個人的な意見ですが、僕の業界（アパレル）しかりその他の業界も不景気だと口癖のように言っています。確かに３～４年前に比べてもかなり悪くなってきたと思います。一部の有名ブランド以外は値下げしないと売れない状態で軒並み売り上げダウンし、内需関連産業はどこもかしこも苦しい状態です（あくまでも全体的にみた感じです）。しかし国内でただ一つ元気な業種があります。
それは不動産業界？
僕は仕事の関係上、銀行の営業の人たちとよく話しをしますが
あーくん「どこの業界が景気がいいの？」と聞くと決まって営業の人たちは
銀行「どこも良くは無いですが、あえて言えば不動産ですかね」
といいます。よく聞くと「その中でも投資用の金額の小さい不動産がよく売れている」のだそうです。バブル状態かどうかはよく分かりませんが、お金がよく動いているのは確かみたいです。
確かに値段が上がっている
僕はちょっと不動産に興味があって５年くらい前からネットや競売サイトを時々見ていますが、高い物件はよく分かりませんが安いワンルームやマンションの値段は軒並みに強気の値段設定の感じを受けます。利回りがかなり低下しています。アパート投資でのメリット・デメリットはもちろん色々ありますが新築で利回り５％以下でしたら、ある程度現金を持っている人でしたら、それ以上の利回りの金融商品は現在色々とあります。
家の近所に続々と
僕は現在関西の郊外に住んでいますが、ここ１～２年に続々とワンルームのアパートが建ちました。僕が知っているだけでも近所に７・８軒は建ちました。学生街でもなんでもないんですが・・・。
現在は明らかに供給過多だと
僕の家に一番近い駅前は不動産屋さんが無いくらい、そこまで需要が無い地域にも関わらず次から次へと建っていく状態。まあ買う人がいるから建設をしてるんですけどね。
現在はより慎重に目利きが必要
不動産投資は結局のところはどれだけ安く買うかが大半を占めると思います。あせらず常に目を通しておけばそのうちに儲からなくて安く手放す人が増えてくると思います。
にしてもこれだけ近所に比較的に小さい規模（５０００万円以下）の新築アパートが建つということは法人というよりも個人の人が多いということでしょうか。投資会社にうまいこと言われているでしょうか。
「年金の足しになりますよ」とか「税金対策になりますよ」とか「楽して稼ぐことができますよ」とか。
今日のまとめ
僕の住んでいる地域は確実に今後は既にあるアパートも含めて家賃の値下がりが起こるでしょう。新築でも居住者は埋まっていませんもん。なんでこんなにワンルームマンション・アパートばかり増えるのでしょうか。
不動産投資は近所の状態を見る限りは、物件が多すぎて完全に危険水域に入っています。
ということでもうちょっと様子見しておきます。値崩れが起こるかもしれませんし。現在は値段が高いし、今買う勇気が僕にはありません。小心者ですいません。