まいど、あーくんです。
新年度となりました。
後日時間があったら、また改めて現在の資産運用状況を発表したいと思います。
今回は、タイトルの通り今後の「FIRE後のアセットアロケーション」について自分なりに考えたいと思います。
考えると言ってもこの手の問題に答えはありません。
FIRE後と言ってもリスクの取り方は、現在の状況に大いに依存します。
平均的な資産で既にリタイアしている人は、当然資産防衛を中心に考えますし、逆にまだまだ資産拡大を狙う人はリスクをとっても別に問題無いと思います。
たとえリタイアしていても数億円保有している人は、5割・6割資産が減少しようが生活には支障がないですしね。(精神的にはきついですが・・・💦)
ひとつ言えるのは、アセットアロケーションとは自分がどのような資産配分をしているかを確認するのが一番の目的です。
一つの資産に集中していたり、逆に分散しすぎて無駄を多く感じたり、バランスをどう取るかを確認する作業です。
もくじ
★50歳からのアセットアロケーション★
私が現在理想としているアセットアロケーションのグラフです。
細かく作ろうかと思いましたが、あまり意味が無さそうなのでざっくりと分野別に作成してみました。
自分の中ではかなりリスクを抑えたと思います。(素晴らしいバランス(笑))
守りの資産が約4割。
しかも攻めの部分(株式投資)がインデックス投資と高配当投資がメインとなります。
あと現金比率が高めなのは、生活防衛資金とスポット購入用です。
来年から新NISAがはじまるので、出来るだけ早く枠を埋めにかかります(笑)。
★資産配分の簡単な内訳★
ちなみに配分はこんな感じ。
私は50歳過ぎでほぼFIREが完成しそうなのでまずは上記の配分調整をしてから、それ以降は相場を見ながらリスク配分を上下させる予定です。
①米国インデックス投資(投資信託・ETF)
一番のメイン(コア)は、米国インデックス投資です。
投資信託(VTIなど)などがメインです。
新NISAでは一番最初に枠を埋めに行く予定です。
株式投資の部分は、本当はこれだけでもいいくらいです。
それくらい理論上は強い。
長期で見ると5~8%の成長で見ています。
これをインフレを加味して4%ルールに従って切り崩していけば問題無いとされています。
②高配当投資(ETF・投資信託・個別株)
基本的にはインデックス投資だけで良いのですが、飽きるんですよ(苦笑)。
あと配当金と言う見える成果がとても嬉しい。
でも効率化と言う面では高配当投資はインデックス投資に劣るとされます。
メインは米国高配当ETF。(HDV・SPYD・配当貴族指数投信)
そして日本高配当個別株に投資しています。(最近株主を意識して還元する会社が増えた気がします)
③新興国ETF
これは完全に成長枠。
これからの成長に期待!!
でもリスクが高いので割合は低めです。
私はインド株・ブラジル株・台湾株のETFに投資しています。
新興国だけあって、インデックスETFであってもなかなかの高配当です。
上手くいけば、成長と高配当の二つの果実をとることが出来ます。
④米国債券(ETF)
現在は少しだけですが、米国債券ETF(BND)に積立投資しています。
現在は長期債の方が良いらしいのですが、あくまでも変動幅を少なくする(リスクを減らす)のが目的なのでこちらにしています。
完全に安定重視です。
⑤純金積立
金積立を約10年前からコツコツとしています。
これは本当の意味での最後のリスクヘッジ用です。
正直言うと2倍近く利益が出ているので少し売却しても良いのかもしれませんが、あくまでも究極の資産防衛用なので、上記の割合までいったら積み立てを停止する予定です。(そして保有し続けます)
それ以降は、下落したら積立再開、上昇したら売却という感じでいこうと思います。
⑥暗号資産
宝くじ、一攫千金狙い(笑)。
ボラリティが大きすぎるので、割合は増やしません。
あと資産の分散の観点ででも暗号資産は一部必要だと考えています。
⑦現預金
基本的には生活防衛資金用です。
年間生活費の1年から3年を目安にしています。
普通預金と複数年(3年~5年)で一番利率の良い定期預金を複利で運用します。
そして定期預金分は65歳以降の資産防衛資金になる予定です。
あくまでもFIRE後のアセットアロケーションなので、いつでも出し入れできる現金の比率は高めにとってあります。
あと相場を見てチャンスとみたら、いつでも買い増しする用です。
それとめちゃくちゃ安い不動産がもし出たらすぐに買いにいけるようの現金でもあります。
現在私のアセットアロケーションでは、もっと複雑に分散されています。
なので最終的には上記のアセットアロケーションようにシンプルにしていくことが目標です。(なんでも分散すれば良いものでもない。)
参考になるかわかりませんが、これが今後予定しているアセットアロケーションです。是非とも。
★年配者は徐々にリスクを抑えた方がいいらしいが★
一応年齢の高い人は、株式投資と債券投資の割合を5対5から4対6以上と言われているみたいです。
これは市場の大暴落の時に年齢が高い人だと致命傷になる場合があるからです。
相場が戻るまでいつまでかかるかわかりません。
10年以上戻らないこともありえます。
若い人はその時は絶好の買い場になるのですが、高齢のかたはそうはいきません。
なので、年齢に応じてリスクを下げる必要があります。
よく言われているのは、現在の年齢に合わせるやり方です。
30歳代なら3割を債券と預金で残り7割を株式投資、
60歳代なら6割を債権と預金で残り4割を株式投資、
みたいな感じです。
★リスクは、不動産投資で減少させる方法も★
上のアセットアロケーションのグラフには載せていませんが、私は資産を分散する意味で少しだけ不動産を保有しています。
現在は2件だけ保有しています。(ちょっとだけ保有中)
それとは別に自分が住んでいる家と。
理想では、数年以内にあと1件だけ増やして合計3件で稼働させようと考えています。
毎月数十万年レベルですが、株式相場が絶不調の時のリスクヘッジとなります。
欲を言えば私がもっと若かったら、ガンガン増やしたかったのですが、始めたのが遅かった(40歳以降)のもあり、50歳以降は運用だけして、60歳代中に売却して現金化していく予定です。
①不動産投資のメリット
不動産投資のメリットは、きちんと勉強すれば株式投資よりもリスクを抑えることが出来る点です。(でもかなり大変ですよ)
(不況時)資産減少率が株式投資に比べてもかなり低く、遅い。
リーマンショック時でも最大約10%までぐらいの下落で済んでいます。(これが現物資産の強みのひとつです)
あと好調時の株式投資に比べると爆発力はありませんが、着実なキャッシュが入るのが大きなメリットです。
ただ増やし過ぎるのは私は色々な面でストレスがかかるのでこれくらいにしています。
②不動産投資のデメリット
不動産のデメリットのひとつは現金化するのが大変なところです。
売れなければ、お金にならない。売れなければ、税金等がかかるので、常に稼働しておかなければ損が膨らむ可能性があります。
あと何と言っても、稼働するまでが大変!!
成功するまでのリスクが高いうえに実働時間が結構あります。
物件の下見・不動産会社との交渉・リフォーム業者との交渉・貸主との交渉など本業の仕事かっ!!と思うくらいやることが多いです。(逆に全部を他人任せにすると失敗する可能性が爆上げします!!)
それがすべてうまくいってようやく毎月のキャッシュにありつけます。
それ以降は比較的楽なんですが、金融資産が同時にうまく膨らんできたので、私としては「もういいかな」というのが率直な感想です。(正直しんどい💦)
★自分の気持ちとのバランスが一番大切★
結局は自分の気持ちとのバランスが一番大事だと思います。
色々と勉強・情報を入手することは大切ですが、最後は自分でどう納得できるか。
資産の配分は、人それぞれ全然違いますので、資産が減少した時、神経がすり減らす感じがしたら、現金比率を増やしたり、違う投資をしたりして、自分にマッチする割合を探すのが一番良いと思います。
資産運用に関してはひとつに特化してやり過ぎるとうまくいかなくなった時のストレスがマックスになります。(下手したら命取りになりかねません)
なので、アセットアロケーションに関しては自分の一番気持ちが良いバランスを探すのが得策です。
私の場合は、上記のようなアセットアロケーションと少しの不動産投資を組みあわせた投資が現在のところ一番バランスが取れています(ストレスが少ない)。
多分バランスが崩れだすと、常にそのことを考えてしんどくなりそうです。