なぜ僕はセミリタイアを目指すのか(パート6)。これは私の周りで60歳以上で働いている方は沢山いますが、生活の為や仕事が趣味で好きで働いている方は仕方がないと思いますので別にいいとは思いますが、家ですることが無い・家の居場所が無いので仕方なく職場に出てきている人が非常に沢山いるということです。
もくじ
お金や年金があってもすることが無い
よく毎日仕事に出てくる年配者の多くは、いちど60歳で退職して再就職される方が多いです。海外旅行に行きたいが体力的にもうしんどいし(行ってもツアー旅行が多いです)、国内旅行もあえて自分で行こうとは思わないので暇で仕方が無いので仕事にでるパターンの人が多いような気がします。
将来の計画をしなくても何とかなる世代だった
60歳以上の世代はよくニュースでは「年金が少なくて生活が苦しい」的なことをいって、もっとケアして欲しいと言っていますが、僕らからしたら大変うらやましい世代だなと思います。経済は右肩上がりで、支払う税金は少なく、年金は若い世代から徴収した年金でまだまだ多く貰えます。うらやましいかぎりです。ガンガン消費する人が多いのである意味経済がよく回っていたのでしょう。
僕らから下の若い世代は堅実です
今の若い世代はお金を使わないとよく言われますが、そりゃそうでしょう。ちょっと計算出来る頭があれば、少しでも手元にお金がないと将来生きていけないと肌で感じているからでしょう。仕方がないです。
僕も最初は将来を悲観して貯金を始めた
僕が就職活動を始めたころは就職氷河期と言われていた頃で就職するのでさえ簡単には出来ませんでした。僕もちゃんと貯金するようになった最初の理由は「将来年金がまともに出ないかもしれない、退職金なんてもう無いし、給料も上がらない」という恐怖心からでした。それがもとで夫婦でこつこつと貯めてやっと3000万円が貯まりました。〈一応ですが老後で年金の他に必要最低限な金額と言われています。〉
会社の地位もそれなりにまで昇進しましたが、贅沢もせず頑張りました。(嫌々ではないですよ)
今まで色々と我慢をしてきた分、もっと人生を楽しみたいと思いだした
今度はもっとお金を貯めて早期退職をしたいと思い始めました。毎日何かしら仕事でのストレス(人間関係・クレーム対応・報酬の低さ)を感じ、自分でもそれなりにやり切った感といいますか頑張ったと思ったので、今度は自分の幸せ(家族の幸せ)を追い求めてもいいんじゃないかと思い始めました。
年を取るとやりたいことをする気力が無い
最初の題名に戻りますが、若いうちにしかできないことが沢山あります。幾ら今の老人は元気で若いと言いましても多少無理ができる年齢は周りを見渡しても50歳代がギリギリだと思います。
西欧諸国のようにお金を貯めて4・5年休んでまた再就職するみたいことは日本では難しいです。なので2度と社会・会社に戻れない覚悟が要ると思います。2度と戻れないことを想定してしっかりと将来計画を立てておくべきです。
皆さんは体が元気で若い時は、仕事しかしてこなかったってどう思います?
自分の人生すべてを仕事だけに捧げるってどう思います?
それで十分満足だったらそれでも構わないのですが、僕はどうしても嫌です。今の仕事に苦しむだけの意義を感じないからです。
≪今日のまとめ≫
老後の人生の計画を立てることはとても大事ですが、過ぎた時間は取り戻せません。若い時は若い時にしかできないことが沢山あります。そういう事を踏まえたうえで、自分の人生とよく向き合うことは大事なんじゃないかと思います。