目を見るパターンが異常に増えた。
最近私のブログでよく書いている「コツコツドカン」だ。
私個人の力ではもうどうにもレベルの出来ないクレームばかり。
理由は上記で書いた通りです。
なので「やっぱり仕事を辞めたい」という気分になり、また一歩FIREに近づく。
私は来年度半ばまでに現在の業務を停止する予定です。
そして法人は残しておき、それを資産管理会社へ移行させようと検討中です。(前の会社から担当している税理士には言いました)
来年度は業務停止をどれだけスムーズに行うかがネック。
来年度後半からはしばらくはゆっくりとして、以前から興味のあったことを徐々にやっていこうと考えています。
もう今の仕事で毎日悩みたくない・・・。
私の人生、悩むために生きたくない。
コメント
投資で前職の顧客と関係を維持して居ますが
私の前職で在る理美容卸商も完全にスケールメリットが物を言う状況で
私が居た零細企業は本当にジリ貧で顧客のニーズに応えられないのが
解り切って居るから連絡しないと来ないそうです。
因みに私は、この顧客先に週4で行ってた上得意先です。
逆に取り扱いメーカの多さから顧客のニーズに応えられる大手は鰻登り!
サンプルや新製品の情報をメーカーから優先的に提供され
ドンドン提案するから益々顧客との関係が良化して
大手は、殆ど毎日来ると上の顧客は言ってます。
私が居た時からジリ貧でしたが最近は企業規模で絶望的な格差が出てます。
本当に個人の努力や精神論では改善しようが無い。
顧客のニーズに合致する品が入らないんじゃ営業以前の話ですわ。
いや本当に我々は時代の変革に乗る事が出来て命を拾いましたね。
現状も先の展開も解ってるけど抜けられないとか生き地獄ですよ…
>黒田様
先日担当の税理士と話していて、他の業界も現在中小企業が相当苦戦している話をしていました。
私が働いているアパレル、黒田さんの業種、建築、飲食などありとあらゆる業種の個人企業が大苦戦らしいです。
状態はどの業種もほとんど同じで今後は一層に寡占化がかなり進みそう。
以前は大手がフォロー出来ない、中小が活躍できる微妙なすき間産業が存在していたのですが、そのすき間が無くなりつつありそうです。
大手がITをフル活用して効率的にすき間の分まで根こそぎ奪いに来ています。(しかも価格決定権・商品コントロールが出来る)
本当に時代の変わり目になってきました。
「いや本当に我々は時代の変革に乗る事が出来て命を拾いましたね。」と言われるように私もコロナ禍以前より懸念し始めて、それらも含めて逃げれるようにFIREを目指し始めていました。
予想よりも早く現実になりつつあるのは残念ですが、ギリギリ逃げ切れるかな?と少し安堵している部分もあります(笑)
マジで良かった・・・。
これ、、私の同世代(就職氷河期)で同じ環境の人は今度どうするんでしょうか?
毎日が不安でしかないですね(苦笑)
>以前は大手がフォロー出来ない、中小が活躍できる微妙なすき間産業が存在していたのですが、そのすき間が無くなりつつありそうです。
大手がITをフル活用して効率的にすき間の分まで根こそぎ奪いに来ています。(しかも価格決定権・商品コントロールが出来る)
コレ仰る通りですね。ネットで受注・運送会社を活用して翌日配達。
情報提供は動画で常時閲覧可能。
そして何よりスケールメリットを生かして好条件でメーカーから
商材を入手するから価格でも全く太刀打ちできないし情報や供給は
上記の様に迅速対応。
そして寡占化を進め顧客との価格交渉も優位に運ばせる。
高度にシステム化されて居ますね。
中小は人力で対応すると燃料費も人件費も掛かるし大手が捨てた戦略だから
効率的な訳が無い(笑)
しかし中小にはソレしか無い(大手と同じ事をしても相手の土俵で勝てる訳無い)
我々と同じ環境の人は毎日「漠然とした将来への不安」を抱えて居るが
他に選択が無いと言う正に生き地獄でしょうなぁ。
彼等は別に悪く無いと言うのが更に酷ですね。
ただ「機を逸した」と言う話ですがソレにしてもキツイ報いですね。
>黒田様
おっしゃる通りでコロナ禍以降、環境が劇的に変わりつつありますね。
ここ数年40歳以下の人間は最後の機会ばりに転職が盛んです。
私も40歳以下なら絶対に少しでも好条件を探して転職を選択すると思います(笑)
ただ現在50歳前後の層は選択が本当に難しいですね。
転職はハードルが高いし、かと言って残るのもリスクが高いしで。
私の場合は上手くいけば40歳中に。そこそこなら50歳前後でFIRE(もしくはサイドFIRE)を目指す方が転職よりリスクが低いと判断したからこうしたまでです。
私も現在50歳。あと10年、定年まで問題なく働くのは環境的に厳しいですね。
今後数年以内にかなり淘汰されるのは間違いないですね。