(比較検証)現金比率をどこまで増やしていたか?


まいど、あーくんです。

コロナショックの落ち込みは凄いですね。

去年の下半期からよく現金比率を上げていくとブログで謳っていました。

理由は景気を判断する指数が軒並み下落していたのが大きな理由です。

しかし株価はしばらく高値更新を続けていました。

しかし実体経済が確実におかしかったので私は逆に現金を増やすことを決断していました。

それが2019年の9月くらいからです。

そこからタイミングを見て利益確定と損切を同時におこなってきました。

100点の出来とは思いませんが(もうちょっと売却したかったが時はすでに遅かったので塩漬け)、60点70点くらいの出来は行けたと思います。

そこで今回は直近で最も現金が少なかった時の2019年8月末時点とコロナショック後の現時点(2020年2月末)のダメージ具合を比較してみたいと思います。

※前回と同じく嫁さん(家計分)の貯金は省きます。
※下4桁は省きます。上下動が激しいので。

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★2019年8月末と2020年2月末の比較(時価総額)★

種類 8月末(2019) 2月末(2020) 増減
投資信託 約369万 約229万
株・リート・ETF 約491万 約501万
外貨MMF・外貨 約276万 約240万
FX 約145万 約148万
純金積立 約193万 約220万
ソーシャルレンディング 約61万 約61万 先月と同じ
現金貯金 約608万 約936万
債券(円建て) 約100万 約100万 先月と同じ
合計 2243万円 2435万円

※この期間内に新たに買い増しをしたのはIPOで当選しましたJMDCぐらいです。(初値売りはせずに現在も保有中です)

遠隔治療の大手企業です、応援します!!

※新たに投信の積み立てを始めたくらいです。(大きな買い物はしておりません)

★2019年8月末の資産推移の考察★

2019年8月末の時が直近の中で最も現金が少なかった時です。

現金比率は全体の約27.1%です。(日本円預金のみの場合)

そして私の中でリスクオフ資産として配分していますのは、為替変動リスクはありますが日本円に戻す考えは全くありませんので外貨MMFと外貨。(レバレッジは当然ありません)

「有事の金」と言われる純金積み立て

不況時にはお決まりの債権

そして最初に申し上げた現金(日本円預金)です。

それらを足しますと約1177万円。

私個人の金融資産比率にして、約52.47%になります。

こう見ますと最も現金比率が低い8月末時点でも、私の資産運用は比較的ディフェンシブだというのが分かると思います。

それでも当時、私の中では今後の事を考えますとかなりリスキーと思っていましたのでこの日を境にリスク資産を売却していこうと考えていました。

★今月末の資産推移の考察★

次は現時点(2020年2月末)の現金比率です。

現金比率は38.43%。

そして上記の債権や外貨も含めたディフェンシブ関連を足しますと、

約61.43%となります。

ソーシャルレンディングも口座にお金を残しているだけで現在全く利用していません(解約予定)。

こちらはまだお金を戻していませんので今回は含めていません。

現状でもリスクを大きくはっているのは、投資信託と個別株関連。

こちらを合計しますと約730万円のみとなります。(約29.97%)

レバレッジを掛けてリスクをとる取引として有名なFXですが私は過去に大損をしたことがありそれ以来、外貨預金と同じような使い方をして長期保有をしています。

レバレッジは約1.5~2倍くらいで長期保有運用をしています。

ですので外貨預金よりも少し利率の良い感覚でやっています。(インフレヘッジ用)

だから大きな動きがほとんどありません。(長期保有をしていますのでスワップ金利がなかなかの額になってきました)

日本の預金に比べますと恐ろしく金利が良いです。(ただしリスク管理が絶対に必要です)

2019年9月から投資信託の一部解約と切り崩しリバランスを行い、個別株等は大きく含み益があった分と塩漬けが決定している銘柄を除き売却をしてきました。

★コロナショックはたまたまです★

リスク回避の動きを準備していてダメージは少ないように見えますが、それでも直近(コロナショック前)の金融資産に比べて約3.65%(約93万円減)の減少に転じました。

ちなみに年初来高値(24115円)の日経平均から現在の価格21142円(2020年2月28日)の下落率は現時点で約12.4%です。

今回終息がまだ見えていないコロナショックはたまたまです。

そんなものは去年の9月の時点では全く予想などしていませんでした。

ただ私が現場で働いていて「明らかに景気がおかしい」と疑問に感じ、景気指標なども参考にしていきますと上がり続ける株価指数とは裏腹に確実に景気後退が進んでいました。

いつ逆回転してもおかしくは無いと感じたからです。

ですので2020年度なのか2021年以降なのかよく分からないですがそれに向けて現金比率を高めていました。(去年の資産発表ブログを読めばしつこく書いています)

あくまでもコロナショックはきっかけだと私は思っています。

これでこれから悪化指数が勢ぞろいするのは予想できます。

  • 消費増税による内需の悪化が顕著
  • コロナショックによる中国市場の悪化
  • それに伴う産業の悪影響(インバウンド産業から内需関連企業まですべてに悪影響が出始ています)
  • アメリカ株のバブルの一時的崩壊(調整は入りますが結局は強いと思う)
  • 世界景気の減速
  • オリンピックの影響はもはやゼロはあり得ない

何度も言いますがコロナショックはあくまでも下落トレンドに変更するきっかけだと思います。

おそらくパターン的には何度か短期的に持ち直して、安心させて来年にかけて2番底・3番底を目指すと考えています。

日本は特にヤバい。

中国以上の爆心地になる可能性が今後あります。

※大手企業はいつか来る不況に備えて過去最大級の現金を保有しています。しかし一般市民はこれから本格的な地獄をみる可能性があります。

増税と社会保障費の増大と給与の減額。

★実は年末年始より積み立て投資を始めました★

実は今まで保有していた投信や個別株などは売却していった反面、始めたものもありました。

それは、

・・・

・・

積立投資です。

グローバル株式インデックス投資の積み立てと高配当アメリカETFの積み立てです。

始めた理由は、いつ下落トレンドが来るか分からない。

もしかしたら単なる私の思い過ごしかもしれない。

だったら現在の強気相場に取り残される。

それは嫌なので、コツコツと積立ててどちらも享受しようと考えた訳です。

タイミング的にも良さそうだったので。

下落トレンドは底がどこか分からないところが恐怖です。

2番底・3番底なんて普通にあります。(ツイッターとかで今回バンバン購入している人が多くいますが私は怖くて出来ません)

ちなみに今回はまだ一番底でも無い可能性があります。

私にはどこが底なのか分かりません。

しかし後で言える「ここが底だった」で購入したいじゃないですか!!

なので積立投資に今年から機械的に変更していたという訳です。(しかも投信に限っては毎日購入積立)

下落相場はリーマンの時と同じで「買い」を入れるのは怖いですよ。

私はリーマンショック時に怖くてなかなか購入出来ませんでした。(買えば大幅に下落したのを繰り返した)

ですので私はドルコスト平均法で底値を探る手法に変更しています。

★このまま不景気モードに入ると最強はキャッシュフロー★

このまま不景気になっていくかどうかは私にはわかりません。

もし不景気になるとしたら、次に強いのは現物資産や現金です。

それは次の浮上までの自己投資とキャッシュフロー(収入アップや不労所得の獲得)の増加を目指す方が得策です。

不景気時でも問題なくセミリタイア出来るのであれば、いつセミリタイアしても問題はありませんので、自分を計るいい機会だと思います。

仕事と同じで常に最悪を想定して行動すれば、最悪時の対処が慌てずに簡単に処理できます。

ピンチはチャンスなのですが、これまたどれがベストなのか私にはわかりませんのでしばらくは上昇トレンドに変わるまでドルコスト平均法で乗り越えていこうかと思います(笑)。

私は慎重派でビビりなんです・・・。


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