「転職」したほうがいいんじゃない?「謙虚さ」が無い会社はいずれ倒産するかもよ


まいど、あーくんです。

今回のブログは基本的にみなさん有能な社長さんという体で言います。(はなから能力が無いのは問題外なので)

みなさん優秀で頑張っているのにどうしてこんなに差が出るのかを考えたいと思います。

もちろん色々と原因はありますが、私は長年業界を見てきて一つ共通していることがあります。

それは、一様に「謙虚さが無い」ということです。

特に仕入先の客に対してです。

様々な会社を担当してきましたが、これは本当に共通しています。

例で言うと、レストランとかショップとかでやたらとごねそうなタイプの人と言えば解りやすいでしょうか?

ごり押しでギブアンドテイクの意味をはき違えてる人。

現在日本はアパレル業を始め、国内で製造する軽工業は大変な逆風が続いています。

売れないというよりも業界構造が大きく変わってきていると言いますか、早い話が垣根を越えて何でもありに変わってしまったと感じています。

自社ブランドを持たない小さな工場・メーカー・問屋・店頭販売は、小手先の企業努力ではもうどうすることも出来ません。

※ちょっと前でしたら、在庫圧縮・人件費削減・経費圧縮・小手先のネット販売などで何とか出来た

生き残るには相当な危機感を持って、抜本的な改革が必要だと思っています。

本当にたまたまなんですが、先日に私の今までの経験上の話で「中小企業の社長ほど仕入先を大事にしないといけませんよ」と言うことを書きました。

そして先日会社に出社して、会社の営業の人間と話していたら、「新たに一社が倒産に近い形で廃業を行う」という情報が入ってきました。

これは一体何を意味するのでしょうか?

わからない方は前回のブログ「中小企業の社長は常に謙虚に付き合うべし」を。

※2018年6月19日付

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とても真面目な社長だったが・・・何がいけなかったのか?

私もよく知っている会社なのですが、そこの社長はとても頭が良く、大変真面目な社長でした。

会社に誰よりも早く出社し、遅くまで働いていました。

「何でそんなことまでわかるの?」

とお思いでしょうが、私の会社に入ってくるファックスやメールの時刻を確認すれば解ります。

卒中、社長本人からの注文ファックスやメールで朝の7時頃とか夜の10時くらいとか休日とか、ザラに入ってきていました。

よく休日にも電話が掛かってきましたね。(最初は私もちゃんと返答していたのですが、キリがなくなってきたので最近は休日は電話を取っていません。)

本当に真面目で仕事熱心な社長だったと思います。

だったらなぜ倒産ということになってしまったのか?

正直なところ、その話(倒産)を聞いた時に私は「やっぱりね」と思いました。

これは私の独断と偏見に満ちた意見ですが(苦笑)、冒頭や先日のブログに書いた通りで仕入先に対して異常に厳しいと言う事です。

誤解しないでほしいのですがもちろん商売ですので、厳しくするのは全然構わないのですが、なんと言いますか・・・、それは正論をぶちかまして、感情で文句を言い、逃げ道を無くしてしまうやり方なのです。

明らかなうっかりミスによるクレームでしたら、仕入先業社に有無を言わせず責任を負わせればいいのですが(これもやりようによっては慎重に)、他の会社なら大丈夫なグレーな部分も全部黒と判断してしまう。

良くいえば完璧主義者。

悪く言えば正論の理詰めを言うクレーマーに近い。

正論を言ってくるので、スキがなく、こちらとしては反論することが出来ない。

それがたま~にならこちらも仕事なので別に構わないのですが、結構な頻度で問題になる。

「ちょっと色が違う、見に来い」とか、「ちょっとキズがある、値引きする」とか、「納期が間に合わない、工場まで新幹線に乗って取りに行け」とかね。

いちいち付き合っていたら、売り込みにいく営業の人間にとってはしんどいですよ。

経営的に言えば費用対効果が低いです。

たとえ売れたとしてもハラハラドキドキみたいな?

分かれ道

理論派?感覚派?それとも?

もちろん色々なタイプがいます、人間ですもの。

①物事を論理的に考え、合理的に行動する人。

②行動的で、感覚で動き、情に訴える熱血漢タイプ。

③そして今回の物事を論理的に考えるが、先に感情が表に出てしますタイプです。

極端なミックスタイプと言ってもいいかもしれません。

もちろんもっと色々なタイプはいますが大きく分けるとこんな感じ。

1番と2番は正反対のタイプですが、比較的どちらも合わせることができ何とか対応できます。

問題は3番のタイプ。

解りやすく言えば、頭は良いんだけど感情的なタイプです。

これは本当に疲れます。

せめて逆のタイプで感覚で行動して、合理的に行動する人だったら、周りは感情で振り回されないのですが・・・。

そして過去の経験上、優秀だと思われていたけど、居なくなった社長はほぼこの3番のタイプです。

立場が上からの度重なるクレームはやはり嫌がられていた

なので横のつながりの情報(同業社の情報)では私の会社同様、そこまで突っ込んだ営業はしていないみたいでした。

仕入先とのつながりが非常に悪い。

退場していく会社は決まって仕入先が競争するライバル会社が少なくなっていく。

こうなってくると、前回に書いたブログ同様、後はじわじわとボディブローのように目に見えない感じに弱っていきます。

完璧主義なので、売り先の客には信頼されるのかもしれませんが、いかんせん仕入先に嫌われている。

これを意味するのは、他社との商品構成が微妙な差となって表れてきます。

この微妙な差が生き残りの生死を分けていきます。

ちょっとずつ、ちょっとずつ・・・。

経営者にとっての基本は真面目さよりも、人間関係の構築だ

数字に強いとか弱いとか、仕事を精力的に取り組むとか、こんなのは出来て当たり前なんです。

ここで言いたいのは営業の人間にも言えるのですが、相手が人間である以上、「人間関係の構築が大変重要になってくる」と言う事です。

いなくなる会社社長は大変能力はあったとしても、平気で自分がやられたら嫌なことをやってしまいます。

いつも思います、「これ逆にされたら嫌じゃないの?」ってね。

人付き合いと聞くと、私の性格が内向的なタイプだとか、外交的なタイプだとか考えちゃいますが全く関係ないです。

微妙な空気の変化を読めるか読めないか、もしくは相手がどう考えているのかを想像できる人です。

そしてもちろん相手に「信頼されること」です。

かく言う私は内向的で基本的には一人でいるのが好きなタイプです。

しかしこの部分だけは、お客さんしかり、仕入先しかり、大変気を付けて接しています。

上記のような人間関係は大変微妙な世界なので、センスが問われるかと思います。

一般的に空気を読めないと言われているタイプはより注意が必要です。

これからの社長は特にこの能力が必要になってくると思われます。

どうしても厳しく接しないといけない時は「これ以上言うと信頼を損なう」というギリギリのラインでの折衝が必要です。

別に嫌われるのは良いんです、好かれるために仕事している訳ではないし、友達でもないんだし。

しかし嫌われるのを大きく越えてくると信頼も失ってしまうんです。

決まって倒産していく会社はここのライン(線引き)が間違っている。

自分(会社)の利益だけを追求している。

金銭的だけではなく、人間的なつながりも。

「取引先の会社にはきちんと支払いさえしておけば、何も言ってもオーケー。金を払っているのはコチラなんだから・・・」

「客は神様だろ?」

が如実に見えます。

そして業績がいい時は特に、こういった行動がよく見えます。

ただずっと調子のいい会社なんてありません。

悪くなってきた時にスッと仕入先が避けるんです、私の会社同様、その他の会社も。

たかだか1社に精神的に振り回されるくらいなら、新しい素晴らしい会社を2社見つけて頑張った方が建設的です。

私も社員には、「どうしても嫌な相手・合わない相手だったら、その他の会社を探して売り込みに行ってきなさい」と言っています。

どんなに現時点で業績が良い会社でも無理に付き合う必要はないと思っています。

実際現在どんなに業績が良くても嫌われている会社は数年後ほぼいなくなっていきます。

これほぼ真実です。

だから無理して付き合う必要はない。(※ただし勘違いしないでほしいのは、素晴らしい会社と付き合いが楽な会社とは意味合いが全く違うということは理解しておいてください。)

それでも生き残っている会社は何かあり

基本的にはいずれ消えていきますが、しかしこういったタイプの会社でずっと生き残っている会社は決まって、色々と非合法ギリギリの事をやっている会社が多いです。(税金をちょろまかしているとか、どこかの中間業者を泣かしているとかね)

そういったところは魅力的に見えたとしても私は無視しています。(若いころは営業していたが、得るものが無かったと今は思っている)

やはり謙虚さが大事です

なのでやっぱりここ(謙虚さ)にいきつきます。

基本中の基本なのですが、忘れている人が大変多い。

要職について、ベテランになればなるほど!!

シェア的にも独自性も兼ねそろえている大企業と違い、中小企業は周りとのつながりで商売が成り立っています。

それは買っていただくお客さんが大切なのはもちろんのこと、材料を売ってくれる仕入先も同じくらい大事なのを意味しています。

どんなに真面目に頑張って働こうとも、ここの関係を勘違いして、じゃけに扱ってしまうと見えない形で痛い目にあいます。

みんな大人ですから露骨に「あなたのこと嫌いですから」なんて言いませんから。

この微妙な空気を察する・感ずる経営者がやはり強いです。

もう一度言います、好かれるためにやるのではありません。生き残るために大変大切なこと」だと考えています。

サラリーマン、従業員の方は逆にどういった社長なのか品定めしてみてください

中小企業の社長は、一般的な経営力はもちろんですが、人付き合いの微妙な空気を読む能力が大切です。

そして、そういった中小企業で働きたい従業員の皆さんは社長さんがどういったタイプなのかを社長側ではなく、社員側として点数をつけてやってください。

昔のタイプように周りを顧り見ず、イケイケでやれる時代は終わりました。

たとえ地味に見えても着実な変革実行力(信念)があり、コミュニケーション能力と謙虚さがありそうなのかどうかをチェックしてみてください。(笑)

特に仕入先の客に対する謙虚さ。(ぶっちゃけここだけの話、いくら仕事が出来ても人間的に嫌いと思った社長はほぼ間違いなく退場しています、本当に間違いない)

それでこの会社が長生きするかどうかを判断する材料として使うと随分違うと思いますよ。


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コメント

  1. deefe より:

    〇芝の事かと思ったよ。業界は違うけど
    現場常駐がほんとの事言わなくなるのな厳しすぎるから、そんで問題がかえって山積になってく

    • あー君 より:

      deefeさん:ありがとうございます。
      本当、大企業でも中小企業でも根っこは同じなんですよね。結局は人間関係です。
      中小企業は体力が無い分、結構すぐに表に出てきますが、大企業はなまじ体力がある分、問題がかえって大きくなるかもですね。

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