まいど、あーくんです。
皆さんもどれくらい金融資産があればセミリタイア出来るのか気になりますよね?
僕の生活基準ではありますが、参考にしてみてください。
「はやくセミリタイアに突入したい」
と思っても焦りは禁物です。
44歳の時点でいくらの資産があればセミリタイアが出来るのか?
それに併せて44歳でセミリタイアするには、どれくらい不労所得や収入が必要になるのか検討したいと思います。
ちなみに我が家の生活基準ですと、約1億円が必要になりそうです。
※何度も書いていますが僕のセミリタイアの定義は、完全リタイアとは違い仕事量を極力抑えて何かしらの収入は今後も得ていくという意味です。
条件値を設定します
人それぞれ生活費が違いますので、ちまたによく言われている「3000万あればセミリタイア出来る」とは限りません。
僕は約70歳の定年退職時(将来はこの年齢まで上がるリスクがあると想定)に2000万円~3000万円と年金受給があればある程度安心して老後生活が出来ると理解しています。※入院とか諸々の不足の事態も想定しています。
人それぞれなのであくまでも我が家の生活基準で書いていきたいと思います。
後で自分の生活水準の数字を入れなおして計算すればいいです。
①年間生活費・・・280万円(月に約23.3万円)
現時点の年間生活費を大体でいいので把握します。旅行も行きたいので多めに設定しています。
セミリタイアを始めると収入が減ることが想像出来ますので生活費・税金がかなり安くなっていくことは色々な諸先輩方のブログを読んで想定済みですが、私の場合は厳しめに想定しておくことで心の安心感が生まれます。
(税金・保険・光熱費・食費などにプラスして娯楽費も入れておくこと)
②借入金はないものとします(住宅ローンや自動車ローン)
私の場合は持ち家設定です。賃貸の方は年間生活費をその分足してください。
借入金がある場合は現在の金融資産から引いておきます。
例:金融資産2000万円-住宅ローン500万円=純金融資産1500万円
③年間利息の複利計算はいたしません。
資産運用をしていると毎年の時価総額や利回りの上下動が年度によって大きく変わるため、あえて計算に入れません。
利息を入れて計算することも出来ますが、どうしても甘い設定になってしまいがちになるので今回はあえて含みません。
めんどくさいし(苦笑)
④年金受給予定年齢・・・70歳
確実にこれくらいは年金支給年齢は上がりそうです。ムカつきますが、下手すれば将来75歳支給もあり得ます。
⑤年金受給時(70歳)に3000万円の金融資産を保有していると想定します
一応3000万円にしていますが、70歳時だったら2000万円を超えてたらいいような気もします。
高齢者になると何かとお金が掛かる状態になります。(働こうにも働けませんし)
※現在は手厚い年金制度と医療制度と公共交通利用などが出来ますが、僕らの世代は相当な減額が予想されます。
※あとちょっときつい表現ですが、お金のない年寄りほど惨めなものはありません。お金のない年寄りに対する世間の評価は、冷たく厳しいものですよ。私の母ちゃんも言ってます。
⑥インフレ率は考慮に入れていません
未来のことは誰にも解りませんので、実際にインフレの懸念が出たときにその都度対策を練ったほうがいいです。
ちなみに実物資産が一般的にはインフレに強いと言われています。(純金とか、不動産とか)
だいたいこれぐらいの条件が分かれば大丈夫ではないのでしょうか?
より正確にシミュレーションをすることは出来ますが、僕はそれはあまり意味が無いと思っています。
その都度、税金制度や年金制度・利回りなどの変更などの予想は誰にも解らないからです。
ただし、ちょっと余裕を持たせるために今回は厳しめに設定しています。
実際にシミュレーションをしてみよう
年金支給までの期間
私の場合、44歳から69歳まで25年あります。(44歳以上70歳未満)
①の年間生活費280万円×25年=約7000万円
年金支給時の金融資産3000万円(厳しめに設定していますが、今の年金制度のまま満額でもらえたら2000万円強でもいけそうです)
7000万円+3000万円=1億円が我が家の生涯必要金額
僕ら夫婦の現在の生活水準のままですと約1億円が死ぬまで必要になる計算となります。
我が家は44歳から死ぬまでに約1億円が必要
今会社を辞めて死ぬまで完全リタイアを想定すると約1億円が必要となりました。
生活水準を下げないとあまりにもハードルが高いですね。
普通のサラリーマンの給料だけでの貯蓄ではまず無理な数字です。
しかしあくまでもシミュレーションなのでハードルを下げるつもりはありません。
現在のセミリタイア資金を割り当てる
我が家の現時点で溜まっている金融資産は約4000万円と想定。
必要な資金約1億円-現在の金融資産約4000万円=約6000万円が不足分。
現時点で不足している資金は約6000万円、年収約240万円を得ることが出来ると生活水準を落とさずセミリタイアが出来る
これを年金を貰うまでの期間44歳~69歳(25年)で割ってみます。
現時点の不足資金約6000万円÷25年=約240万円
現時点で会社を辞めるとしたら・・・
現時点で会社を辞めるとしたら、夫婦で年間で約240万円を稼ぐことが出来たら現在の生活水準を落とさずに生活できる計算です。
1ヶ月で言うと、手取りで約20万円稼げば大丈夫です。
厳密に考えれば、株式や投資信託などから分配金や配当金などが支給されていますのでもうちょっと楽でしょう。
目標は?
現時点では、「僕はセミリタイアするにはもうちょっとかな?」と感じています。
まだ月に約20万円を稼がないといけないので、これでは結構真面目に仕事しないといけません(苦笑)
僕のブログのセミタイトルに5000万円の金融資産と月に10万円の不労所得を得ることが目標と書いてありますが、これは僕の年齢と生活水準を考えるとこれくらいが妥当なラインと読んでいるからです。
完全リタイアですと現時点で約1億円無いと私の生活水準では不可能です。
何かしらの収入を得る状態に持っていくことが第一条件ですが、その負担を極力減らすために50歳くらいには金融資産を約5000万円にすることも目標です。
不労所得をより多く発生することが出来たら、より豊かな生活が出来ますし、もし失敗しても月収約15万円あれば現在の生活水準をほぼ落とさなくても余裕をもって生活できる状態になるからです。※1ヶ月に約10万円~の不労所得と約5万円~の労働が僕の理想。
月収15万円を超えると逆に予定(70歳時に3000万円保有)よりもお金が残る計算になっていきます。
今の生活水準よりも贅沢に生活することが出来ます。
自由な時間があり、お金の心配が無い理想を得ることが出来るかもしれません。(今の生活水準ですけどね)
お金から解放されるには、お金を制するしかない
お金が足りないと思うから、嫌でも今の仕事にしがみつかないといけないし、気持ちに余裕も生まれません。
お金が無いと思うから、生活出来ないと思うから、人によってはウツになるまで酷使して仕事を続けざる得ないです。
それは本当につらく悲しいことです。
そういった問題を解決するにはやはりお金で解決するのが最善の方法なのです。
私は今後自分で会社をやるか、どこかの会社に属するか別にしてずっと何かしらの仕事はしていくとは思いますが、お金や時間に縛られたくないのが本音です。
経済的自由を得ることでやりがいのある仕事、何かしら有意義な新しいことが出来るのではないかと考えています。
よく皆さんに言われるんですよ。
「もっと少なくても大丈夫だ」とか「目標が高すぎるといつまでたってもセミリタイア出来ないよ」とか言われるんですよね。
ご指摘はその通りで理解はしているのですが、やっぱりギリギリの生活に陥るのが怖いんです・・・びびりなんです。
単純に嫌な仕事はしたくないと思うのだが、それ以上に生活を切り詰めて生きていくのも明日も飯を食えるのだろうかと考えながら生活するのも僕にとっては大変な恐怖なんです。
これだと仕事を辞めて自由になったと思っても結局お金にずっと縛られる感覚に陥っちゃうような気がして・・・。
今後も贅沢をするつもりはサラサラないが、やはりもう少しで仕事を辞める以上、少しでも気持ちに余裕を持たせることが出来るようにしておきたいです。
その為には、ある程度の金融資産と複数最低限の定期収入の確保は必須と考えています。