「アラフォークライシス世代」に明日はあるのか?


まいど、あーくんです。

先日面白いといいますか、仕方が無いよなという記事を見つけました。

「福山通運、日曜の集荷・配達中止へ 10月から人手不足や働き方改革で 物流大手初」

という記事です。

タイトル通りで福山通運さんが10月から日曜日の営業を取りやめるということです。

人手不足が深刻で現状のサービスが維持できないということでしょう。

企業としても給料アップが本筋でしょうが、大幅な給料アップを見込めない場合は祝・休日増や仕事量を減らすなどの対応に出ていかないといかなくなりそうです。

今後この動きはまだまだ加速していくでしょうね。

ちなみに私はバブル崩壊直後から社会に出た「アラフォークライシス世代」です。

今とはまったく逆で人余りで、尚且つ不景気の時代を生き抜いてきました。

以前書いたブログはこちら⇒私は地獄の「アラフォー・クライシス」世代、どおりで給料が少ないと思ったわ!!

上に生涯年収の差などのデータが書いてあります。「マジで引くくらいの収入差があります・・・」

ここ数十年は、まるでババ抜きのような世界だった

景気がどん底で人が多すぎてで就職が出来ず、やっとのこさ就職できても低賃金は当たり前。

残業代などのもってのほかで、固定給をもらえるだけまだまし。

常にいつ首になるかを考えながら生きてきた世代です。

毎日のように流れるテレビコマーシャルはサラ金かパチンコの宣伝。

派遣村・ネットカフェ難民などの言葉が生まれたのもこの時代でした。

私たちの世代はこの時に新入社員として働いてきました。

そしてそのバブル崩壊以降、企業としては完全にババ抜きのようなことをやっていました。

つまり「どこがババ(ジョーカー)を引くか」です。

「どこが在庫リスクを持つか」、「どこが低賃金で人を多く雇っていつでも対応できるようにしておくか」、「どこが値段を上げずに無理を聞いてくれるか」。

これで企業はふるいをかけられました。

それで勝ち残っても結局は搾り取られ、体力がなくなり多くの企業は倒産していきました。

私はアパレル業界にいますが、全く同じ構図です。

誰がババ(在庫リスク)を背負い込むか、誰がババ(値下げに応じるか)をずっとやっています。

この業界はいまだにやっています。

安いから売れるって時代では無いのにも関わらずです。

正直馬鹿らしいとさえ思います。

バブル以前のようなギブアンドテイクは成り立たない時代ですからね。

今泣いてくれたら次の仕事で儲けさせてくれるなんてありえないですからね。

要望が聞けなかったらすぐ次に浮気される時代です。

逆にババ(ジョーカー)を引かす連中らもそれに甘えてしまい(相手企業や社員から搾取することで簡単に利益を出す)、改革を怠りました。

本当に売れる商品を創れない体質になってしまった。

ITの物流業界が莫大な利益をたたき出したのもリスクを他に押し付けていたからです。

やっていることは箱が違うだけで、百貨店や大型ショッピングモールと同じです。

今は参加企業が儲かっているから良いのかもしれませんが、儲からなくなり手を引きだしたら、今後かなり注意していかないと危ないですね。

過去は誰がババ(ジョーカー)を引くかで駆け引きをしていたものが、現在はどこが最初にババ抜きから抜けるかに変わってきましたから。

どうせ儲からないのならやらない方がましに変わってきましたからね。

これも結局はババを引きたくないので一抜けた状態です。

早く純粋に商品開発でどこが上に立つかの勝負に持っていきたいです。

世代が違ったらな・・・

私も今の時代か、バブル以前の入社組に生まれてみたかった。

世代でいうと私の世代が完全にババを引かされました。

「生涯年収は私たちの世代が圧倒的に低いです。年上世代よりも年下世代よりも低いです。それは今後も逆転することはありません」

「一生、ババを引く世代です」

今後も上からはいいように使われ、下の世代からは団塊ジュニアとして邪魔だと邪見にされるでしょう。

明らかに私も上の世代と下の世代の子との給料格差は実感しています。

仕事量に対しての対価が明らかに違う。

初任給から社長の役員手当てまで明らかに違いました。

成果を出したのにも関わらずです。

社会にでてずっと不景気を経験し、疲れ果てたところでの人手不足。

だからといって我々世代の給料は全く上がりません。

新たな時代を切り開くのは我々世代だ!!

しかし負けてはいけません。

我々の屍の上でほかの世代が生きていけたということを自覚させるのです(苦笑

我々はその分他の世代よりも打たれ強くなっています。

組体操でいう一番下の土台!!

来る次の不景気に備えて、準備をしておけば痛くも痒くもない。

その時に鼻で笑ってやろうではありませんか!!

そして失うものなど他の世代よりも圧倒的に少ない!!

他の世代に嫌われたっていいじゃないか、世の中自分で勝ち取るしか自由にはなれない。

だったら開き直って創造的に楽しく生きようよ!!(笑


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