まいど、あーくんです。
日曜日は近頃体調が悪いので久しぶりにゆっくりとして身体を休めていました。
そしてついでに私の金融資産を今後どのように運用していこうか考えていました。
ちなみに現在私が保有している金融資産は約2280万円です。(※私個人で保有している金額です。妻の分の運用資産分は入れていません)
そして、しつこいほど言っていますが今年から業績不振の為雇われ社長に復帰しましたが業績の不振の責任をとる形となりまして給料が約21万円です(手取り)。
もくじ
給料の減少は思いのほかダメージが大きい!!
少ない給料で4月・5月と経て少しでも貯金が出来るかなと思いましたが、思いのほか出来ませんでした。
以前は今の給料の数倍ありましたので月に約20万円くらいは貯蓄に回すことが出来たと思います。
しかし現在は以前のやり方では1万円でも苦しみを伴います。
だって以前は得た給料で必要経費からマイナスしていて余ったお金を貯蓄に回していました。
これでは今の給料では資産運用のお金を捻出することはほぼ不可能です。
住宅ローン・住居費・自動車維持費・光熱費・食費、そして様々な税金たち・・・。
「これはまずい」と感じ、節約に励み、固定費の削減と無駄使いを極力減らすのですが正直限界レベルです。
そこで私はどうすれば貯蓄が出来るのかを考えました。
給料が少なくてどうすれば少しでも資産を増やすことが出来るのか、どうすればいいか困っている人にもアドバイスになればと思います。
①iDeCoの天引きで節税効果!!
私が近々最初に始めようと思っているのが、このiDeCo(イデコ)です。
これは個人型確定拠出年金とも言われています。(企業型もあります)
イデコは加入資格が色々とありますが私は雇われですが一応代表取締役なので個人型確定拠出年金しか加入できないみたいです。
イデコの詳しい説明は他のサイトを見てもらうとして、私は何で今頃このことを再考し始めたのかと思います?
実は昔から加入するかどうか考えてはいたのですが、イデコは資金の流動性にかなり難がありましてそのことが躊躇してしまう原因となっておりました。
イデコは制度上、いちど始めてしまうと基本的には60歳までお金をおろすことが出来ないのです。
ですのでイデコで固定するくらいなら、資金をいつでも動かせてここぞというときに勝負した方が良いのではないのかと感じておりました。
しかし近頃は資金を頻繁に動かす余裕もなく、仕事も忙しく時間も無くの無い無い尽くしです。
現在、手取り給料も少ないですし、だったら節税効果がかなりあるイデコで運用した方がパフォーマンスが良いのではないのか?
どうせ60歳まで最大金額まで掛け続けたとしても、276000円の15年間で約414万円です。(20年間だと約552万円)
元本約500万円くらいの積み立てでしたら、現在の保有金融資産でも保険として安心できると言うことでした。(2280万円-500万円=1780万円はまだ流動性を確保できるので比較的安心できる)
それぐらいの捻出ですと、すでにある程度の手持ち資金がありますので節税という意味でかなりリスクも少なく確実に儲けることが出来ると考えました。
節税効果がこれぐらいある
例:私の場合
私の給料(約21万円)の場合で節税効果は年間で約55700円ありました。
これはよく言えば毎年55700円払わなくていいということです。
55700円を毎年確実に利益を出すと考えるとかなりお得です。
年間約27万円(月に23000円)積み立てて、節税効果が約55000円です。
それと運用益が非課税!!
こんなお得な金融商品は無いと思います。
資産運用も出来るし、節税効果もあるし、私の今の現状だと一石二鳥です。
イデコは60歳まで引き出すことが出来ない流動性に難ありの商品ですが、そのかわりどの金融商品にはない物凄い節税効果があります。
先ほどももし上げたように節税効果と運用益の非課税です。
例えると、積み立てたお金が一部返ってくるのと、儲けたお金も税金のピンハネがないダブル効果です。
この勝負はほぼ負けない投資になるのではないでしょうか?
あともう一つのメリットは天引きされる(口座引き落とし)という点です。
積立貯金と同じで最初からこのお金は使えないものとして口座から落とされるので、残り少ない金額でどう生活しようかと考えようとしますので甘えがないので確実に貯まります。
お薦めです。
②積立NISA(ニーサ)で運用益が非課税!!
現在私は、積み立てニーサでは無く、通常のニーサをやっております。
理由はこれも上記と同じく積立ニーサにすると資金の流動性が乏しくなると思われたからです。
しかしこれも老後資金として考えた場合は、やはり長期投資の方がかなり有利と感じています。
ニーサは結構初期のころから初めていまして、すでにロールオーバーが出てきています。
その時に思うんです。
「5年は短い」って!!
実質はロールオーバーも入れて10年間保有できますが、それでも複利効果を考えますと戦略としてはイマイチです。
特にニーサで投資信託は正直言いますとかなり不利です。
ですのでやっているうちにどうしても個別株などの商品に偏ってきますので自分でもリスクが上がっているのが分かります。
儲けるという視点だとそれでもいいのですが、それにしては1年間で投入できる金額は少なすぎますし(私の場合はすぐに枠いっぱいになりました)、長期でゆっくりと投資を考えているのなら期間が短すぎます。
ニーサはイデコと違い、節税効果はありませんが運用益が非課税になるのが魅力です。
通常は利益に対して約20%が税金として徴収されますが、ニーサはこれが非課税です。
それを最大限に且つ、リスクを最小限に下げるには積立ニーサの方が良いのかなと感じています。
こちらは1年間で最大40万円積み立てることが出来ます。
単純計算で40万/年×20年=800万円
を運用益が非課税で運用できます。
これは大きいですよ!!
私のような素人は時間と複利を味方につけるべし!!
かの著名投資家のウォーレン・バフェット氏も「インデックス投資がお薦め」とおっしゃっていました。
彼は投資の神様と呼ばれ、バイアンドホールドを信条としている投資家です。
簡単な話、彼のように天才的な目利きが出来れば良いのですが、まあ我々のようなド素人はインデックス投資をして、長期で保有して複利で運用していくことが一番負けないと言うことです。
勝つとは言っていません、負けないと言っています。
地味ですが、これをやり切るとかなりの効果があらわれるみたいです。(やり切るというのが意外と難しいのですが・・・)
確かに現在私は約10年間ほったらかしにしている先進国株式インデックス投信を保有していますが、現在の株価の上昇のおかげもありますが約173%のパフォーマンスを見せています。
ほぼ同時期に購入した一番成績が悪いものでも約27%のパフォーマンスです。
一番利率の高い定期預金でもこの数字は出せないでしょう。
長期投資家はドМになるべし!!
またいつか景気が減速し、株価がグングン下落する時がくるでしょう。
短期の投資家はここで投げ売りをしていきますが、長期投資家はこれを買ってあげるのです。
みんなが投げ売るものをなるべく安く買って助けてあげるのです(笑)。
これぞまさしくWINWINの関係。
みんなが痛い痛いと言っているところを喜んで進んで買ってあげるのです(笑)。
長期投資家はそれが出来る、そして積立ニーサやiDeCoは基本的に自動的に積立てることも出来ますので下落時に購入するという勇気が要りません。
実はこれが一番購入する上で怖いんですよね。
「まだまだ下がったらどうしよう・・・」と考えてしまって購入を躊躇してしまうんです。
恐怖がよぎるんです。
私も過去に何度も経験があります。
しかし結果のほとんどは、購入しておいた方が良かったと思うことがほとんどでした。
ですので機械的にやらせた方が長期投資の場合はメリットがあるかと思われます。
これをドルコスト平均法と言います。
先ほど言いましたように、あの100年に1度と言われたリーマンショック時に周りの非難をよそにバンバン購入していったのもバフェットでした。
「いずれアメリカは復活する、今が100年に一度の買い時だ」って。
結果論だと買えますが、当時はあり得ませんでした。
しかし結果はこの通りです。
資本主義が存在する限り、良い時があれば悪い時もあるという典型的な例でした。
給料の少ない人こそ、節税が出来る制度をフルに利用すべし!!
我々のほとんどはウォーレン・バフェットような天才的な目利きは出来ません。
恐怖に怯えるばかりです。
しかし、長期積立投資ならば、ドルコスト平均法も手伝い「負けない投資」が出来ます。
この世に絶対はありませんが、負けない確率がかなり上がるということです。
あと私なりのアドバイスですが、どちらの積み立てももちろん長期になればなるほど有利になるのは確かです。
しかし老後資金として考えるなら、私は40歳以降から積み立てを開始しても良いと思っています。
なぜなら積立資金の余裕が少し出るのと、不思議と40歳を超えだすと自然と老後への残り時間を意識しだすからです。
人間はゴールを設定しないとなかなか実行に移せない生き物なんです。
そして積立ニーサは満期で20年です。
両方ともフルにかけて20年積み立てると余裕で1000万円は超えます。
無税で!!
ちょうどタイミング的に良いのではないでしょうか?
特に節税効果の高い積立ニーサやイデコは老後資金として運用するにはもってこいです。
余裕資金の投資ではなく老後資金の投資なので、勝つ投資よりも負けない投資を心がけて皆さんも頑張りましょうね!!