まいど、あーくんです。
前回のブログ通りに私は会社を廃業することにしました。
サイドFIREをするために会社を起ち上げたのですが、前の仕事をそのまま引き継いだためどうしても毎日が忙しくなり、しかもあまり儲からないという悪循環に陥ってしまい廃業することにしました。
もしかしたら今後再度緩く仕事を開始するかもしれませんが、一度キレイさっぱりに手を洗った方が良いと思った決断です。(どうも悪循環が続いているような気がして)
後は業界の斜陽化の進み具合が酷くて、個人事業でやっている私はもうリスクでしかなくなりつつありました。
新たに再開するとしても今のままのビジネスモデルだと難しいと判断して一度ちゃんと廃業したほうが得策と考えました。(FIREが最高だったら戻る気はありません)
現に最近は私個人としてはどうしようもないクレームが多発し、その対応に毎日追われていました。
そして前回のブログで書きました、当社でのキーパーソン的な仕入れ先の倒産。
その前から私はいつFIREしようかタイミングを図っていましたが、今回の件で完全にFIRE準備に取り掛かろうと決断しました。(今後売上がさらに減少するのも目に見えてますしね)
詳しくは前回のブログを読んでください。
もういつ私の会社も不渡りを貰うかもしれない。
このリスクが怖くなってきました。
特に去年は損害額が大きかった(苦笑)
それを取り返すのに要する時間がかなりかかる現在・・・。
そろそろ頃合いでしょうかね。
いくら私の業界が斜陽産業と言っても大手企業はあまり問題は無いかと思います。
斜陽化は産業を寡占化させます。
要は私たち中小企業が入るスキマが無くなってきたということです。
以前私の前の会社が最後の挽回策としてそのスキマ部分を効率よく拾い上げるためのシステム作りをしていました。
約2年間をかけて本業時間の合間に夜遅くまでかけて作りました。
結果を先に言いますが専門業者と協力してイチからシステムを組み稼働させたのですが顧客に中々浸透せずに計画は頓挫。(維持費が馬鹿にならない)
そして3年前に当社が止めたシステムの内容を最近ついに大手企業が始めました。
悔しいですがこれが結果です。
小さな企業ではいくら良いシステムを作ったところで商品構成に限界があり、顧客も古いやり方の所が多く中々浸透しないのが現実。(いくら説明してもほとんど理解してもらえませんでした。新規顧客の方が関心が高かったが回転率がね・・・)
大手企業は逆に商品構成が豊富だったが、細かい配慮に限界があったのでそこを埋めるための今回の新システムの採用と言う訳です。
マジで私がやったシステムにそっくりだったのでちょっとびっくりしました(苦笑)
私は結果的に軌道に乗せることが出来ずに失敗に終わりましたが、目指すところは間違ってなかったと思い自分を納得させることが出来ればいいのですが・・・。
過去のブログで何度も書いてきましたが、私はまだ業界が表向きには問題無かった10数年前よりこの問題を察知してFIREへの準備を進めてきました。
要は私が60歳まで生き残るのは至難の業だという危機感です。
そして年齢的にも再就職は難しいのでFIREという道を探りました。
コロナショックは想定外でしたが、なんとかギリギリラインですがFIRE出来るまで頑張りました。
なんとか間に合った感覚です。
約50歳までなんとか振り落とされずに頑張り続けてきました。
今年で51歳。
新たなステージに立つにはいい時期なのかもしれません。
若い時にようにガムシャラに頑張ることは難しいですが、これまでの挫折や経験やこれから始める全く違う経験や知識でさらに視野を広げれたら良いかなと思います。
そしてこれからの若い世代への架け橋で少しでも参考になってもらえたら幸いです。
これからの時代、定年退職まで同じ会社に居続けるのはもはや難しい時代となったということです。
これからの時代は働く選択肢が増えることは良いことなのかもしれませんが、とても大変なことでもあります。
キャリアアップ転職や様々な種類のFIREを目指すことがこれからの人生、必須となりそうです。
若い時から学び続け、自分はどう進むのがベストなのかを常に考え、それに向けて行動することが必要になってくる時代になるということです。
私たちの時はそういった考え方はほとんどありませんでしたが、今後は必要な時代になってきました。
私はしばらくは会社の最後の締めくくりで少し忙しくなりますが、これで終わりではありません。
まだまだ人生は長い。
他人がどう思うかよりも自分がどう思うかがとても大切。(ファーストステージは競争上等です(笑))
これからのセカンドステージは特にですが自分の物差しで背伸びせず、ゆっくりと一歩ずつ歩めたら良いかなと思います。
取り敢えずの直近の目標は「FIREして良かった」と思えることかなwww?
コメント
ブログ読者としての勝手な意見ですが
ブログ主さんが仕事の話をする時って、
(仕事上のことは書けないのは当たり前ですがそれにしても)
ふわっとした感じの書き方があまりにも多かったので
FIREされたあとは、(会社名や個人名は出せないのはしょうがないにしても)
もう少し踏み込んでたり具体的なこと
・どういうビジネスだったのか(服をデザインする?作る?売る?卸す?)
・どの年齢層向けのどういうジャンルの服なのか
など聞いてみたいです
>sd様
申し訳ない(笑)
身バレが怖いので具体的なことはどうしても避けざるを得ないんです。
察してください。
なのでどうしてもオブラートに包んだざっくりとした業界の状況や経済全体の動きをメインに説明することが多いんです
すいません。
最近は仕事の話をすることが多いのですがこのブログはやはりFIREがメインなので・・・。(どうしてもお金が絡むので仕事の話が多くなっちゃいます)
ちなみにご質問の件で少し具体的に言えるとしたら、アパレルやカバン、たまに靴や雑貨メーカーなどの国内製造メーカーに繊維資材を納品していく卸問屋です。(他にも扱っていますがこれがメイン)
もう少し具体的に言いますと分かりやすくアパレルと言っていますがどちらかと言いますとアパレル店にあるカバンや靴・雑貨などの製造メーカーへ卸すのがメインと言ってもいいかもしれません。もしくは通販用。(特にカバンかな)
年齢層はコロナショック前までは若向きトレンドのメーカーが多かったのですが、最近は細かい注文が多いですが、価格が比較的安定しているミセス関連向けの商品価格帯が多いですね。
こちらは商売の派手さは無いですが、このターゲットはコンスタントに安定した注文が続きやすいのがメリットですかね。
てな感じです。もっと言いたいのですがご勘弁を(苦笑)
全くと言って良い程に聞きませんが
今から10年前に投資を始めて今まで継続していた人は
コロナショックに依る影響を金融資産で受けています。
コレで狼狽売りしたなら話に成らないが耐えて居れば
その後の「米国主体に依る文字通り異次元な金融緩和」で
米株投資家は資産が爆増した筈です。
そして同じ様な機会は二度と訪れないです。
何故なら大変な混乱と凄い額の負債を生みました。
実際にリーマンショック・コロナショックで米国の負債は急上昇し
未だに回収出来て居ません。
こんな事を何度も履行したら国家でも傾きます。
少なくとも財政が健全化する迄は履行できないし
20年や30年では健全化出来ない。
我々は驚くような幸運を入手して波乗りにも成功している。
間違いなく我々は幸運ですよ。
そして何度も言うけど「二度と同じ事は起きない」のです。
渇望しても入手不可能。再現性もゼロ。
その機会を偶然と言えども得た。と言うのは正に奇跡でしょうね。
>黒田様
いつもありがとうございます。
確かに言われる通り、私のプロフィール欄でも書いてある通り、リーマン後のアベノミクスの初期とコロナショック後が私も資産が爆増していますね。
ただ私が残念なのは、恥ずかしながら少し損切をしてしまったことです。ほとんどは売りませんでしたがその後の経過を見るとほっといたほうがもっと利益を出していたと思います。
これからどうなっていくんでしょうかね?
私は最近は積み立て投資はそのまま継続していますが、それ以外の新規買いはせず、黒田氏が以前言われていたように利回りがまだ高い米国債権(ETFですが)をたまに買い増ししているくらいです。
リセッションしたらどっかでまた量的緩和するんですかね?
よく考えると今のインフレってそもそもリーマンショック・コロナショックでの通貨の乱発(負債増)の副作用が続いてるような気もします。(要はドルが弱く、それ以上に円も弱い)
だから株価も上がり、物価も上がるみたいな。
私にとって投資ってやはり難しく全く読めないので、徹底した分散で誤魔化します(笑)