時期によって資産の優位性が変わるが、素人はやることは決まっている!!


まいど、あーくんです。

米国はトランプさんが大統領に返り咲きましたね。

僅差かと思いましたが意外とあっさりと決まりました。

海外から見ると米国経済は底堅く見えますが、内実は国民の生活がかなり厳しいということでしょうね。

とにかく今の流れを変えてほしいという表れ・・・。

穏やかなインフレは生活を向上させますが、やはり行き過ぎるインフレは庶民生活を圧迫します。

ここでもr>gが成立する。

経済成長率・給料(g)がガンガン上がっている米国でさえ、物価上昇率に追い付かない。

資本収益率(r)がつねに経済成長率を上回るということを示している。(現に株価は上昇し続けている)

だから考えようによっては日本の失われた30年はある意味理にかなっているともとれます。

給料が上げれない時代な故に物価上昇も無かった。

ただどっちにしても資本収益率(r)が経済成長率(g)を常に上回る。

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★時代によって優位性が変わるが・・・★

私は経済評論家ではないのでこういった発言するのはあまり好まないのですが、局面整理に良いかと思います。

そもそも私の予想は当たったことがありませんので、これから起こる株価の動き予想は一切しません(苦笑)

だから投資はどちらに動いても良いようにインデックス投資をメインとして、高配当株投資・債券・金・不動産の分散投資です。

①インフレ・円安

現在はインフレ・円安状態なので株式と実物資産が有利。

この状態の時は現金の価値が減少しますので上記2つが有利。

逆に現金と債券は逆風。

なかでも特に株式投資が有利。

日本株も良いが、特に米国株が有利。

円安と株高の両方のメリットを最大限に活かせます。

ついでに不動産価格も現在絶賛上昇中です。

②インフレ・円高

次の動きで可能性が高いのは、インフレ・円高。

その時は実物資産が有利だが現金もあり。

インフレは粘着性があると思っているので、景気が悪くなってもしばらくはインフレが続くと考えています。

特に人件費です。

いわゆるスタグフレーション。

と言ってもデフレ時代へのつなぎ的な役割なので期間は短いです。

デフレへの準備期間と考えればいいかと・・・。

③デフレ・円高

そしてさらに米国(世界経済)が悪化(リセッション)した場合は、デフレ・円高。

日本的に分かりやすく言えば「失われた30年」の時の感覚です。

景気減速が明確になるとデフレに転落します。

FRBが急ピッチに利下げすることに伴い、日米金利差の縮小に伴いさらに円高へ。

米国はすぐに従業員をクビに出来ますので一時的に失業者が溢れます。

日本経済は米国次第なので、絶対につられて株価は大幅下落します。(日本株の保有者もほとんど海外投資家なのが現状)

しかも米国株を保有している場合は、円高と株安のダブルパンチで40%くらい資産が減少するのは覚悟しておいた方がいいかもです。

その時も現金と債券と実物資産が有利というか、ある程度守ってくれる。(どのセクターでも資産は減りますが、株式よりもダメージは低い。)

一番強いのは現金。

ただ米国は日本と違い、良くも悪くも基本的に市場にゆだねます。

一瞬地獄を見ますが膿を出しきって復活しますので一気に暴落しますが回復が早いのも特徴。(規模によりますが)

④デフレ・円安

戦後日本はこの状態になったことがありませんので可能性は低いですが、デフレと円安。

まあこれが一番きついです。

日本の衰退がいよいよ限界値を超えてくるとジワジワ進むんでしょうね。

ただ現状の日本を見ると可能性がゼロでは無い・・・(苦笑)

国民感覚では現在これがもっとも近いのでは?

1番と4番が混ざった感じ。

円安が続き、物価は絶賛上昇中だが給料上昇率は追い付かず、手取り給料は減少中でデフレマインドがいまだに強いので買い控える。

円安なのに輸出でも稼げないので外貨を稼げない。

内需も輸入品の価格高騰のため、物価が高くて稼げない。

よって思うように値上げが出来ず、値下げ競争に突入する負の連鎖。

この状態に突入したのなら、ほとんどの資産を海外へ移さないと守れません。

なので海外株・金・海外債券等でしょうかね。

海外資産を保有して、たまに日本円に換金して安く購入する(笑)

⑤番外編

最終局面ではハイパーインフレ・ハイパー円安になりますが、この時はすでにデフォルト状態です。

資産がある人は海外へ逃げるか、ドルを保有するしか方法はありません。(円を含む日本の資産は紙切れみたいに)

私は終戦後すぐの預金封鎖までは無い(世界に与える影響が計り知れない)と考えていますが、円建て資産は紙切れになるでしょう。

数年間は地獄を見るかと思いますが、次の再生への一歩と思い頑張りましょう。

若い世代は新世界に突入しますので仕事で一貫千金が狙いやすくなる。

谷が深ければ山も高くなりますので、再び戦後の高成長時代になるかもしれません。

その代わり引退世代は再生後も地獄を見るので悪しからず(苦笑)

ルールが180度変わっている。

★どの時期もやることは決まっている★

最後の④番と⑤番外編は特殊ですが、最初の3時期を見てみて株式投資にうま味が少ないと思われるかもしれませんが、世界経済は不景気よりも好景気の方が圧倒的に期間が長いので株式投資が有利なのは変わりません。

景気が悪い時や不安定な時期は常に現金や実物資産が入りますが、こちらは金利(複利)を産みませんのであくまでも守りの資産の位置です。

株式投資に比べて変動(ボラリティが低い)が少ないというだけ。

私はFIREをする予定なので、守りの資産の比率を高めに設定しているだけです。(守りの資産は必要ないという見解も最近は出てきていますのでこれは自己判断でお願いします)

株式資産の長期低迷を見越しての戦略です。

債券も最近は株価と逆相関の関係では無くなりつつあると指摘されていますので判断に悩みますな。

資産を増やしたいのなら複利を最大限活かせる株式投資です。

景気が悪い時は次回の成長エンジンに乗るための準備期間。(何年間低迷するかは神のみぞ知る)

私もリーマンショック後の積立投資は心が折れました(苦笑)

あまりにも低迷期が長かったので一部は積立投資を停止・一部は利益が出た途端に売却してしまいました。(恥ずかしながら)

3年間くらいは赤字だった・・・。

私は株式投資と不動産投資を少しだけかじっていますが、インフレ時は株式投資、デフレ時は不動産投資の方が有利かと考えています。(安く買えて利回りが上がる)

アベノミクス以降(特にコロナ禍以降)の数年間は正直、不動産投資よりも株式投資の方が利益が出やすいと思う。

しかし不動産は不景気になるとうま味が出る。

不動産投資は手間のかかる高利回り債券投資みたいな感じと私は位置付けています。

不動産投資で確実にキャッシュを享受して、そのお金を株式投資につぎ込み続ければ次の成長エンジンに大きく乗れる。(と考えている)

★FIREの最大のメリットは「自由度」なのかも?★

確立は非常に低いですが日本がデフォルト危機までの可能性があるのなら、海外移住もあるでしょうね。(クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を参考にすればよいかと思います)

一時避難でもいい。

FIREの最大のメリットは「自由」ということ。

「経済的自由」なのもそう。

人間そのものの移動の自由度が高くなるのもそう。(労働・住居・時間への束縛はかなり低いという意味)

しがらみが格段に少なくなるのもFIREのメリットかもしれません。

まあ私の考えなので悪しからず・・・。


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