まいど、あーくんです。
今回は久しぶりにお金(資産運用)の話です。
そろそろ保有株をダイエットしようと考えています。
日経平均が乱高下している現在の私の保有株の利回りがいったいいくらなのかを計算してみました。
もくじ
2種類の利回りを調べました
どちらを言えばいいのかよく分からなかったので2つの利回りを調べてみました。
それは現在の株価を参考にしてみての利回りと購入した価格を基にした現時点での利回りです。
前者は単純に証券会社などの資料に表示されている現在の配当利回りのことです。
後者の方はちょっとややこしいのですが、例えば3年前に10万円で購入したとします。
当時で3%(配当金3000円)の利回りです。
現在は15万円の株価に上がっていて同じく3000円の配当金のままだと現在の利回りは2%になります。
逆に配当金が6000円に増えていたら4%の利回りです。
という感じです。
実際純粋な利回りを調べようと考えたら後者である購入金額から現在の利回り出した方が確実なんじゃないかと思ったのですがよく分からなかったので両方調べてみました。
だって配当金で暮らしていくのが目的なら含み益よりも、たとえ含み損だとしても利回りが安定していたほうが有利なような気がしまして・・・。
ちなみに私が現在保有している銘柄数は、20社です。
20社のうち15社は現在は含み益が出ています。(しかし含み損の5社のうちの2社の損が中々の大きさです。一部損切しましたがそれでもまだ損失中です)
含み損の5社のなかで、2社は損益を行ったり来たりで残り3社は完全なる損失状態。
最悪な言い方で塩漬けです。
投資信託や債券類、FXの利回りは除いています。
あくまでも個別株のみの利回りです。
※2019年9月2日現在
現状株価の平均利回りは?
約2.62%
ちなみにこちらの計算方法で一番高い利回りは、5.6%となります。
購入時株価での現行平均利回りは?
約3.64%
ちなみにこちらの計算で一番利回りの高いものですと、10.06%にもなります。
※どちらも配当無しの銘柄も入れての計算です。(3銘柄あり)
長期保有だと利回りは上がっている?
私が保有している銘柄で一番古いもので約8年間くらい保有しています。
やはり購入時の価格で計算しますと利回りは上がっています。
株価があがり同じ利回りを維持しようと思えば必然的に配当金額を増やしますからね。
もちろん業績の悪いところは株価も利回りも下がります。
ですので注意が必要なのは現在ウハウハの配当金生活をしていたとしても不景気に突入すると配当金はほとんど出ないわ、株価は下がり時価総額が減少するわのダブルパンチですので、現在のことよりも不景気時の予想をしておいた方がセミリタイア生活には大事かもしれませんね。
保有している20銘柄の評価は?
利回りが上がっている銘柄は何系統?
現状と購入時利回りを比べると何が順調で何が悪いかが一目瞭然です。
利回りが順調に大きく上がっているのは、ズバリ
・・・
・・
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リート系です。
次に商社系
そして医薬品もしくはインフラ系くらいでしょうか。
しかし上記の3つは本格的な円高・不景気が始まりますと一目散に下落が始まりますので注意が必要です。
金融関係はすでに始まっています。
逆にすでに悪化している銘柄は?
ちょっと前まで利回りも良く調子の良かった金融機関系(証券会社も含む)の多くは、株価も利回りもすでに下落を始めていますね。
新たに配当金予定で購入したい人は注意した方が良いかもしれません。
あと商社系が下落を始めていますがまだ頑張りを見せていますが、商社系の中でも特に輸入卸商社系はかなり苦戦を初めています。
円高になったら強くなると思っていたのですが、そんな単純なものではないですね。
為替予約などの関係で一時期悪くなるのでしょうか?
あとあまり変わりが無いのが飲食系
もちろん業績が一番大事ですが、この系統は変動が本当に少ないです。
飲食系はどちらと言えば配当金目当てというよりも株主優待券を目当てに購入している人が多いので個人の長期保有者が圧倒的に多いのでしょうね。
今回は株主優待の利回りは入れていませんので、飲食系の利回りは総じて低いですが、優待も入れると結構高利回りとなりますのでなかなか手堅いです。
私はお昼のランチに優待を使わせ貰って昼食代を節約しています。
私の中で評価が別れるのは通信・IT系
IT系は20社のうち4社を保有していますが、正直に言いますと1勝2敗1分みたいな感じです。
どちらにしても勝ち負けがはっきりと出ますので長期保有向きではありません。
無配のところも多いですしね。
ITは流行りの産業なので触りたくなるのも分かりますが、欲どおしく長期の値上がり益を狙ってはいけないと勉強になりました。
あくまでも値上がり益を狙うもので短期勝負です。
比較的に手堅くやっていますが・・・
資産運用は高配当のところも多いのですが、財務状況と売り上げが一定している割安株を中心に保有しています。
しかし欲が出てIT系を購入して損をするというパターンです。(一度儲けただけに・・・)
2つの口座を性格を分けて5年間やってみた結果は?
私は仕事をしていますので常に変動に敏感に対応できるわけではありませんので、地味な銘柄が中心です。
そして多くの銘柄は証券会社2社で運用しています。
しかも性格を分けて運用しています。
一つは、高配当値上がり益狙いと完全な値上がり益割安株口座
もう一つは、長期保有を前提とした割安地味株を中心とした口座です。
最初の1~2年目くらいは値上がり益の口座が圧勝!!
しかし5年目くらいから地味株分散投資が利益を出し始めました。
イメージ的には勝つというよりも負けないというイメージです。
そろそろ選別を本格化します
去年から言っていますが今年中には、本格的な景気後退が始まるとみています。
ですので資産の組み換えを行うべく、手放す銘柄と下落しても保有し続ける銘柄を今年に入ってから分ける必要が出てきました。
私の場合はやはり現状の財務状況で判断すると思います。
不景気になっても耐えることが出来るか、または逆に勝負に出れるかを判断します。
現在良くても景気後退時に大きく赤字に陥りそうな企業は早めに売却を目指します。
よく不景気時は内需関連銘柄と言われますが、別に関係ないと思います。
輸出企業でも円高に強い企業は最近増えてきていますので、利回りの良いところは購入しておけば問題無いと思います。