早期退職したら?「リタイアシミュレーション」(FIREへの道)


まいど、あーくんです。

先日のブログで「退職」しようかな?

というのを書きました。

退職と言えば「自分の意思」で辞めるという聞こえはいいですが、本当のところは「倒産」に近い感じです(苦笑)

なので、予定よりリタイア(FIRE)の時期を早める必要がでてきました。

今回いつものセミリタイアではなくリタイア(FIRE)と言っているのは、私の場合はリタイアに極力近いサイドFIRE(セミリタイア)を目指しているからです。

なので今回は、久しぶりに私のマストアイテム【逃げ切り計算機】を使用してシミュレーションをしたいと思います。

全然していなかったので、頭を整理するためにもやっておこう。

分かりやすく計算結果だけ載せていきます。

本当は目標金額(約8000万円)で辞めたかったんですけどね( ;∀;)

逃げ切り計算機は資産の減少具合も確認することが出来ますので、FIREを目指している人は一度試してみてください、お薦めします。

スポンサーリンク
w広告画面下左




★FIRE(リタイア)の設定条件★

今回は目標としていたセミリタイア条件と目標よりも1000万円以上も少ない現時点でのリタイア条件で比較シミュレーションしたいと思います。

最初の設定条件はこちら、

後に徐々に修正していきます。

理想 現実
年間生活費 400万円 左に同じ
金融資産 8000万円 6800万円
年間利息(税引き後) 約1.5% 左に同じ
開始時期 52歳~ 50歳~
年間家賃収入(管理費・税引き後) 100万円 左に同じ
年金(65歳~) 16万円 左に同じ

●今回インフレは想定していません。なぜなら資産運用でほとんど相殺できてる為と将来のインフレ数値があまりにも未知数だからです。

●開始時期はあくまでも想定です。理想の方はもうちょっとかかるかも?

●私は現在48歳です。来年いっぱい(49歳)で辞めて50歳からセミリタイアを開始するというシミュレーション設定をします。

●資産運用による年間利息は生活防衛資金により現金や金投資など実物資産も多く入っている為、想定値を約1.5%にしています。(各家庭によりリスク許容度が違います)

●年間生活費には税金や社会保障費など全ての支払いを含んでいます。

●年金額は、厚生年金から国民年金に切り替わることと将来減額される可能性もあり、厳しく見積もっています。

●家賃収入も空室率を考慮してかなり厳しめに見積もっています。(すべての経費を引いた実質手取り額からさらに空室率4割減超で計算しています)

●シミュレーション内ではアルバイトなどの労働収入は計算に入れてません。

今回は労働収入は人生を充実するためのあくまでもお小遣い用という位置づけにしています。

●65歳時残高では、10万円単位以下の端数は切捨てています。

シミュレーション①※上記設定での計算

おそらくシミュレーション結果で一番知りたいのは、65歳時点(年金支給時)にどれくらいの残高があるかでしょう。

この時点での残高で生活に余裕があるのか無いのかが分かると思います。

シミュレーション①では、上記の設定条件のままで計算してみました。

理想 現実
65歳時点の残高 約5300万円 約3300万円

楽観的に見れば、現実値でもセミリタイアは可能です。

ただしあまり気持ち的に余裕が無いし、何か不測の事態に陥った場合、少し不安が付きまとうかな?

あとリタイア時期を2年ずらし、1200万円金融資産が違ってくると65歳時点で約2000万円も差がつきます。

しかし想像していたよりも結果が良くて少し安心しました。

だって取り敢えず来年いっぱい仕事を頑張ればリタイアはかなりの確率で可能ということです。

ここから先のシミュレーションは上記の条件をベースにして、より一段厳しくして対策していきます。

シミュレーション②※家賃収入をはずす

最悪を想定すると、もしかしたら全物件の借り手がいっこうに決まらないことも想定できます。

そうなると家賃収入が0円となります。

要するに資産運用での金融資産のみでの生活となります。

そちらの結果がこちらです。

理想 現実
65歳時点の残高 約3900万円 約1600万円

こうなってくると現実タイプは少し厳しいですね。

不動産の借り手が全然見つからない場合は、リタイア後4~5年程度様子を見て、売却すると思いますので結果的には売却金額を厳しく見積もっても2~3000万円の間の残高になると思われます。

金融資産のみでの生活は少しストレスがかかりそうですね。

シミュレーション③※生活費を下げる

どんどん厳しくしていきますよ(笑)

(家賃収入が無い)シミュレーション②を想定したままで、生活費を若干ですが下げます。

想定の400万円/年から360万円/年に下げてみます。

実は現在も生活費は、360万円を切っています。

でもやっぱり気持ちの余裕と長期旅行は行きたいので・・・。(憧れなんです)

理想 現実
65歳時点の残高 約4400万円 約2300万円

生活費を下げることによって家賃収入がなくても何とか老後2000万円問題は解決できそうです。(ただし私の場合は年金額が国の想定値よりも少ないのでもう少し必要な計算になります)

何だか自分の中では、これはまだまだ怖いですね。

★結論※生活費を下げつつ・・・★

自分を落ち着かせるためにも、今回はとりあえず簡単にシミュレーションしてみました。

どうしてもすぐに退職しないといけないなら、

まず結論としては、やはり生活費を下げることです。

※かなり厳しい設定にしていますが、セミリタイアをするうえで「後戻りはもう出来ない」と言う意味でもそうしておいたほうが良いと思います。

来年いっぱいで仕事を辞めてもリタイアはやれなくはないという感じですかね。

私の場合は、やっぱり気持ち的にも金銭的にも余裕が欲しいので、

基本的には年間生活費は360万円以上~に設定。

家賃収入に合わせて、年によって10万~40万円の増額という風にした方が良いかもしれない。

もしも生活費が360万円以下で収まったら、その分は再投資に回していけばいいかな?

あとはやはり月に5万円でも稼いだら、相当に生活が楽になります。

あとシミュレーションをしてみると分かるようにリタイア時期を極力ずらすとういうのは意外にも大きいですね。

1年ずらすごとに生活費と積立金と両方分が浮くのでダブルの効果があります。

と言っても期間をずらし過ぎるとリタイアの意味が無いので辞めるタイミングがFIREの難しいところです。

ただやっぱり自分としては、理想値になるべく近づけると嬉しいな~。


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。