「45歳定年説」はあながち間違いではない気が・・・


まいど、あーくんです。

少し前の話ですが、話の経緯や本当の真意は発言した本人にしか分からないのですが「45歳定年説」は、45歳を越えたあーくんにとって「何だか分かるような」気持ちになるんですよ。(サントリーの社長さんの話だっけ?)

私は妙に分かる気がしたんです。

45歳定年説の言葉をそのまま何も考えずにとらえると「けしからん」と思いますが、深読みすると何となく言いたいことが分かります。

これは40歳以上の人だと何となく分かる人が多いと思います。

心理学の視点でも、「人生100年時代」の新しい生き方という視点でも、「45歳定年説」は40歳代という人生の大きな節目として考えることが出来そうです。

私は当ブログでも心理学の視点からアラフォー近くになると人間は「人生の正午」「人生の修正期」が訪れることを何度も書きました(特に男性)。

これは誰にでも起こり得る事象です。

スポンサーリンク
w広告画面下左




★40歳代は人生の分岐点★

私も30歳後半くらいから、この沼にはまり抜け出すまで10年近くかかりました。(現在は私の場合はセミリタイアをするという目標がハッキリしたので大分と精神的に落ち着いてきました)

簡単に言うと「うつ症状」に近い状態となります。(うつ病ではなく、うつ症状です)

常に悩み、行き詰まり、閉塞感が漂います。

あなたは当てはまりますか?

問題点は人によって様々ありますが多くは、

①人生の折り返し地点での今までの人生の振り返り

②人生のステージ毎の大事なイベントをきちんとこなしていない(後悔の念)

③願望と現実との心の乖離

④今までの生き方への強制修正(今まで生き方の否定)

⑤将来への不安(閉塞感)

などまだまだあります。

私はこの上記5点が考察した結果、全部当てはまります。

残りの人生を考えて、「今のままで良いのか?」「今のままの人生を今後も送っても満足なのか?」という葛藤。

特に②・③番の本当はこなすべきイベントの回避や本当にやりたかった仕事や生き方と現実の仕事や生き方の大きな乖離。

この乖離が大きすぎれば大きいほど、うつ症状は酷いものになるらしいです。

多くの人間はうつ症状があるにもかかわらず、原因がそれに気が付くことすらありません。

普段、表面の気持ちや理性で蓋をしているため、当人にも分からない場合が多いです。

だから原因が分からず余計に悩みます。

私も過去に1年間の休養時期に徹底的に原因を掘り下げて、うつ症状の原因を探りました。

初期のブログ時のように、最初は単純に「仕事がつらい」「人間関係がつらい」「待遇が悪すぎる」など表面的な問題点に原因があると思っていたのですが、掘り下げると出るわ出るわで(苦笑)。

原因のほとんどが、自分の心の中にあることが分かりました。

上記の5点全部です。

まあ単純に考えますと、一部の人間を除いて40歳くらいから自分の能力と相まって今後の人生が何となく見えてくるんですよね。

と同時に気力・体力も衰えていっているのが何となくですが分かる。(この何となくが一層不安感を増す)

私の解釈では、おそらく「45歳定年説」は自身の更新を施さないとキツイですよということだと思います。

これからの時代は会社を続けるにしても辞めるにもしても、40歳代がちょうど人生の節目になるということです。

これからの時代は若い時からの約20年同じ方法で生きるのは無理ですよというアンチテーゼだと思います。

これは表向きには非常に無慈悲な言葉ですが、非常に意味の深い言葉だと思っています。

※人間の心って複雑ですね。どんなに嫌なことでも逃げずにやり続けると耐えきれずに心が壊れるかもしれないが、だからといって逃げることばかりしていても同じように心が壊れるんですよ。

★セミリタイアという道もありますよ★

私は今後どうすればいいのかを自力で考えて、「セミリタイアを目指す」という道を見つけました。(45歳定年説出てくるかなり前からです)

今までのやり方・生き方が通用しなくなると肌感で感じていましたからね。

基本的に私がなぜリタイアではなく、セミリタイアを推奨するのか?

それは単純に目標ハードルを低くする再現性の高さだけではなく、自分が生きる人生に社会的な意味を心の充足感を少しでも持たせたいからです。

社会との繋がりが少しでもあるというのは、それだけ重要かつ心の安定をもたらすということです。

仕事をする意味は何もお金の為だけではありません。

現在の人生は分岐点が増え続けている

今までの人生と違い、これからの人生転換期は3度以上あるということです。

簡単に砕いて説明しますと、(※心理学ではもっと細かく分類されています)

●今までの人の人生(人生70年時代)

幼少期・青年期(0~20歳)

社会進出期(20~55歳)

老後(55歳以降)※ほぼ皆さん同じ画一的な人生

●現在(人生100年時代)

幼少期・青年期(0~20歳)

社会進出期(20~45歳)※経験蓄積期とも言えるかも

社会進出期②(40~65or70歳)※経験を基にアウトプット、社会奉仕期とも言えますね

老後(あいまい)※衰えを感じたらいつからでも

現在の人生は昔と違い、基本的に自由度(選択肢)が高い。

自由というのは、良いことなんですが、辛いことも多いです。

自分で判断して生きていかないと泥沼にはまりやすい。

このように現在は人生が非常に長くなり自由度が高いゆえに、常にインプットしておかないと逃げ切れない時代だということです。

新しい道【FIRE】【サイドFIRE】

比較的新しい第3の方法が人生逃げきり(FIRE)もしくは(サイドFIRE)です。

社会進出期①の時に知識と経験と共に金融資産も極限に備蓄していく方法です。

これにより社会進出期②の時に緩く生きることが可能になります。(これまでの人生観を継続することも可能です)

私のような凡人ほどこの生き方が一番しっくりくるような気がします。

人間誰もが人生修正期を上手く渡れるとは限りませんし、戦い続けることは出来ません。

私は正直難しいと感じました。

簡単に乗り越えれないと感じたから、こんなにも苦労しました。

なので気づくのがかなり遅くなりましたが、急ピッチで金融資産を膨らまそうという結論に至りました。

そして達成後も仕事を続けても良いし、辞めても良いかな?とゆるーく考えています。

現時点では、本当のところ仕事を続けるか否かは、決めていません。

ただ私にとって究極の選択肢を得ることが出来ます。

仕事を続ければ今後のお金を心配せず給料分+資産運用益をそのまま使い切ることが出来ますし、逆に辞めたとしても現在の生活費のままで生活することがほぼ可能です。(私の場合はです。価値観は人それぞれ違います)

「経済的自由を得る」ことで今後の人生を乗り越えようと考えています。


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。