まいど、あーくんです。
現在47歳で雇われ社長をしています。
もう肉体的にも精神的にも限界が来つつあります(苦笑)
正直、業界の不況度合いと社員のやる気の無さに疲れ果ててしまいました・・・。
ひとりやる気満々でバカみたい💦
先日のブログでも書きましたが、完全リタイア(FIRE)をベースにセミリタイア(今風に言うとサイドFIRE?)を常に模索していましたが、今の会社の悪い状況をみますと少し速まりそうなので、久しぶりに【セミリタイアシミュレーション】をすることにしました。
たぶん今の状況ですと来年いっぱいで廃業すると思います。(苦笑)
もう時間的に余裕がない!!
なので来年いっぱいでセミリタイア(サイドFIRE)をするという条件でシミュレーションをしてみたいと思います。
実際、現在の生活費よりも余裕をもたせてシミュレーションしていますので各家庭の参考にしていただけたらと思います。
ちなみに利回り計算は、未来のことは正確に分かりようがありませんので私がいつも利用している【逃げ切り計算機】から出た金額を利用しています。
※知らない人は「逃げ切り計算機」で計算してみてください。セミリタイアの見える化が出来て非常に参考になると思います。
結局のところ未来は全く予想がつかないので、自分の中でかなり余裕をもったシミュレーションをしています。
★我が家のセミリタイア条件★
まず初めに計算するうえでの設定条件です。
- 48歳の年末時点で約7000万円の金融資産でセミリタイア(7000万未満の場合は、何が何でも続けます)
- 65歳時点で約3000万円の純金融資産は絶対死守
- 税金・社会保障費を含めた全ての支払いを入れて、生活費を年間360万円設定(30万/月)
- 現在住宅ローンを支払っていますが、セミリタイア時は支払い済みとしている(残り約3年分あり)
- 資産運用の現在の流行っている4%ルールではなく、我が家の場合は1.5%設定(後で説明します)
- 今の住まいを住み続けるか、もしくは引っ越しして現在の家を賃貸にするかの2パターンを検討
- 賃貸に出す場合は、空室率を考慮し、3割減で計算
- 賃貸に出していた場合は、65歳時点(約15年後以内に売却)までに売却すること。(その時の売却金額は現在の市場売却額の最大3割減で計算)
- 現在すでに1件は家賃収入あります。(それも実利からさらに3割減で計算)※なのでめちゃくちゃ厳しくして35万/年に設定
- 65歳からの年金支給額は、年金定期便から算出してからの約3割減で計算
- 老後生活費は280万円/年
- 最終手段として来年中までに副業として5万円/月を獲得します
- 詳しい金額の推移は、「逃げ切り計算機」で見てみてください。
★先に結果発表!!★
先に結果を報告しておきます。
まずは、今の家に住み続けるのを選択した場合は、
- 退職時48歳
- 金融資産7000万円
- 想定利回り1.5%
- 生活費360万円-(35+60)=265万円※35は家賃収入・60は副業収入
- 年金受給時65歳
- 年金支給額16万円/月
65歳時点で約3799万円アリ。
まあまあかな?
次は引っ越しした場合、
- 退職時48歳
- 約2500万円前後の物件購入で引っ越し(頭金1000万円・ローン1500万円※15年ローン)今狙っている物件がこれくらいでした。
- 想定利回り1.5%
- (生活費360万円+住宅ローン100万円)-(135+60)=265万円※135は2件分の家賃収入・60は副業)
- 年金受給時65歳
- 年金支給額16万円/月
65歳時点で約2499万円アリ。
65歳前後で物件売却しますので、想定ですと3000万円後半~というところ。
ということは結果的には、ほぼ同じ。
これはこれ以外にも様々な想定でシミュレーションをしてみましたが、結果はほぼ同じでした。
ということはどちらが自分に合っているか?
株式投資などでのリスクが良いのか?
不動産投資にかかるリスクが良いのか?
こればっかりは人それぞれです。
私は、6対4くらいで不動産投資でしょうか?
ある程度努力でコントロール出来そうですし、定期収入の方が安定感がありそうです。
★上記の条件の簡単な説明(補足)★
上記の我が家の条件の補足です。
①純金融資産7000万円
なぜ7000万円に設定しているのかと言いますと、年齢とリスクを考慮したうえで生活費360万円/年をあらゆる方向からシミュレーションすると最低安心ラインが7000万円という結果でした。(我が家の場合はです。各家庭許容範囲が違います)
②65歳で約3000万円
2番はよく言われる老後貯蓄2000万円でも結構なのですが、将来年金支給額が減らされる可能性が大きいのとセミリタイアすることで厚生年金から国民年金のみになることを加味しています。
減額が何もなければもっと余裕のある生活が可能なので、あえて少し厳しめで設定しています。
③現役時の生活費360万円/年
現在は住宅ローンを含めなければ、約25万円/月前後(約300万円/年)で生活しています。
セミリタイアを始めると間違いなく現在よりも生活費が少なくなりますが(3年前に経験済)、私にとってキツキツ生活は恐怖(苦笑)なので、逆に余裕をもって25万円ではなく約30万円/月に増額しています。
「結果的に少ない金額で住めたら良いな」くらいの感覚です。
いろいろ旅行も行きたいですしね。
なおかつ生活費が余れば再投資にまわせます。
④現住宅ローンは加えない
現在の住宅ローンは残り約2~3年くらいです。
「早よ返せよ」と言われそうですが、現在のところ一括返済する気はありません。
なぜなら現時点では、住宅ローンの金利よりも運用利回りの方が上回っているからです。
もし近い将来、金利が逆転することがありましたらその時は一括返済する予定です。
シミュレーションはローンを払い済で金融資産7000万円以上を設定しています。
⑤4%ルールではなく、1.5%ルール
巷によく聞く「4%ルール」は、資産運用をしている合計金額に対して4%の切り崩しをすることを言っています。
ただし私は全資産を株式運用するリスクは避けたいです。(私の場合、夜も寝れなくなる)
我が家は、ある程度充分な生活防衛資金と次の事業資金もしくは不動産購入の頭金のためにある程度おいておく予定です。
現金と資産運用の割合が3:4もしくは2:5くらいに設定していますので、全体の資産計算で言うと厳しく見積もって4%ではなく約1.5%にしています。
7000万円だと4000~5000万円くらいを運用にまわすイメージかな?
4%から3割の税金含めて実利約2.8%。
そこから約57%が資産運用分なので約1.59%。
そこからさらにリスクオンして1.5%。
(3割の税金とは、アメリカ株を運用した場合にかかるおおよその税金です。)
要するに適当です(笑)
(例)金融資産7000万円の場合は、通常7000万円×4%で280万円切り崩し可能だが、我が家は7000万円×1.5%で約105万円の切り崩し。(税金の30%も加味しています。)
切り崩しをしたとしても最大これくらいが妥当かな?
※確定申告である程度税金を取り戻す方法もありますが、ここでは加味していません。
⑥2タイプのシミュレーション
未来を少しでも確実にシミュレーションするのなら現在の住まいを住み続ける方が計算しやすいが、少しリスクを取って引っ越しして現在の住まいを賃貸に出すことも検討中。
それにより金融資産は減少するが、定期収入が少しアップするのと現物資産に変えておくことでインフレ対策にもなります。
最終的には、利回りを良い方で売却するか賃貸に出すか検討します。
シミュレーションでは両方の方法で計算します。
⑦⑧⑨不動産は全て3割減で計算
約15年間保有することでの資産減や空室率などのリスクを加味して全て3割減で計算しています。(それ以上の減少率の可能性もゼロではありませんが、かなり低い確率です)
⑩年金も厳しめに3割減で計算
定年退職まで働くと約23万円/月の年金支給がある予定ですが、15年~20年後も同額だとは思いません。
最悪を想定して現在よりも約3割減の16万円/月を想定しています。
当然、セミリタイアして厚生年金から国民年金のみとなりますのでそれも加味しての計算です。
詳しくは「年金ネット」でシミュレーションしてみてください。
これは少し前のブログで書きましたが、約15年後の最悪の減額をシミュレーションした結果が約3割減でした。
詳しくはその時のブログ【年金支給の金額は把握しておいたほうがセミリタイアに絶対に有利!!】から抜粋。
⑪老後の生活費280万円/年
老後は資金3000万円以上残っていたらそこまで重要ではありませんが、生活費280万/年に設定
⑫メリハリの生活には副業収入は必須!!
ここは意外と重要です。
完全リタイア(FIRE)ですと少し生活に余裕がないです。
なのでセミリタイア(サイドFIRE)として検討しています。
それと社会との接点として何かしら仕事はしておきたいです。
努力が必要だが、本業ほどしんどくないレベルの5万円/月(60万/年)を設定しています。
シミュレーションをしてみると、収入があるのと無いのとでは、老後の余裕度がかなり変わりました。
⑬逃げ切り計算機はマジでオススメ!!
【逃げ切り計算機】はマジでお薦めです。
セミリタイアを目指しているのなら、一度は絶対にしてみたほうがいいです。
結果よりも資産の推移を見ることが出来ますので、○○歳時までにこうしたほうが改善出来るなどと自分なりにカスタマイズできます。
私は毎日のように計算しています(笑)
★答え(目標)は出た!!★
シミュレーションをしてみて導き出した答えは、
●一日でもはやく純金融資産7000万円を突破する
●来年中には、副業で月5万円を稼ぐ
この2点です。
これが直近の私の目標となります。
皆さんもあらゆる角度でセミリタイアシミュレーションを試してみてください。
自分がしっくりくるまでシミュレーションをやり直してみてください。
※どちらにしても50歳までには、引退したいです。他人に人生を左右されるのはもう嫌です。経済的にも精神的にも自立したいです。