まいど、あーくんです。
かなり前2019年ころに書いたブログを軽く修正して投稿します。
少し古く感じるかもしれませんが、そこは少し修正しています。
今後も昔の書き溜めた未だに投稿していないブログがまだまだありますので修正して投稿いたします。
勿体ないですからね(笑)
今後ともよろしくお願いいたします。
本題に戻りますがセミリタイアは完全リタイアに比べるとハードルは低いかもしれませんがそれでも難しいのは変わりません。
常に意識をして行動して目指していかないと、「セミリタイアしたい」だけでは当然到達出来ません。
それだけ大きな金額です。
ほとんどの人は仕事がつらいから「セミリタイアしたい」と言います。
私も最初の最大の動機はそうでしたのでよくわかります。
それはよく分かりますが、しかしいざセミリタイアを目指すうえで冷静に考えてみると相当にハードルが高い。
私がセミリタイアを目指し始めた初期のころは、辞めたいあまり肯定バイアスがかかりすぎて金融資産2000万円、少し余裕を見て3000万円が目標でした。
本気でこの金額でセミリタイア出来ると思っていました。(人によっては全然可能なのですが、私は家庭持ちなので冷静に考えると結構シビアなラインでした)
当時は2000万円なんて難易度の高い途方もない金額と思っていましたので、これくらいあればあとはアルバイトや軽い事業で今後の人生は何とかなると本気で思っていました。
だって調べたところ金融資産2000万円以上を保有している日本人は全体の上位2割強くらいらしいからです。(ただし60歳以上は3割くらいらしい)
それくらい難易度の高い金額。
しかし現在は何度もシミュレーションを繰り返すうちにあれよあれよと金額と開始年齢のハードルは上がっていき、最終的にはサイドFIREなら最低でも3000万円。
完全FIREなら最低でも7000万円以上に変化していきました。
もくじ
★セミリタイアを目指す多くの人は精神的に追い込まれた人が多い★
セミリタイアは一般的に考えられる貯金額よりももっと大きいものです。
多くの人は今の仕事が大好きだけど、セミリタイアが魅力的だからセミリタイアを目指しているわけではありません。
多くの人は現状がつらいから将来セミリタイアをしたいわけです。
この違い分かります?
そうなんです、辛い状況になってから「本格的にセミリタイア資金を貯める」という人が多い。
実は私もそうなんです。
もう仕事が嫌で嫌で(笑)
そのつらい状況になってきてから、約10年間という歳月をかけて目指しました。
まあこれがつらいのなんのって(苦笑)
もちろん元々コツコツと貯めてはいましたが、何となくの老後のためであったり不測の事態に備えて貯めていた程度です。
具体的な目標金額などありません。
なんとなく60歳くらいに「2000万円以上あればいいな」と思っていたレベルです。
「少しでも多くなればいいな」くらいなもんです。
普通に「仕事を頑張って、家を購入して、車を買って、家族を養って、旅行に行って、美味しいものを食べたい」と考えていたわけです。※もうこの生活が普通ではない時代になりつつありますね。
辞めたいけど単に今の仕事を辞めたいのではなく「労働そのものからの解放」を目指すので、それを実行するためにつらい労働を人一倍しないといけないという相反するジレンマとの戦い。
分かります?、つらいですよね(笑)
①私の場合は「自由」がキーワード
私の場合はちょっとカッコよく言えば「自由」がキーワードでした。
かなり前のブログ記事の「フリーダム」ではなく「liberty」の方の自由です。(こちらがその時のブログ記事です)
現在はある程度楽になり自由度が増しましたが、私の考える本当の「自由」ではありません。
まだまだ制約がつきまといます。
拘束時間であったり、仕事内容の拘束であったり・・・。
※現在は私の思うサイドFIREでは無かったので、完全FIREを目指しています。
「セミリタイア」という大義名分が出来て今まで以上に仕事・節約・資産運用に励むのは良いのですが、お金を得る最大の手段である「仕事」がつらいという理由なので、目標を達成するまでが何とも過酷!!
まるで苦行です。(苦笑)
でも途中で逃げ出すわけにはいかない!!
しかも多くの人のブログを拝見している限り、私の独断的推測ですがセミリタイアを目標通りに実行した多くの人は長期間の努力をしている人が多い感想です。
と言いつつ最終的には勢いでセミリタイアした人は多いですが、それまでの道のりは着実に階段を上った人たちです。
忍耐力があり精神的に強い人が多いなという感想です。
「自由を勝ち取る」のは簡単ではありませんよ・・・。
②仕事が嫌なだけなら転職をすれば良いだけ!!
単に今の仕事が嫌なだけでしたら転職をすれば良いわけです。
日本は職業選択の自由が保障されています。
貴方の年齢が若ければ若いほど有利です。
今の仕事を続ける理由などありません。
給料が不当に少なくて不満だったり、労働が過酷すぎると感じるのなら転職すれば良いのです。
生活苦からセミリタイアを目指す人はいません。
生活苦の人はまずは安心して暮らせることを目指すべきです。(少し前に書いたマズローの法則の第1・第2階層の説明はこちら)
それを敢えて「セミリタイア」を目指すというのには、やはり制約を限りなく減らすことへの願望だと思います。
人生の自由度を上げたいとも言えます。
たまに「私は貯蓄はほとんどありませんが、セミリタイアをしています」的なニュアンスのブログを拝見しますが、それはセミリタイアではないと思うんです。
それは次の就職の合間の一時の休息であって、FIRE・サイドFIREでは無いと思います。
敢えて厳しい言い方をしますが、単に今の仕事が嫌になって逃げだしただけ。
逃げ出して、それを正当化するために「セミリタイアをしている」という鎧を着ているだけです。
それはセミリタイアでも何でもありません。
単なる長期休暇。
別にその生きかたを否定しているわけではありませんよ。
それはリタイア(FIRE)セミリタイア(サイドFIRE・バリスタFIRE)の定義とはちょっと違うんじゃないかということです。
ちなみにFIREの定義は、経済的自立と早期リタイアの略語です。
経済的自立が確立していないと早期リタイアはそもそも出来ません。
ただこう言ったブログは賛否はありますが、人気が出やすいんですよね。
そして何故か雑誌とかでも面白がって特集が組まれやすい(苦笑)
ハードルを極端に低く設定してあるので、フォロワーの共感を呼びやすいのでしょうかね。
私もツッコミながらついつい見てしまいます(笑)
③私はサイドFIREに失敗した!?
私がセミリタイア(サイドFIRE)を失敗したと思ったのは一番はココです。
私はここの認識をうやむやにしてしまい、サイドFIREをしたつもりが、気が付いたら普通に自分で会社を立ち上げた感じになってしまった。
要は、以前とほとんど変わらずめちゃくちゃ忙しい。(儲からないんですが、忙しいっす)
よく考えて仕事をしないとこの加減が実際にやってみてむちゃくちゃに難しいことを実感しました。
そもそも仕事の依頼を断ることが難しい。
※サイドFIREを目指すなら仕事内容をよく考えた方が良いですね。
月に数万円程度を自分の好きなことで稼ぐことは今の時代はある程度簡単に可能です。
世の中には簡単に成功できるみたいなブログや雑誌が溢れていますが、事業継続となると相当に難しいと思います。
簡単に成功出来るのなら、みんな今頃大金持ちです。
努力次第で一瞬だけ稼げるのは意外と簡単なんですよ。
なんならメルカリで不用品を売るまくるだけでも数万円規模にすぐなりますしね。
難しいのは数年間、顧客の信用を勝ち取り安定した売り上げを作ること。
これが本当に大変で難しい。
普通に考えてみてください。
「私、現在サイドFIRE中なので仕事はほどほどしかしませんねん」って言う人います?
何が何でも成功したいと思って会社をしている人と、セミリタイア中で好きなことをして儲けたいという人とどちらが成功率が高いと思います?
私がビジネスパートナーを選ぶのなら、絶対に前者の方と組みます。
途中で逃げませんし、信頼できる。
なのでサイドFIREは、到達した時点でよく考えて行動をするべし!!(いつ倒産してもいいような余裕が必要となる)
なのでサイドFIREよりバリスタFIREの方が労働の調整がしやすいのでいいかと思います。
★サイドFIREってハードルが高いでしょ?★
以上のように見てみるとなんだかサイドFIRE・バリスタFIREってハードルが高いでしょ?
高いんですけど目指す価値が十分にある世界です。
しかも完全FIREよりかは段違いにハードルが低い。
私の生活水準ですと、50歳で完全リタイア(FIRE)を目指すなら最低でも7000万円以上が必要です。
しかし月に5万円~15万円を稼ぐのを目標にしますと3000万円超くらいで何とかなりそう。
この50歳時点で3000万円以上というのがそもそも大変なのですが、それでも目指す価値はあるのかなと私は思います。
1億円を目指すのは時の運も必要で王道で勝負しても(貯蓄や積立投資が主体)とても無理ですが、3000万円ですと数十年を頑張れば努力次第で何とかなる数字です。
- 収入を増やす(私の場合は本業が頭打ちなので副業を頑張りました)
- 節約
- 投資
を徹底させることで可能です。
そして一番大事なのは明確に「FIREすること」「サイドFIREすること」を目標化にしておかないと達成するのは難しいのは確かです。
セミリタイアは一生分を楽に生活出来る保証はありませんが、資産が何も無い状況とは違い相当な精神的負担が減少すると思います。
たとえ結果的にFIREできなかったとしても、成果が目に見えて残りますので目指す価値はあるかと思います。
私も色々と言っていますが、サイドFIREを本気で目指し始めた当初(2016年ごろ)に比べて現在も仕事を続けていますが、精神的に非常に安定してきているのは確かです。
それは今後、今の会社、今の業界、今の収入がどうなろうが、何とか生きていけるだけのバックボーンを持っているという強みがあるからです。
それが本当の意味でのFIREのF・Iの部分、経済的自立を勝ち取り、私も50歳にてようやく自立した大人になったかなと感じる今日この頃です(苦笑)
コメント
今日、ホームセンターで買い物したのですが
レジの叔母さんが「ため口」で接客して来られました。
ソレが悪いとは言わないが敬語も使えない人が働ける位なんだし
まぁ我々も資産全熔けで退路が無い。と言うレベルまで落ちなければ
意外と何とか成るかも知れないですねww
流石に営業経験が長いから客あしらいは出来ますしね。
>黒田様
まあ普通に運用していれば資産が枯渇することはほぼ無いと思うんですが、不測の事態に備えてすぐに行動できるようにだけはしておきたいですね。
昨今の技術革新で年々働くことのハードルが落ちてきている(ネット副業・ウーバー・タイミーとか)のは確かなのですぐに困ることはないでしょうけどね。
既に資産がある程度確保できているサイドFIRE・バリスタFIRE民はやりやすくなっている時代なのは確かですね。(安い給料で問題ないですし)
我々FIRE民にとって利用しやすい環境になってきているのは確かですね。