まいど、あーくんです。
私はタイガーウッズが好きです。
無双状態だった過去のタイガーよりも今のタイガーが好きです。
昼休みにネットサーフィンをしていて考えさせられるいい文章がありました。
プロゴルファーのタイガー・ウッズに関しての文章ですが、冒頭の題名で目が止まりました。
私とタイガー・ウッズ氏を投影するなんておこがましいですが、彼ほど栄光と挫折を見た人物はいないと思います。
もくじ
一度立ち止まる勇気を知った
タイガー・ウッズの立ち止まる勇気。
「パーを拾い続ける積み重ねが大事」「初めてみる笑顔だな」
この写真を撮ったのはタイガー・ウッズの復帰2戦目となったジェネシス・オープン、2日目の最終ホールだった。
米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外にある名門リビエラCCの18番グリーン上。ウッズは残念ながら予選落ちとなったが、キャップを取り、大観衆に笑顔で応えた。
その瞬間、ウッズの穏やかな笑顔が意味するたくさんの事柄が私の頭の中を駆け巡った。そして、彼のその笑顔を大勢の人々に見てもらいたいという一心で、私は夢中でシャッターを切った。
読み進めているとこう続いている。
予選落ちしても、穏やかな笑顔。そういうウッズの笑顔を見たのは、考えてみれば「初」だった。
彼はもう42歳になった。
かつてのウッズは立ち止まるのは苦手だった。
常にトップを走り続けたい、走り続けないといけないと考えていたからなのでしょう。
しかしそれが焦りを生み、けがを悪化させてしまった。
しかし現在は一度立ち止まり、着実に積み重ねている実感、充実をかみしめているらしい。
初心に帰って、ゴルフを楽しめることが出来ているのだろう。
最後に、
予選落ちしても、穏やかな笑顔――。それは、かつてのウッズなら見せるはずもなかったものだが、初めて見たウッズのその笑顔は、一歩一歩、踏みしめながら生きることの素晴らしさを表現しているようで、なんとも心地いい笑顔だった。
どんな天才でも順調にはいかないのですね。
人一倍苦しみもがいたんでしょうね。
しかし40歳を越えて一度立ち止まり、ゴルフももちろん人生も見つめ直すことが出来たんでしょう。
それがこの「心地いい笑顔」だったのでしょう。
彼はゴルファーとしての完全復活はまだまだなのかもしれませんが、こと人間力としては以前よりも2倍も3倍も分厚く、人間味を増して強くなっていそうです。
どんな人間にも立ち止まる権利はある
日本社会は一度の失敗や挫折を許さない風潮が強い社会でもありますが、それでも失敗や挫折は今後の人生をより大きくさせる肥料となります。
我々も40歳を越えてくると新たな壁が色々と出てきますし、どうしても越えられない挫折もあります。
体力も精神力も衰えはじめ、今までのように何とかなることが、うまく行かなくなることだってあるでしょう。
今までのように突っ走るのも良いかもしれませんが、一度立ち止まって考えるのもいいのではないのでしょうか?
現代社会の人生は長いです、最近は100年時代ともいわれています。
そのような長い人生の中で、私は一度立ち止まることが無駄だとは思いませんし、そう思いたくはありません。
現在、誰にも言えない、何とも言えないつらさや挫折感、虚無感を感じているなら、仕事は辞めないまでもゆっくりと考えるいい機会なのかもしれません。
私も4月からは自分を見つめ直すことにした
私も4月から今後の自分の人生を考え直すため、一度立ち止まるいい機会だと思い、リスクだとは思いますが、大半の給料を返上してしばらくの間、自分の時間をいただきました。
ゆっくりと疲れを癒し、よく考え、行動しようと思っています。
しばらくの間ゆっくりとして、今後の第二ステージの為に英気を養い再び戦う気力が充実してくれば戦線に復帰するでしょうし、これは私の人生では無いなと感じれば新たな道を模索して進むことも考えられます。
何度も言うようですが、キャリアを積み重ねて40歳を越えて(定年まで約20年)それでも今後の人生に疑問を感じているようでしたら、一度立ち止まる勇気も必要だと思います。
それが今後の自分の人生をより豊かにしていく土台になると私は思っています。
コメント
「立ち止まる勇気」その通りだと思います。
私はすでに立ち止まっちゃいましたが、セミリタイアを後悔したことはまったくなく、今後の生き方についても楽しい時間が待っていると感じます。
日本社会で働くのが窮屈なのは0か100しかないことなんですよね。ちょっと長期休暇取って旅行行ってくるわみたいな雰囲気があればいいけど現実的には不可能なわけだし。有休を取るにも一苦労というのもほんと理解できません。
結局、あまりストレスのない楽しい人生を歩もうとすれば「資産+低所得」という形に私は落ち着きました。どこまでいけるかわかりませんが自分が信じた道をいきたいと思っています。
クロスパール様
いつもありがとうございます。
セミリタイアの先輩です(笑)参考にさせていただいます。
私もストレスを極力なくすにはもうこの方法しか残されていませんでした。
将来どうなるか解りませんが、めい一杯楽しんでやろうと思います。