まいど、あーくんです。
現在、緩く仕事を続けている自称サイドFIRE民です。
休日の日、一人でゆっくりとしているとき、こう思いました。
「暇だが、最高すぎる」
ついでに「明日からまた仕事、行きたくないな~」って(笑)
ちなみに私は計算上だが、現年齢(51歳)と現資産を鑑みて今すぐに会社を畳んだとしても比較的高い確率でなんとかFIREは出来そうだ。
日々上下はするが生活防衛資金以外に資産運用分だけで現在約6500万円ある。
ある考えがあり、最近の資産運用カテゴリー欄を読んだら分かると思うが、現在の現金比率は過去最高まで積みあがっている。
大きな動きが無い限り、しばらくはこの比率でいきそうです。
生活防衛資金も含めた全金融資産で言うと現金比率は5割を優に超えました。
ところがこのような条件下でも今日も私は仕事に行く。
なんなら今すぐ辞めてもFIRE出来る可能性が高いのに仕事に行く。
いやいやながらも仕事に行く。
これはなんなんだろうか?
FIREを目指し始めた当初は仕事が嫌すぎて、理不尽すぎて、何なら運用資産が2000万円を超えたらセミリタイアをしようと考えていました。(初期のブログでのシミュレーションは大体約2000万円でのセミリタイア考察でした)
アルバイトや副業をせっせとして月に15万円くらい稼げばイケると言う、今では考えられない甘々な設定でした(苦笑)
それがあれよあれよといううちに約6500万円を突破・・・。
暇が怖いというのもあるだろう。
大型連休にて数日間何もすることが無いときは、本当に時間を持て余してしまっているは事実。
何かすればいいのだが、年齢のせいにしてはいけないのだが何故か何もする気も起きない(苦笑)
「もしFIREして、これが365日だと果たして私は精神的にもつのか?」
とそんなことを考えてしまう。
強制的に毎日規則正しい生活が出来ている現在は何だかんだで健康だ。
これには大体答えが出ている。
私の答えはおそらくどこかの時点で再び働き始める可能性が高い。
自分で仕事を興すか、暇つぶしに短期アルバイトを始めるか。
ジムにも通う事だろう。
どちらにしても何かするだろう。
それに対しては別に問題視していません。
その時々で対処すればいいと思います。
仕事をすぐに探さないと生きていけないという条件下ではありません。
他人事かもしれないが、やりたくなれば何か始めるはずです。
現在の(仕事に)「行きたい」「行きたくない」
の比率は多分2対8くらい。
大幅に行きたくないのが上回っている(苦笑)
たとえ現在サイドFIREの身で緩く仕事をしているといってもストレスが掛からない訳ではありません。
仕事量は減らしたと言ってもそこはプロ、適当に仕事をするわけではありません。
お客さんから料金をいただいている訳で・・・。
バリバリにやっていた時に比べると減少したとはいえ、やはり何かしらストレスはかかる。
数か月に1回は正直とても嫌なことが起きる。(クレーム処理とか赤字とか)
それが嫌だから、そのためにFIREを目指したと言っても過言ではない。(根本的な原因は現在の仕事が斜陽産業で60歳まで会社がもたない可能性が高い危機感から始まりました。防衛本能)
そしてその目標をほぼ達成できた。
いつ辞めてもいい。
それでも今も職場に行く毎日・・・。
社会と隔離されるのが怖いのだろうか?
少ないながらも安定した収入が無くなるのが怖いのだろうか?
多分どちらもだろう。
しかしそれだけでは無いはずだ。
マゾヒズムではないが、苦しみの中に少しの楽しみ・成功が見えると「またやりたい」と思ってしまう自分がいる。
たまーに言われる「ありがとう、助かった」を聞きたいのかもしれない。
単なる自己満足なのかもしれない。
成功するたびに「これがあるから辞められない」と思う自分が少しながらいつも居る(笑)
ある意味、投資と同じで少し数字ゲームを楽しんでいる自分もいる。
8割ほどいつも「仕事が嫌」、毎朝会社に行くときに「行きたくねえな」「いつ辞めよう」と思う反面、
2割の一瞬の「成果」「報酬」「客との何気ない会話」などで残りの8割をいつも忘れてしまう学ばない自分。
私の人生、この繰り返し。
たま~に大きな仕事を成功させると一瞬だがやっぱりやりがいが勝っちゃう。
それまでの苦しみを忘れちゃう。
本当に学ばない自分。
成長していないのだろうか?
仕事のほとんどが嫌なことだらけだから、それを解決するためにFIREを目指した。
やはり人生のほとんどの問題は「お金」に根付いたことだから。
そして本当にFIRE出来るかもしれない位置まで来た。
しかしそこで再び立ち止まる。
私もあなたも人生の時間は限られています。
私は現在51歳。
おそらく私は元気に動ける期間はもう残り数十年だと思う。
世界中へ旅をする、日本中を旅をする。
お金よりも時間が取れなかったクルーズ旅行をしてみる。
これまでやれなかった読書や勉強、ボランティア、興味のある仕事など思う存分に身体が動く期間はおそらく20年も無いかと思う。
今一度、立ち止まって「本当に自分のやりたいことは何なのか?」「やらなかったら後悔することは何なのか?」を自分に問い直す。
そのような岐路に立っているのかもしれません。
グダグダしている時間も無い。
本気でFIRE・サイドFIREを目指した40歳代の約10年間は本当に辛かった。
他の事は全部捨てるくらいの覚悟。
徹底した節約・運用・仕事の三セット。
仕事が徐々に上手くいかない中での資産運用は精神的にもグラつき本当に大変でした。
あと資産が大きくなる毎に「やる気」というものも減退していく。
しかし嫌なことから目を背けず真正面からぶつかり、そしてそれを解決するためにFIREを目指しました。
私のなかでの特に嫌なこと・不安なことと言えば、「お金の不安」「仕事の不満」「将来への不安」「やりたいことが出来ていない不安」
それを解決するために要した期間が約10年間超・・・。
人によってはとても貴重な40代のほとんどをこれに費やした日々。
なのでとりあえず仕事を続けているうちはまずは時間を取られずお金が掛かりそうなことから始めてみたいと思います。
例えば昔から乗りたかった車を買うとか、思い存分リフォームするとか。
お金を多少使ってでも!!(限度はあります。そのコントロールは身に付けていると思っています)
お金は使わないと効果を発揮しませんのでね。
投資以外にも使っていくモードです。
映画でもありました「死ぬまでにやりたいこと」ノートをじっくり作成し、満足するまでひとつずつこなしていくのも面白いかもな。
これからいつ死ぬか分かりませんし・・・。

コメント
非常に重要な問題に「FIREは不可逆的」と言うのが在ります。
「余程特価した相対価値が無いと前職と同等待遇の再就労不可」…
コレは非常に大きい。
同じ職種に戻るなら転職で良く辞める意味無い。
FIRE失敗は採用側にもバレるし再就労で凄い損失。
しかしセミリタイア=前職に劣後する待遇での就労だから非効率と成る。
解ってるが「取り組め」と言われたら抵抗感が払拭出来ない。
まぁ当たり前ですわね。
出来ればセミリタイアなんて選択したく無いのが普通でしょう。
じゃあ普通のFIREと成ると不安要素が増えるしハードルも高く成る。
本当に大丈夫かいな?と不安要素だらけです。
ただ「やってみたら解る」としか言えないが
ハッキリ言って「就労する時間」なんて全く捻出出来なくなりますよ。
ソレがFIREと言う事です。
そして殆どの人間が大きく間違えて居るのが「加齢に比して感受性が鈍くなる」と言う事。
そりゃ毎日就労して代わり映えの無い内容で時間の切り売りしてりゃ感受性を鈍くしないと馬鹿らしくて飽きます。
そのママ70歳まで就労したらコレまた不可逆的です。
厳しい選択ですけどね。
>黒田様
コメントありがとうございます。
「FIREは不可逆的」
本当にその通りだと思います。
FIREは憧れの道だが、ハイそれと簡単に行くことは出来ない。
なぜなら黒田氏の言われる通り「FIREは不可逆的」だからです。
後戻りは絶対に出来ません。
だからと言ってこのままと言うのも違う。
意外と難しい問題です。
今の仕事は「やりきった」と思ったのですが・・・(苦笑)