まいど、あーくんです。
私はどうもマイナス根っからのマイナス思考なのか、良くない・悪いことばかり書いてしまいがちです(苦笑)
就職氷河期世代ど真ん中の私としては常に最悪を想定して行動しないと痛い目にあう場合が多く、自然とそのように行動する癖がついてしまっているためです。
もくじ
★外国人向けの商売のみ絶好調!!★
現在消費財については、インバウンド関連商品と富裕層向けの高額商品が絶好調です。
内需はインバウンド関連と富裕層のみの市場になりつつありますからね。
百貨店などは富裕層需要とインバウンド需要が豊富で100万円を超える高級品の売上が絶好調です。
大阪の百貨店は軒並み売り上げ増です。
前回ブログでも書いたように長期間続くインフレとステルス増税によりリーマンショック以上の実質賃金マイナス状態がいまだに続いていますからね。(25ヶ月連続マイナスだったっけな?)
森林環境税ってなんやねん!!利権のにおいがプンプンしますわ(苦笑)!!
実質手取りが減りますので当然自由に使えるお金は減りますのでこれまで以上に消費にシビアにならざるえないです。
私のブログは常にこちら側の視点で書く場合が多いです。
仕事をしていて購入先が基本的に中小企業であり、さらにその先が中間層をメインにした商品構成なので・・・。
既にですが、今後国民の二極化が相当なレベルで進むと思います。
資産運用を当たり前のようにしている富裕層は過去最高の資産保有をしている人が多いと思います、というか増加傾向です。
視点を変えると既に資産がある程度あるFIRE民やサイドFIRE民にとっては現在の状況はむしろアリなんじゃないか?と思いました。
だって株価は堅調に推移し、増配の嵐。
不動産だって地価は上昇中、インフレにより家賃も上昇中、金だって最高値を更新中です。
私でさえ、ここ数年でびっくりするぐらい資産が増えています。
ほぼすべてのカテゴリーの資産が増加しています。
実際FIRE民の多くは最高益を出している人も多いでしょう。
FIRE民は株式投資や債券投資そして実物資産投資など、様々な投資をしている人が多いです。
★すべてのカテゴリーで資産増加中!?★
現在はインフレ・円安ドル高という状況です。
インフレとは、物の価値が上がり、お金の価値が下がることです。
インフレに強い投資の代名詞と言えば、「株式投資」と「実物資産投資」です。
円安ドル高とは、円の価値がドルに対して弱くなっている意味です。(現在は他通貨に対しても弱いですが・・・)
円安に強いのは、「外貨建ての投資」
海外株投資やFXのロングポジション(円売りドル買い)などの為替取引です。
基本的に安定した労働収入が少ないFIRE民・サイドFIRE民にとってはインフレは大敵です。
年金生活者もです。
円預金などの貯蓄資産だけで食いつなぐにはデフレ状態の方が良い。(物価の値下げ圧力が強く、紙幣の価値が強いという意味で)
しかし現在のFIRE民の多くは投資をしている場合は多いです。
なので現在の状況は資産が拡大している場合が多い。
ウハウハ状態!!
私もサイドFIREして給料が激減しましたが、運用資産の増加が続いていますのでそれ以上に資産が膨らんでいっています。
なので今の状況は多くのFIRE民にとっては痛くもかゆくもないのではないでしょうか?
物価高で支出が増えていてもそれ以上に資産が増えていっている状態と考えられます。
今の局面では給与所得者のみの人は辛いですが、資産運用をしている多くのFIRE民にとって問題ありません。
給与と運用のダブルの人は分散投資と同じですのでリスクが分散されます。
★いつかは始まる逆回転対策も★
今はそれで良いのですが、いつかは逆回転が始まるかもしれません。
と言いますか起こることを想定しておいたほうがいいです。
人生上がり状態であるFIRE民は特にです。
FIRE民は資産拡大が目標ではなく、なるべく資産を減らさないことに力を注がなくてはいけない。
リスクを上げて資産を増やすことよりも資産を減らすことを少しでも抑えなくてはいけない。
長期で見ると世界の株価(成長)は右肩上がりだと思いますが、今後10年~20年は停滞することもありえます。
①今後のありえる展開
近い将来、考えられるシナリオは現在のインフレ抑制政策の高金利により徐々に景気減速になり、アメリカの高金利政策の終了により利下げ開始が始まります。
それによりどこまで戻るか分かりませんが、日米金利差縮小により一転円高基調へ。
インフレ鎮静化と金利低下により一時的には株価はさらに上がるかもしれない。
しかし明らかな景気減速が確定すると企業業績悪化で当然株価は下落へ。
米国株の下落は当然のこと、日本株もあおりを受ける。
というか日本株のほうが下落幅は大きいはず。(円高と景気減速のダブルくらうのと海外投資家が日本市場は多い)
日本の上場企業のほとんどは輸出企業が占めていますので下落幅も大きくなりやすい。
暴落巾は1割か2割かはたまた3割以上か。
ということは最悪考えられるのは、今と全く逆の株安、円高。
②資産防衛としては
考えられる対策としては、
①一部の実物資産(金など)の保有
②債券の購入
③配当貴族などの連続増配当の購入
③現金保有率を上げる
④FXの円買い取引
①実物資産の保有
○○ショックのような急激な下落の場合は不動産は役に立ちます。
リーマンショックやコロナショックなどでも株式の下落幅に比べて数パーセントの下落で比較的に小さかったです。
本来は現在の政策金利が高い時は金利のつかない金などは下がり、MMFなどの短期債券に流れがちです。
アメリカなどのファンド勢はまだ本格的には動いていないらしいですが、資産防衛の為に主に中国の個人投資家が積極的に買い向かっている他、新興国などの中央銀行がかなりの額を既に買い向かっています。
これは金の信用裏付けによる通貨防衛だと考えられます。
それにより今回は既に高値圏にありますが、米国中央銀行(FRB)が利下げを本格的に始めると金利のつかない金との差が小さくなりさらに上昇すると考えられます。(あくまでも予想ですが・・・)
不動産も同じで買い渋っていた者たちが低金利で買い始める可能性は高いです。
②債券投資
債券の場合は、景気減速からの株価下落によるリスクヘッジのために買われる可能性が高くなります。
基本的に株価暴落の疎開先に債券が選ばれる場合が多いです。
特に長期債ETF(TLT・EDV)などは政策金利とは逆相関に動く場合が多いので、政策金利を下げだすとETFが上昇します。
景気減速による金利低下のリスクヘッジにはとても相性が良いです。
実際にコロナショックもリーマンショックも株式相場と逆相関で上昇しています。
私も現在長期債が4%前後以上なのでチビチビとナンピン買いを実施中です。
高金利が予想以上に続いたら分配金を安定的に貰い、金利を下げだしたら債券ETF上昇を見込んで保険的役割で買い増しています。
これにより、株式投資分の資産の目減りを少しでも緩やかにしていこうと考えています。
③連続増配当株の購入
優良個別株で買いそろえても良いかと思いますが私の場合は、HDVやVIGなどの高配当もしく連続増配ETFを一部積立ています。
コアの部分はSP500や全米株式などのインデックス投資がメインですが、上下動を少しでも緩やかにするために連続増配当株を並行して購入しています。
長期チャートを見るとパフォーマンスが良いのはインデックス投資です。
しかし下落相場の時に下落幅が小さいのは上記のETF系なんですよね。
単なる高配当銘柄ではなくHDVやVIGなどの優良銘柄は下落耐性が強い傾向にあります。
ETFにすることで減配リスクを極力無くし、少しでも現金(配当金)を貰うことです。
③現金保有率を上げる④FXの円買い取引(ショートポジション)
③④は私は実行できる自信はありませんが、一部利確して現金比率を上げたり、円買い(ショートポジション)をとって下落相場でも利益を取る方法もあります。
しかし私は経験上、ろうばい売りはありえますが、ショートポジションを取る自信がありませんので、余程の自信がある人がやればいいと思います。
一攫千金の狙う場合はこのような下落相場時の方が確実。(ジワジワ上昇、ストンと下落するのが相場)
私の場合は資産全体の利回りは低下しますが、ある程度の現金を常に保有しておくという戦略です。
資産防衛が第一の目標で、第二に資産拡大なので・・・。
安定した収入を持たないFIRE民、サイドFIRE民は死ぬ寸前までお金を残しておかないといけませんからね。
資産をまだまだ膨らましたい人は経験上あまりオススメできません。
なぜなら買戻しをするのも一苦労するからです。
だったらインデックス投資などで下落しても愚直に保有し続け、生活に困らないように現金を常に一定に保有しておく方が得策かと思います。
★最後は諦めも大事です(笑)★
色々と対策をしておくべきだと思いますが、下落相場時はなにをしても資産減少はします(笑)
下落幅が大きいか小さいかのレベル・・・。
あとは諦めが大事。
要は「平常心をどのレベルの下落まで保てるか?」を知ること。
私の場合は完全FIRE時には最低でも50(債券・現金・現物資産)対50(株式投資)の割合までする予定です。
★50歳、7~9000万円あたりが妥当かな?★
私としては現年齢と生活費を加味して、金融資産全体としては7000~9000万円あたりがあれば安定的になりそうな感じです。
資産全体にして利回り2~3%あたりを予想してます。
約15年後には余程の事が無い限り、年金が支給されます。
それとプラスして不動産があれば尚よろしいかな?(株式相場に比べると下落に対して非常に緩やか。値上がり時も然りだが)
賃貸に出すと尚よろしい。(キャッシュ獲得が期待できる)
これで上昇相場(好景気・現在のインフレ相場)、下落相場(不景気・世界情勢不安)にも比較的安定する。
年齢を負うごとに資産の上下動リスクを減らして、不確定要素を減少させていくのがベスト。
リスクとは将来予想が出来ない上昇下落幅のことです。これを極力減らして安定的に資産を減少させていくのがベストだと考えます。(リスクとリターンは表裏一体)
極端な話、最後は現金のみにしていくイメージです。
このような問題に答えが無いので断言は出来ませんが、私は既に資産拡大が目的ではなく、年齢も含めてFIRE民としての資産防衛に軸足が移っていますからどうしてもこのような資産構成になります。