私は「4%ルール」「25倍ルール」を信用してない!!


まいど、あーくんです。

今回は「4%ルール」「25倍ルール」について話そうかと思います。

あとついでに自分の意見も話します。(こっちがメイン)

ところで最近めちゃくちゃブログを更新しています。

これはストレスの表れです(笑)

前回のブログで書きましたが、私はストレスが溜まるとブログを更新する癖があります。

近ごろは結構な頻度で更新しています。

それだけストレスが多いということです。

あとは暇な上にフリーランスみたいな感じなので職場でブログ更新が出来るのもあります(苦笑)

大きな原因は「サイドFIREから完全FIREに移行したい」からです。

過去のブログを読んでいる人は分かっているかも思いますが、私は現在サイドFIRE民です。

ちょっと特殊ですが、前の会社の顧客を引き継いで個人で仕事をしています。

ただコロナ禍以降の業界不況により、(理由は多岐にわたりますが)最近ストレスが半端ない。

最低限の給料はなんとか確保できているが、何しろ面白くない(苦笑)

なので今年から来年度いっぱいで完全FIREに移行しようかと検討しております。

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★まずはFIREシミュレーション★

毎度のお約束ですが、完全FIREをするうえで人生を逃げ切ることが出来るのかを判断するには、まずは冷静にシミュレーションです。

私は現在50歳なので、将来の年金も加味して約90歳くらいまで大丈夫かを計算しています。

私は現金比率(生活防衛資金)を結構高めに設定していますので、利回り計算は年齢ステージにより異なりますが、約1.5~2%あたりで計算します。

(私は年齢ステージを50~55歳・55~60歳・60歳~65歳・65歳~の4ステージに分けてます。理由は私が想定している大きな分岐点がちょうど5年周期であるからです)※新NISA満額終了・投資用不動産売却・引っ越し・自動車買換え・リフォーム・年金支給開始など。

FIREしたら現金比率は30~40%あたりを想定しています。(債券・金も含む)

それを加味しての低めの利回り計算です。

★「4%ルール」「25倍ルール」★

この二つは言い方が違うだけで意味はほとんど同じです。

FIREを目指している人は絶対に一度は目にしたことがあると思います。

どちらも想定している年間生活費と、

平均運用利回りからインフレ率を引いた数字の4%、

もしくは、

年間生活費の25倍の資産運用(75%株式/25%債券がベストらしい)だと30年間以上資産がもつと言われている数字。

※あくまでも過去のデータからの引用で、未来を保証しているわけではありません。

※4%はSP500インデックス投資の過去の平均利回りと債券利回りからインフレ値を引いた数字が元となっています。

①年齢がまだ若い人は【4%ルール】が最低ライン

この「4%ルール」「25倍ルール」はどの年齢でも当てはめることが出来る方程式ですが、私は40歳中盤以降、強いては50歳以降は単純に65歳までの必要生活費と65歳以降の必要生活費から単純に算出しても良いと思っています。

逆に年齢がまだ若い人はFIRE期間が長い分「4%ルール」「25倍ルール」を最低ラインの目安にしておいた方が無難です。

例えば「4%ルール」「25倍ルール」で年間生活費が300万円(税金・固定費含む)の家庭なら、

7500万円を75%株式/25%債券で運用して4%の切り崩しで良いと導かれます。

②【4%ルール】の適用は40歳半ばくらいまでで良いかも?

しかし40歳半ば以降、特に50歳以降はこの数式はあまり必要ないかもしれません。

この数式は「30年後に資産が残るラインはどこか?」というあくまでも仮定の数式です。

年金支給額が分かりつつある、先がある程度見える40歳以降(特に50歳以降)は逆算式である程度最低限必要な金額が解決出来ます。

例:(年間生活費300万円)50歳の場合は、

300万円×15年(65歳)=4500万円

と想定年金支給額と不足分の生活費。

年金支給額も年を追うごとにより具体的な金額が想定できるようになってきますしね。

もう少し余裕がほしい人は上記の合計金額からさらに足していけばいいだけ。

逆算式の方が「4%ルール」「25倍ルール」よりも多くの金額になりそうな場合は、今度は4%ルールを最低ラインにして適用すれば良いだけです。

「普通の逆算式」と「4%ルール」、どちらか低い金額を最低ラインの目標金額にすればいいかと思います。

年金のみで丸々生活費を補うのはほとんどの人は無理でしょうが、それでも一度でも厚生年金に加盟をしたことがある人は合計9万円以上は支給される人がほとんどです。

しかも退職が後にずれ込むほど年金支給額が増額します。

言ってみれば、65歳以降の不労所得です。(医療費が必然と増えていきますが、現行の制度だと心配するほどの高額にはなりません)

それと歳を負うと自然と生活費も年々ミニマム化していきます。

私の場合は何度もFIREシミュレーションを重ねた結果、40歳半ば以降(特に50歳以降)は【4%ルール】で導かれた必要金額よりも少なくてもFIRE出来ると算出されています。

やはり年金支給までの期間が短くなっていくのが一番大きな理由となります。

★と言いつつ、私はこの4%ルールを信用してない★

これだけ説明しておいてですが、私は全面的には信用していません。(苦笑)

あくまでも過去データからの算出なので、今後永遠に適用される訳ではないからです。

ただ目安としてはとても参考にしています。

なので最初に言ったように私は現金比率(債券も含めて)を高めにおいています。

どうも社会に出てからずっと不景気(約30年間)だったので、身体に沁みついていまして・・・。

いつか運用利回りよりも生活防衛資金(現金)の方が強い時代が再び来るんじゃないかと疑ってしまう。

なので両方をリスクヘッジする意味で、

現金(日本円)・海外株(米国株・全世界株)・債券(国債・海外債券)・実物資産(金)とに分散しています。※今後は日本株は少しずつ割合を減らす予定です。

比率は3対5対1対1くらい、もしくは2対6対1.5対0.5くらい。

デフレとインフレ、円安と円高とどちらでも対応できるようにしています。

かなり資産運用としては非効率なのは理解していますが、これぐらいしないと私は安心できないし、気分的に心地が悪い。

念のために言っておきますが、この資産配分はあくまでもFIRE後の資産配分です。

資産形成期でこれをやると大変非効率ですのでお勧めしません。(私のように時間がかかり大変に非効率です)

だから最初に言ったように私のシミュレーションは想定利回りが1.5~2%と非常に低い。(インフレ率も念のため加味しています)

それでも逃げ切れるように計算しています。

私の中では「想定よりも資産が少し残りそう」くらいがベストです。


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