まいど、あーくんです。
せっせと貯蓄している人なら分かると思いますが、人それぞれ「○○万円の壁」が存在すると思います。
私の場合は、「2000万円」でしたけど(苦笑)。
あらためて資産推移表を見てみると明らかに2000万円前後で資産増加が停滞していました。
実に3~4年同じところを言ったり来たり・・・。
これってどういう意味なんでしょうか?
一般的には、3つの壁がよく言われるみたいですね。
もくじ
★「○○万円の壁」は人それぞれ違う★
ブログやユーチューブなどの資産形成関連ものを見ていると「○○万円の壁」というタイトルを目にすることがあります。
よく聞く壁は、
「100万円」
「1000万円」
「3000万円」
でしょうか?
①「100万円」の壁
「本当か?」と私は思っていますが、100万円以下の人が全年齢世帯で約2割前後いるみたいです。
本当ですか?
100万円の壁はなるべく早く突破しておいたほうが良いです。
データを見ると金融資産100万円以下の人の割合が全世代にわたって、ほとんど変化がないからです。
これは一定割合の人が一生貯蓄習慣が無いことを意味します。
あったらある分だけ使ってしまう習慣です。
羨ましい生き方ですが、逆に常に「お金が無い」と感じています。
これまで貯める習慣が無かった人が0円から100万円まで貯める道のりが非常に厳しいからです。
私も働きだしたころで給料も少なかったですが、100万円貯めるのが結構きつかった記憶があります。
単純に100万円と言っても今までその努力をしていない人だとこれまでの生活習慣から改善しないといけません。
これはかなり覚悟が無いと難しいし、とても大変。
方法は、基本的に「支出を減らして、貯蓄する」です。
100万円があると数か月は大丈夫という安心感がありますし、大概のものは購入できます。
生活改善が成功すると意外にもとんとん拍子で突破できると思います。
このクラスは、収入が多い少ないはあまり関係がありません。
改善出来るかどうかです。
どうしても難しい人は、貯蓄分は最初から無いという設定で、給料から自動引き落としが出来る財形貯蓄がお薦めです。
どこの銀行でも出来ますし、勝手に貯まりますよ!!
②「1000万円」の壁
生活改善が習慣になってくるとだんだん苦にならなくなります。
すると「1000万円」が次なる目標になると思います。
私の場合は、1000万円までは積み立て貯蓄のみで貯めました。※そもそも若い時は投資に興味がありませんでした。
お金の努力は給料アップに全振りしていました。
1000万円の壁は、桁が変わる安心感が出てきます。
1000万円があれば、数年間働かなくても大丈夫な金額です。
私はこの大台に到達したとき嬉しさと安心感が半端ありませんでした。
その為、特に目的が無い人はこの1000万円でとりあえず満足してしまいます。
なのでここあたりで行ったり来たりしてしまう人が多いのも事実みたいです。
しかし一生働きたい人は、1000万円あれば何とかなる金額ですので、ここがゴールでも良いかもしれませんね。
③「3000万円」の壁
3000万円と言えば、一般的に「アッパーマス層」と言われます。
日本に住む全世帯の上位約22.17%にあたります。
上位約2割という優越感(笑)!!
表で見ると下から2番目ですが、約8割がマス層に分類されています。
※野村総合研究所より抜粋
アッパーマス層に到達したら将来、年金がある程度減額されても取り敢えず老後資金の心配はほぼ無くなります。
一般的にコツコツと資産形成していて到達した人の多くは、
「支出を減らす」はずっと継続中で、且つ年齢に伴い収入も増加していってます。
その増加分を貯蓄にまわします。
ただ貯蓄だけでは、年間120万円(10万円/月)も積み立て出来たとしても25年近くかかります。
なので一般的にはここが最終目標にする人が多いのも事実。
あとこちらのクラスを目指す人は貯蓄だけでは増加率がしれていますのでお金に働いてもらう必要がありますので、投資にまわす人も増え始めます。
※投資関連やツイッターを見るとみんなやっていると錯覚をしますが、投資をする人はかなりの少数なんです。
ここまで到達するには、かなりの年月と努力と知識が必要となりますので、安堵感が半端なく出てきてしまい一般的なゴール設定にされている方も多いのも事実です。
「FIRE」を目指している人以外の人には、一般的にはゴールとされていますので、これ以上増やす理由がありません。
ただしその後も継続していると目に見えて資産の増加がわかってきますので、FIREやサイドFIREが視野に入ってきます。
★私の場合は「2000万円の壁」だった★
冒頭にも書きましたが、私の場合は完全に「2000万円」の壁でした。
100万円の壁は確かに苦労しましたが、1000万円の壁はスルリと突破出来ました。
しかし私の場合は、2000万円の壁が大きく立ちふさがりました(苦笑)。
到達した時の年齢も大いにあるかと思いますが2000万円を突破すると、まずは「安心感」が襲い、そして「ご褒美として少しくらい贅沢してもいいかな?」と思ってしまいました。
当時騒がせていた老後2000万円問題の解決とちょっとやそっとでは金融資産が減らない感覚(?)というのでしょうか?
だって2000万円あったら、高級車から中古の家まで買える。
1000万円から900万円に減る感覚だと桁が変わる為、危機感を感じていたのですが、2000万円から1900万円に減ってもあまりダメージを感じないのです。
だから2000万円を超えると車を買ったり、旅行に行きまくったりしてしまい数年間は全然増えませんでした。
それと私の場合は「ここまで増やしてきた」という変な自信が出てきてしまい、「さらに資産増加を加速させたい」と考えてしまいました。
なので当時少しリスキーな投資(小型グロース株やソーシャルレンディングなど)や不動産投資の勉強を始めました。
結果として不動産投資は失敗こそしませんでしたが、普通に積立インデックス投資をしていたほうが現在資産が多いと思います。(リスキーな投資は完全に失敗しました💦)
私には向いていませんでした・・・。
そして当時は最終的にはうつ症状が酷くなり1年間の療養を余儀なくされました。(今でいうテレワークみたいな感じ)
なので実に3~4年全く資産が増えませんでした・・・。
ここからなぜ修正出来たのかと言いますと、うつ症状が回復し職場に復帰して強烈なセミリタイア願望が再び襲ってきたからです(笑)
何度もセミリタイアシミュレーションをしていると2000万円ではリタイアは難しいと理解できます。
2000万円からの資産減少は結構怖いですよ。
職場復帰しましたが給料が減っている現在、積立金額は当時バリバリだったころに比べると減りましたが資産は加速しています。
0~2000万円までの期間と2000~4000万円までの期間は明らかにスピードが違います。
紆余曲折しすぎましたわ・・・(笑)。