まいど、あーくんです。
現在小さな会社を経営してサイドFIREをしています。
しかしどうも現在の仕事内容が仕事量をなかなか調整出来ないことに気づき、目標金額に達したら完全FIREに踏み切ろうと考えています。
要は儲からないのに忙しいというFIREを目指している人間にとっては一番やってはいけないことに(笑)!!
マジで今年に入ってほぼ毎日、全くお金にならない残業してる💦
でもやらないと次に繋がらないしというどうしようもない無駄な時間。
だから去年末から急展開で完全FIREを視野にいれてます。(クレームも増えてるし)
もくじ
★二馬力は偉大なり★
まず初めに私たち夫婦は共働きです。
なので基本的には資産運用は分業しています。
嫁さんはいくら資産運用の重要性を説明しても難しいことは嫌い(笑)みたいなので、生活防衛資金を会社の財形貯蓄にて天引きしてもらいコツコツと積立をしてもらいました。
目標金額には既に到達していますので、現在は生活費の足らず分と自分の遊行費に好きに使ってもらっています。
一方で私の方は、ほぼほぼ投資へフルインベストメント状態です。
と言いましても株式投資(インデックス投資も含め)へ全部つぎ込むという訳ではなく、幅広く投資をしています。
※なので私は人より時間がかかりました。その分確実に増えましたが、爆増の恩恵はほとんどありませんでした。
大きく分けて、
- 株式投資
- 債券投資
- 純金積立
- 仮想通貨
- 不動産投資(少しだけ家賃収入はまだありますが、これは現在やめています)
等々というように様々なセクターへ分散しています。
最近は収入も減っていることもあり積み立て額は減らし、チビチビと投資のバランス調整を行っている感じです。
※株式の配分が大きくなったら、債券の比率を上げたりみたいな感じです。
私の家計でのシミュレーションで51歳以降に完全FIREをするのなら、最低でも金融資産7000~8000万円あたり。
さらに安心を加えたいのなら9000万円以上といったところ。
※これは各家庭の生活費が違いますので各自違って当然です。
生活防衛資金は全部嫁さんにまかすことが出来たのは大きいです。
二馬力で資産運用を出来たのは非常に助かりました。
★もしFIREを目指していなかったら?★
本題の「もしFIREを目指していなかったら」ですが、
おそらく全く今と違っていたでしょうね。
私がFIREを目指す前(今から約10年以上前)はお金持ちになりたい願望は今と変わりませんでしたが、目指す目標が全く違いました。
現在は、FIREを目指すこと。
過去は、年収を上げて裕福な生活をすること。
です。
しかし前時代的な考え方でしたので、資産運用を本気で考えてはいませんでした。(どちらかというと危険という認識)
なので仕事に能力を全振り。
営業成績を上げ、給料を上げることで贅沢が出来るという単純な考え方(苦笑)です。
最終的には雇われ社長ですが、名目上ですが会社のトップまで辿り着きます。
しかし過去ブログでは何度も話しましたが、ここから伸び悩みます。
「あれ?思っていたのと違う」の繰り返し。
でもある意味、社長になれたことが今後の私の分岐点となったのは確かです。
それは最近は特に思うのですが、頑張って仕事して給料が多少増えたところで手取り額が全然増えないということです。
給料据え置きなら尚更分かります。
手取り額が明らかに減少している・・・。
しかしFIREをめざしていなかったら仕事(労働)で稼ぐしか収入を増やす方法が無いと思い、苦しみ疑問に感じながらも一生懸命仕事をしていたでしょうね。
サラリーマンは実質的に自動的に天引きされるので「あれっ?」とは思うかもしれませんがあまり痛みを感じない。
だからもっと働かないと給料が増えないと錯覚してしまう。
まったく国は恐ろしい仕組みをつくったもんです。
私は幸運にも経営者としても少しだけかじることが出来ましたので、この表には見えないカラクリが少しだけ分かりました。
出口の見えない、ゴールが見えないマラソンを延々と走り続ける感覚。
著書「金持ち父さん貧乏父さん」で言うところのラットレース。
その頑張った自分への報酬(マラソンでいう給水所)として、自動車を買い替え、外食へ行き、少し贅沢旅行もする。
私はFIREを本気で目指すまではこんな生活。
そして余ったお金を取り敢えず貯金。
インフレで価値が目減りしているのにその意味も良く分からずそれでも何も考えずとりあえず貯金。
それを今でも続けていたでしょう。
そして愚痴る。
「こんなに仕事を一生懸命しているのに給料どころか貯金も増えない」って(苦笑)
「会社は何をしているんだ」「政府は何をしているんだ」ってね。
★住宅ローンが重しに★
なんで最近になってサイドFIREから完全FIREを視野に入れるようになったかというと住宅費がほとんど無くなったのがやはり大きいです。
私はマンションに住んでいるのですがその住宅ローンがやっと終わりました。
しかもめちゃくちゃ運が良くて、変動金利で借りていたのですが金利が上がる前に完済が出来ました。
運良すぎです。
修繕費と管理費はこれからも掛かりますが、ローンが無くなったのはやはり大きいです。
もし最初からFIREを目指していたのなら、こんなコスパの悪い新築マンションを購入してなかった(苦笑)
購入当時はFIREなんて全く視野に入れてませんでしたから、コスパよりも立地・ステータス重視です。
今の考え方ならまずは賃貸、購入なら中古の戸建てか、妥協して中古マンションにしていたでしょうね。
新婚当初は賃貸マンションに住んでいたのでその延長で賃貸に住んでいた可能性が高いです。
ローンを払いながら、高い固定資産税を毎年払い続け、火災保険も払い、悪くなった箇所を取りかえる。
それをやりながらの資産運用でしたから、そりゃ思ったよりも資産がふえませんわな。
★しがみつくしかない人生★
先日のブログで身近な人と話した時に人生の選択肢があまりにもないことを少しだけ書きました。
仕事がどんなにつらくてもしがみつくしかない選択肢が残されていない。
これがその時のブログです。
私は今から約15年くらい前(当時約35歳前後)から徐々に「このまま定年まで今の仕事続けるのは難しいかも」と危機感を憶えました。
私の会社の仕事内容(急激な斜陽化)が主な理由でしたが、それ以外にも社会情勢の激動な変化なども大きな理由のひとつです。
そして最初は収入の分散化のために株式投資や不動産投資など様々勉強を始めましたが、その途中でFIREという概念を発見!!
出来るかどうか分からないがとりあえず目指そうということに。
その目標が正しいのは分かりませんでしたが、コロナで決定づけた感じはありますね。
コロナでこれまでの価値観が全て壊れた。
それくらいにインパクトありました。
それからはもう迷いなく一心不乱に資産を増やす努力をしました。(給料は増えませんでしたが・・・)
もしこれまでにずっと感じてた将来への危機感に蓋をして、これまで通りに何も考えずに生活をしていたら?
今考えると「ぞっ」としますがまあ世の中なんとかなりますので、最悪転職でもして愚痴でも言いながら少ない給料で働いていたでしょう(笑)
しかし今の状況とは違い、給料が激減してもしがみつくしかない。
50歳を超えると特にです。
何処の会社が50歳を超えたロートルを現在の給料以上で雇ってくれるところがありますか?
20歳・30歳前半なら問題ないが、50歳以降をね(苦笑)
私の場合はその未来が少し見えたので、恐怖感から行動に起こしました。
最悪FIRE出来なくても、せめて年金支給額が確実に減ることが予想できる老後の心配はほとんどないレベルまで頑張れれば!!
それをコツコツ繰り返して、FIREが見えるところまで来たといった感じです。
2000万円到達(老後問題)、3000万円到達(少し安心な老後)みたいな感じ。
自分で言うのはなんですが、直近の10年間は本当にストイックに節約と資産運用をしましたよ。
もしFIREを目指していなければどうなっていたか?
まあどうにもなっていないですわ(笑)
会社にしがみつくか、私の場合は前会社が廃業したので必死に転職先を探していたと思います。
給料は減る可能性は高いですが、共働きなので生活はなんとか出来るでしょう。
しかし考えられる選択はこれくらいではないでしょうか?
★凡人でも時間をかければ到達できる★
私の選択は正しかったのかはいまだに分かりませんが、上記の選択以外にもサイドFIREをする、もしくは完全FIREを視野に入れることが出来ました。
これってやっぱり私にとってはかなり大きい。
今も仕事は嫌ですが、色々悩んだ挙句に最後に「まあいつでも辞められるし別にいいか」で最近終わってしまう(笑)
まあ実際にあともう少しで目標金額に到達しそうなので辞める予定ですがね。
そういった選択肢を得ることが出来たのがやはり大きいです。
ちなみに私は常日頃から言っていますが、超が付く凡人だと思っています。
別に人よりも能力があるわけでもなく、コミュニケーション能力が高いわけでもありません。
ただ長期にわたり(15年以上)諦めずにコツコツと積立投資をしてきただけです。
給料が決して高いわけではありませんでしたので徹底した節約も同時進行で続けました。
それでも継続し続ければ準富裕層ラインまでは到達できる!!
FIREを目指していない人生【if】とこれから起こるFIRE後に考えている人生。
若い時には思いもしなかった全く違う人生がこれから始まります。
FIREしたらいつかは期限を決めずに海外に行きたいです。
ゆっくりと色々な国を見て回りたい。
海外でも節約癖は治らないと思いますが・・・(苦笑)
コメント
前職顧客の知人から話を先日も聞いて居ましたが
大手の卸業は常時在庫を持ち発注すれば翌々日に配送業者が持って来る。
品切れ・納期未定なんて全く無い。
注文はネットで常時可能。
倉庫で受注してピッキングし発送だから商品知識も何も要らないバイトでOK。
あとは運送会社が運んでくれる。
知人はワリと購入するから営業さんが廻って来るが
小口客でもネットで技術講習・商品紹介等は全て動画で常時アクセス可能。
私が就労して居た2年前の様に休日にワザワザ講習を受ける必要無し。
自分の空いてる時間に受講可能。
コロナ後に講習が感染原因に成りかねないからと一斉にオンラインに
変わり当時は話に成らないレベルだったが今は完全にノウハウが構築完了。
私の居た会社は未だに旧態依然な営業が廻って後日配達のスタイル。
発注して届く納期が最短3日、最長で2週間以上ですわ。
ソレで届く物が同じなら誰だって2日で届くネットで発注します。
営業の武器だった「情報」もネットで講習して居るし
武器に成り得ない。
休みの日に講習行っても遠くの舞台で講師が実習してて見難い
動画ならピンポイントで手元をアップしたり一旦停止も再度見るのも御家芸。
そして大手卸はドンドン有利な条件をメーカーから引き出して
納入価格を下げたり多量のサンプル商戦に打って出るし
中小零細なんて立つ瀬も無いです。
知人も、私が居た会社に発注する物が無いと言って居ました。
もうコロナ前には「絶対に戻らない」ですよ…
世界が崩壊し急ピッチで上書きされたのです。
過去は無かった物に成りました。
サッサと方向転換しといて大正解ですな。
>黒田様
いつもありがとうございます。
「もうコロナ前には「絶対に戻らない」ですよ…
世界が崩壊し急ピッチで上書きされたのです。
過去は無かった物に成りました。
サッサと方向転換しといて大正解ですな。」
黒田氏のおっしゃってる通りで、もう元には戻らないところまできましたね。
どの業界でも同じような感じでしょうね。
ネットシステム化により、中小企業の入り込むところが無くなりつつあります。
要はすき間産業が無くなりつつあるということです。
中小企業が大手と同じようなシステムを組んでも勝てません。
在庫量(資本金)が違いすぎます。
アマゾンが全書店を淘汰したように、今後はどの業界もこの動きは加速しそうです。
約15年前の自分の直感を頼りにFIREを目指しここまで頑張りましたが、就職氷河期世代は特にマジで「自分だけは生き残らないと」という術を本気で考えとかないと、今後もずっと不遇のままでしょうね。
いつの歴史を見ても悲しいけど不遇の世代は死ぬまで続くものです。
トランプ政権になって世界はこれから激動の始まりとなりそうです。
すぐに対応できるか出来ないかでこれからの人生も変わりそうです。