不況時に「FIRE」すると安心感が絶大なり?


まいど、あーくんです。

今年は年初来より、米国株がダウ・SP500共におよそ20%下落。

ナスダックに至っては、約30%下落しました。

今回の下落を見るとすでに不景気(リセッション)に入っている兆候と見る人が多いかもしれませんが、私は違うと思っています。

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今年の株価下落は景気過熱によるインフレ調整

今回の下落は、インフレに対する利上げ圧力の調整です。

日本は利上げしていませんので、いまいちピンときませんが、インフレとは景気過熱と言い換えることができます。

世界の中心であるアメリカが景気過熱しすぎる。

現に過去最低レベルの失業率、人手不足による賃金上昇、それに伴う商品値上がりが主な要因です。(それにプラスアルファでウクライナでの戦争やコロナ禍におけるサプライチェーンショックが長引いている。)

なのでインフレを鎮静化するためにアメリカを中心に現在世界中の中央銀行が利上げに踏み切っている訳です。

なので決して不況が原因による下落ではないということです。

過剰なインフレにより物の値段が上がり、それに対処するため利上げにより鎮静化を図ろうと言う訳です。

金融政策により、無理やり不景気にもって行っている状態とも言えます。

ただし今度は、連続利上げによる悪影響が出てきます。

金利が高すぎて企業も個人もお金が借りにくくなりますからね。

金利と企業業績は基本的には逆相関だと言われています。

なので今後は当然不景気になっていきます。(指標的には既に不況入りしているらしいです。なので現在はスタグフレーションなのかもしれません)

いつ頃、リセッション入りするのだろうか?

だったらいつ不況入りするのか?

指標的には、すでにリセッション入りしているみたいですが、誰もが分かる不景気状態はもう少しかかります。

これは意見がバラバラなのですが、様々な意見をまとめますと早くて来年中旬くらい(2023年中頃)。

遅くて2024年ごろには景気が本格的に悪化すると言われています。

しかし不思議なことにその時の株価がどうなっているかは正直分かりません。

なぜか?

金融ショック(そこそこの国のデフォルトや大手金融機関の倒産)が起これば当然大暴落するでしょうが、不況だからといって株価も下落するとは限らないんですよね。

それが株式投資の難しいところ。

なぜなら株式投資で一番影響を受けるのは、企業の業績ではなく長期金利(10年債など)の動向だからです。

その次に企業業績。

当然不況入りしてインフレが鎮静化したら、今度は逆に利下げしていきますから。

だから正直なところ、未来の株価はどうなるか全く分からないということを言いたいです。

その手もプロも外しまくっているので、あまり重要では無いです。

★不景気時の「FIRE」ほど確実な時はない?★

私が本当に言いたいのは、株式市場の予測ではありません(苦笑)

だって分かりませんもん(笑)

私が言いたいのは、このように不景気に突入した時にびくともしないリタイア資金を確認出来たら、いつでも「FIRE」できるということです。

わかりやすく言いますと、2022年~2024年度(もしくは2025年度まで)時に世界不況を経験しても尚、やっていける金融資産、もしくは裏付けられた自信があれば、おそらく好不況関係なく問題なく今後リタイアできます。

リセッション時の回復期間は平均約3.5年

これはかなり極端な例ですが、

●過去の最大下落83%(世界恐慌時は株価が元に戻るまで約15年間)時、

例:

8000万円資産運用時、83%下落。

時価総額 約1360万円に減少。

年間生活費が360万円なら約3年半以上は無職でも生活可能です。

※3年間以上ずっと底値にいる訳ではありません。

当然物価も下がっていますから、うまくやりくりすれば生活費も下がりますのでもっと延ばすことが可能です。

おそらく現在の発達した金融政策だと、最悪3年間~4年間生活できるお金があれば何とかなると思っています。

※実際、リセッション時の暴落からの完全回復期間は平均3.5年です。(2~6年※世界恐慌除く)

ただし日本はいまだにバブル期の最高値の更新していませんが・・・・もう33年以上。

★不景気時の「FIRE」開始は安全性が高い?★

リタイア(FIRE)間近で不況を経験するのは、とてもラッキーだと思います。

貴重な経験と次回を乗り切れる自信となります。

絶対に今後も数回は訪れますからね。

頭で思うのと実際に経験するのとでは、全く恐怖の感覚が違います。

好景気時のように傍から見て無謀なリタイア組も減りますしね。

同時に不況時にも愚直に積立をしていると回復期の大幅な資産増加が見込めます。

これがやはり大きいです。

だから生粋のインデックス積み立て組は、不況時を喜ぶ変態がとても多いのです(笑)

「それ以上の下落が来たらどうするんだ」という意見は受け付けません(笑)

それ以上の場合は、ゼロとは言いませんが確率からして「隕石衝突して世界が滅亡レベルをどうにかしてほしい」と言われるのと同じレベルですから、考えるときりがありません。

数年に一度あり得るかもしれないリスクに対応することと、ほぼありえないリスクを対応することは似てるようで全く違います。

(確率がかなり低いが被害にあうと損失が大きいもの)そういうものこそ保険。

もしそれが起きたらその時に初めて対応するしかありません。


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