まいど、あーくんです。
私の資産運用は基本的にはほったらかしの長期保有です。
私の数ある分散投資のなかにトルコリラが幾分含まれているんですよね。
私は市場予想はまったく当たらないのでそのことは詳しい方に聞いてもらうとして、今日はどれくらい資産が減ったのかを中心に書いてみたいと思います。
長期投資でほったらかしなので気が付くのがちょっとおそくなりましたが、昨日のニュースでトルコリラがおそろしいことになっていました。
これは序の口なのか、これで終わりなのか・・・!?
現在のトルコリラの資産状況
現在の私のトルコリラの資産状況は円換算で199000円となります。(2018年8月11日現在)
購入したのは2012年で円換算で367800円。
約46パーセントのマイナスとなります。
約168000円のマイナスです。
まあ、こんな危ない通貨を6年間も保有している私も私ですがね。
トルコリラのチャート推移
購入した2012年末ごろのトルコリラは約42円近辺でした。
当時は底にいったとしても30円近辺だろうと予測していました。
それでも高金利のおかげでトントンレベルでしたから。
しかし目論見は気持ちいいほどに外れました。
現時点(2018年8月11日)で17.25円まで下がっています。
普通なら42円で購入して、現在約17円なので為替差だけで計算すると、6割減くらいになるのですが、そこは高金利通貨です、マイナス46%で済んでいます。
落ちてくるナイフをつかんじゃったよ↘
よく言う「落ちてくるナイフをつかむな」です。
見事に私の手がナイフによって切り裂かれました(苦笑)
そしてまだまだ落ちていく気配。
はいはい、私が悪かったですよ。
金利に目がくらみましたよ!!
しかし今のトルコの大統領(エルドアン)はいつも威勢だけは良いのだが、何一つ経済政策がうまくいっていない。
前回の金利政策会議でも本当は情勢からして金利を上げないといけないのに大統領のプレッシャーがきつくて据え置きにしましたからね。
トルコは好きな国で、一度は旅行に行きたいのだが、トルコ料理も好きだし、どうもね。
市場を歪ませると、弱っているものにすぐにハイエナにたかられるいい例ですわ。
根本な原因は西側諸国との対立(特にアメリカ)なんでしょうが、基軸通貨のアメリカにね。
威勢がいい指導者は、庶民受けは良いし、聞こえは気持ちいいのだが現実がおぼつかない場合が多いよな。
お隣の国の前の大統領しかり、ロシアの大統領しかり、フィリピンの大統領しかり(フィリピンはまだましか)。
(中国は例外、ありゃしたたかだ※国ではなく特に国民がね)
結局は損害は庶民に直撃するのにね。
まあ強気な発言は国民の国威発揚にはもってこいだが、大概現実は逆に動きますからね。
だから余計に外に敵を作っていくんでしょうけど・・・。
そういう視点で日本を見てみると、なんてしたたかな国なんだと思っちゃいますよ。
うがった視点で良くとれば戦後ずっと、「私は何もできませんしやれません」「とにかくごめんなさい」と対外的にはそういう風に見せておいて、きっちり果実をとりますからね。
損をしているように見せて、実は果実をじっくりととる。
国は知らんが民間は特に。
対外債務なんておそろしい金額ですし、文句を言われないように為替を円安にしれーと誘導していくアベノミクスなんていい例だ。
商売の基本だよ。
本音はどうあれ、「私を信用してください」ととりあえず頭を下げる。
どの国でも上から目線の商売は上手くいかないよ。
プライドを取るか、しっかりと果実を取るか。
おっと、話しがそれてしまいました💦
こうなったらコトの顛末を見届けてやる
もうこうなったら、地獄まで付き合ってやる!!
気前のいいことを言っていますが、実はトルコリラに関しては購入時もリスクをある程度想定していて、FXでは購入していません。
ということはレバレッジをかけていないということです。
こんな通貨をFXでレバレッジかけてやるなんて博打すぎます。
正直FXに関してはドルなどの流通量が多い通貨でないと私は信用できません。
証券会社の滑らし行為も多いですし(ロスカット切り)。
私の場合は、トルコリラに関しては外貨MMF。
そして一部を余ったリラでリラ建て債券を購入しています。
※MMF金利は現在14.678%(SBI証券参考)
痛いのは痛いが、一応余裕資金なので回収不可能になるまで見届けてやろう(苦笑)
ほぼデフォルトに近いから政策金利20%くらいでもいいと思いますがね。
しかし、国家破産(デフォルト)しない限りはいつかは戻る日が来ると思いますから。
もしも、戻ったらこの高金利のおかげですげえ金額になっているはずだ!!