まいど、あーくんです。
すいません。
まだ書いている途中だったのに保存したつもりが無意識に投稿してしまいました。
先ほど気が付きました💦
なのでちょっと書き直して再投稿いたします。
先日、私がリタイアを決断させることになった昔から仲の良い倒産した仕入先の営業担当者が挨拶に来ていました。
新たに自分で会社を起ち上げてこれまでの業務を出来る範囲で引き継ぐらしいです。
まだ若いし、チャンスだと思って頑張ってほしいです。
以前のブログで少し書いたことがありますが、この会社が倒産したことで私はFIREへの決断が出来たくらいです。
それくらい私の会社にとっても影響が大きい会社でした。
色々な話をしていてその時ちょっと面白いなと思ったことがあります。
私が働いている国内製造アパレル業界は、今後より一層、斜陽産業と化していきます。
それを前提に読んでみてください。
もくじ
★既に収入の逆転現象が起こり始めている?★
彼は既に業界が悪いので数年前から生活費の足しのために副業をしています。
副業と言っても本業の後なのでウーバーイーツであったり、配達員であったり、時間の都合がつきやすいアルバイトみたいなやつです。
倒産してからは毎日仕事へ行き、最近はもう逆転しているらしく、副業の方が稼げているらしいです。
今の方が忙しいと言っていました(笑)
なんなら副業だけでなんとか生活が出来るくらいらしいです。(配達員とかは人手不足業界らしいので)
なので、
「会社を起ち上げるのはいいのですが、最近自分のお金をガンガン新会社につぎ込んで何をやっているのか分からなくなるんです」
と言っていました(笑)
★商売はハイリスクハイリターンがほとんど★
そりゃそうですよね。
初期は全く収入が無いのにお金ばかりが無くなっていく状態ですからね。
確かに会社起ち上げ時は商売の規模によっては中々お金が掛かります。
私も売上が年々減少しているとはいえ、純利益とは別に年商自体は数千万にのぼります。
価格競争がいまだに強いのでインフレ時代は特に儲からない商売になりつつあります。(感覚的にはスタグフレーションです)
卸し(商社)なのでこれだけのお金を回す商売になるのでどうしても自己資金と自己資金以外(借り入れ)が必要となります。
私の場合は準備期間がありましたのである程度余裕を持って出来ましたが、彼の場合は働いていた会社が倒産して急に新会社を起ち上げる為大変だと思います。
なので自己資金が少なくどうしても借入額が多くなる可能性が高いです。
なので私は「リスク範囲(何とか副業収入で返せる範囲)で借り入れしたほうが良い」と言っておきました。
要は最初はグッと我慢して商売規模を小さくして慣らした方が良いと言いました。
商品が右から左に流れるものなら良いのですが、在庫を持つ商品はなるべく止めておいた方が良いということです。
そして本業のアパレル資材事業は無理のない程度で続け、今後のメインはリスクの小さい副業の方を続けた方がいいと思います。
もう本業と副業の逆転で続けた方がいいかと思います。
そして半年くらい頑張ってみて先が見えないのなら潔く辞めて、副業を頑張ったらいいかと思います。
斜陽業界なのでこの先業績が上がることはほぼありませんので・・・。
儲かればラッキーくらいの感覚でいいかと思います。
★仕事も投資もリスク分散の時代★
私がFIREへ向かう理由のひとつに、上記の話ではないですがリスク分散の一環で始めました。
業界の商売上・会社の規模など、不安定要素が高く、今後何があるか分からないのでリスク低減のためになるべく資産を増やしておこうという狙いです。
私の場合はある程度の準備期間がありましたので、なんとかなりそうなところまで辿り着けたかと思います。
仕事を続けていて10年以上前からこの業界が今後衰退することを察していましたので、その時が来るまでに準備をしていました。
これもリスク分散です。
私の業界は最近ちらほら副業している人の話が聴こえてきます。
これは単純に本業だけではもう食べていけないからです。
コロナ禍以降は特に増えた感じがします。
物価が上がり続けてるが、給与はほとんど上がっていない人がほとんどでしょうからね。
私の場合もそうです。
逆に減少の一途です。
もし今後もこの仕事を続けていたら、まだまだ減少していくでしょう。
これは私だけではなく、多くの人間は同じような環境です。
有能な若い人材はコロナ禍以降、どんどん他業種へ転職してます。
それが正解だと思います。
そして残った人材は・・・・二足の草鞋です。
私の場合はもう本業がアルバイト感覚でやっています。
しかし現在も収入に対して拘束時間が異常に長いので、どうすれば収入を減らしてでも極端に時間短縮できるかずっと考えています(苦笑)※ベストは半日で帰りたい。
アメリカなどは既にそうなってきているらしいのですが、日本もダブルワークが今後一般的になりそうです。
全員が全員、有力企業・有力業界に行けるわけではありません。
人間すべての人が有能ではありません。
一つの仕事だけでは飯が喰えない。
複数の職場で働くのが普通。
ただこれだけでは永遠に楽にはなりません。
★何か違う道を作っておくのも吉★
私は有能ではないのを途中で自覚してしまったので、弱者がどうすれば生き残れるかを考えて、投資をすることを始めました。
お金をコツコツと出資(投資)して、有能な人に働いてもらおうという考えです。
自分が有能だと思っている人は自分に投資をして自分で稼ぐ方が効率的です。
しかしそうでない人は有能な人に働いてもらうのが一番ベストだと私は考えています。
そしてその分け前を少し貰うのがベスト。(配当金など)
私は最初は有能だと思って、努力しましたが、途中で諦めました(苦笑)
それからは割り切って、給料の大半を投資にまわし続けました。
今では給料よりも一日の資産増減が大きいです。
市場環境が良かったこの数年間は年収の2倍以上資産が増加しました。
本業が芳しくない状況が続く中、コツコツと続けてきた分散投資が効力を発揮しています。
お互いが補完している感じ。(労働収入と資産収入)
良い感じです。
これもリスク分散。
全ての投資先にはメリット・デメリットが存在します。
良い時もあれば悪い時も絶対に存在する。
それをお互いに補完しあうのが私の中ではベスト。
労働収入、(労働収入には本業と副業の収入の分散)
資産収入、(資産収入の中には、株式投資・債券投資・実物資産での投資・仮想通貨など・・・)
やりだしたらキリがありませんが、これが私の考えるリスク低減策です。
今の時代、「本業一本のみ」みたいな博打は恐ろしくて私には出来ません(笑)
コメント
私の前職は理美容卸業でしたが顧客の理美容士で仕事終えると
夜から朝まで工場でバイトする人が普通に居ました。
しかも50代とかです。
そして昼間は店で寝て予約が入ってる時間は起きて本業です。
バカなのか?と呆れましたが潰しの効かない中年理美容士の現状です。
そして彼等は別にサボって怠惰な人生を歩んだ訳でも無く
「真面目一徹に理美容の仕事に打ち込んだ」のです。
コレが悪手なのですね。
「真面目一徹=脇目も振らず」じゃ無いのに大きく誤解してる。
しかし自分の関わる業界以外の流れを常に読む等、投資家以外の人は普通しません。
だから荒唐無稽な精神論で倒産する迄、続ける。
理美容士で店を潰して再就職先は低料金店以外は殆ど無いし
低料金店じゃ馬車馬の如く朝から晩までキッチリこき使われます(笑)
「リスク踏んで就労以外に収益の柱を構築する」と言う思想を持つのは必要不可欠だった訳です。
リスクを踏む事が結果的にリスク回避でリスク分散だった訳ですね。
そうは言っても出来ない人の方が半数以上でしょうが…
学校教育が労働者育成前提だし真面目な人ほど労働一本槍ですしね。