まいど、あーくんです。
こんなはずではなかったセミリタイア。
去年?一昨年?くらいから前職を引き継いで、仕事量を減らして仕事をする予定でした。
しかしこういった形のセミリタイアは無理だったと去年末くらいから思い始めています。
昨日もほぼ休憩なし。
時間との戦い!!
なのにほとんど注文ではないという・・・。
★甘すぎた!!ゆるく仕事なんて出来っこない★
理由は単純で拘束時間のわりに儲からないからです(笑)
仕事量が日々増えているのがつらい!!
しかも儲からない。
もうかなり大変!!
儲からないわ、拘束時間は長いわ・・・。※これでも以前よりも仕事を選んでいるつもりなんですが、それでも手間が増え続けている。
私が従事しているのは斜陽産業なので、朝から晩まで一生懸命仕事をしてようやくセミリタイアレベルの給料が取れる感じ。(昔はこんなんでは無かったんですがね)
それなら人手不足な顕著な業種のアルバイトのほうが効率的で良かったかも?
セミリタイアした身ですから、そこそこ儲けてゆるーく仕事をするのが目標でした。
だから生活費の足しとして10万とか20万円とかそれなりに利益が出てればそれで良かったんです。
しかし実際は勝手が違う。
甘く見ていました。
仕事に適当なんてものは無い!!
そもそも仕事量のコントロールが難しい。
利益が出ようが出まいがそれはこちらの勝手で客にとっては関係ない。
適当になんて出来る訳が無い。
適当にしてしまうと不良品が激増してしまう可能性が!!(現に増えています)
★国内需要は今後も減少!!淘汰の時代★
今後、日本人の購買力がグングンと上がっていくと思いますか?
私は正直思いませんね。
人口も激減してるし、実質賃金も下がり続けているし、何よりも今後の展望に期待が持てないため自己防衛の為、消費を控えている。
コロナ禍以降、生産量が全く回復する兆しが見えずバンバンと倒産・廃業が出てきています。
最近の倒産はこれまでの単に事業の失敗とは意味合いが少し違います。
ぶっちゃけビジネスモデルの急転換を迫られています。
スタグフレーションでも通用するビジネスモデル。
商品が売れなくても利益が出るビジネスモデル。
それが何なのか分かりませんよ、私は。
(FIRE目前)考える必要もないし、考えるつもりもない(苦笑)
最近何度も言っていますが、生産量が戻らない昨今、今まで普通に問題なく出来ていたものが作れなくなってきました。
私の会社は流通卸みたいな仕事柄なので、その代替え商品の選定などが忙しくてもう大変!!
特に去年くらいから異常に増えてきました。
特に不良品の発生確率と生産中止の点数。
何でも手に入る時代はとっくに終わったと感じます。
まあそりゃそうか。
ガチガチに規制で守られていた日本人の主食の「お米」でさえも、異常に値段が上がるこの昨今。
もう日本のすべてのモノづくりが再構築の時代に入ったのでしょう。
少し前まで普通に出来ていたものが出来ない。
これまで何とか誤魔化し誤魔化ししてきた制度が通用しない。
私は今の事態がすぐにモノづくりの崩壊を意味しているのとはあまり思っていません。(崩壊する業種は増えてますがこれは需要と供給の関係で仕方がない)
おそらく何年かかるか分かりませんが再構築の時代に入ったと感じています。
ただ残念ながら我々就職氷河期世代は再構築が完成するまでには間に合わない可能性が高い。
団塊の世代やバブル世代が本格的に退職し始め、熟練の職人さんがどんどん辞めていなくなってきました。(正直最近、急激に品質が落ちてきたと感じます)
そして数年後には長年にわたって低価格高品質を支えた、私たち「就職氷河期世代」の退職も迫ってきています。
そしてこれからの20代・30代の職人さんがイチから学び始めている感覚ですね。
技術の継承が正直イマイチだと感じています。(低価格ではもう作れないし、高品質を作る技術も今のところない)
これからの日本は大変ですよ。
しばらく荒れそうですね。
いよいよ前世代が積み上げてきた貯蓄(お金・知識・人材)が底をつく。
なのでこれからは新しく若い人たちが再構築していく時代。
大変でしょうが、逆に努力すればするほど成果が表れやすい時代になりそうです。
★就職氷河期世代。もう体力・気力なし?★
あっそうそう、結局なんで私が「あっか~ん」と思っているのか?
それは50歳を過ぎてもう体力・気力があまりないのを実感しているからです。
30歳代のようにぶっ通しで仕事が出来ない。
そして私の場合は特に大きい根源が、ギリFIRE出来るところまで来たことによる「追いこまれ感」「もう一押し」のやる気の低減が一番大きい。
(原価上昇により)利益率が落ち、(買い控えにより)注文量が減るなかで、(生産量減少の弊害により)不良率の上昇や(回転率の減少により)商品の切り替え多数により、取られる時間が急激に上昇。
しかも気楽にひとりでやるつもりが逆にアダに(苦笑)
一般業務も重なり、もう時間が足りない!!
一日で仕事が終わらない。
全部を尻ぬぐいする羽目になり、もう何のために仕事を続けているのか分からない状態。
もう今年に入っての時間給なんて、腹立って計算してみたら時間給600~700円くらいでしたわ(苦笑)
これまでの人生で一番・二番を競うほど仕事量と給料が見合っていない状態になってきてます。
なので去年末から急激に完全リタイア(FIRE)を視野に準備に入ろうと考えている訳です。
まあこういった選択肢があるだけでも儲けもんなでしょうかね?
知らんけど。
仕事を途中で投げ出すわけにはいきませんのでしばらくは頑張りますが、今の仕事が一息つけたらいよいよFIREに向けて準備に取り掛かります。
こんなにストレス溜めて、利益も少なく、市場が減少し続けるパイの取り合いで生き残りを賭けて戦々恐々・・・。
人間不信になる前に少しでも早く逃げよう(笑)
やってみたいこともまだまだたくさんありますしね。
今の仕事も儲からないから、逆に何をやっても良いかと思っています。
コメント
いよいよ前世代が積み上げてきた貯蓄(お金・知識・人材)が底をつく。
コレは資本主義の停滞を予見する重要な兆候です。
殆どの人が理解していないが資本主義とは
「現在の高齢者が構築した余剰リソースを消費する事で廻る仕組み」なのです。
だから昨今で話題に上がる厚生年金や社会保険料の高騰で
「老人の世話に成った覚えが無い」と言う人達の主張は間違っている。
しかしソレを是正する必要は無い。
自分達が高齢者に成った時に後の世代が消費する余剰リソースを
構築して無ければ今より事態は悪化するし自分達が冷遇される。
今後は益々個人の能力が問われる社会に成るでしょう。
優れた者がチャンスを多く独占し劣る者はチャンスが巡る事も無い
産業だけで無く生物としても淘汰を迎えるでしょうね。
生存競争ですね。
>黒田様
いつもコメントありがとうございます。
余談ですが少し前、顧問税理士と話をしていて出てきたのが「階級社会に入った」ということ。
大正・昭和初期に似通ってきましたよねという話。(昭和恐慌前後あたり)
言われている通り「優れた者がチャンスを多く独占し劣る者はチャンスが巡る事も無い」可能性が高いです。
適切なデータは分かりませんが、現在の日本はスタグフレーションに近いと思います。
現在物価上昇率は先進国最高で、逆に国内消費は停滞している。(現に不動産やゴールドなどの実物資産は天井知らず)
この時に勝てるのは一部の能力が高い人達と既に資産を有している富裕層。
逆にマス層がどんどん増加していく・・・。(中間層が消滅していく)
能力が高く、且つ若い人材はこれからチャンスがゴロゴロと転がってそうです。
逆にその他大勢は大変な時代に突入ですな。
アメリカの強みは良くも悪くもトランプみたいな壊し屋みたいな人が定期的に出てきて一端壊すことが出来ることですな。
日本は絶対に出来ないので、これから益々階級化してきて権益化してきて、行きつく先が資本主義の停滞からの「ドボン」です(苦笑)
そこから奇跡の復活が出来ればいいのですが・・・。
私たちのような就職氷河期世代よりも上の世代は、どの時代にも対応できるように様々なセクターへ分散投資して資産を守ることぐらいですね。