私は追い込まれ、導かれるようにセミリタイアを目指した!!


まいど、あーくんです。

先日「マズローの欲求五段階説」をからめてセミリタイアを語りましたが、私がなぜセミリタイアを目指すようになったかをふと考えました。

すると「これって運命なのかな?」と感じたんです。

どう意味かと言いますと少し過去の話をしますが、私は30歳過ぎからなんとも言えない違和感を感じていたのを覚えています。

最初はまだ一人前には程遠い自信の無さからきているものと思い、より一層仕事に励みました。

しかしやれどやれど理由の分からない不安が増すばかり・・・。

この時から導かれるように資産運用を本格的に始めました。

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★意味不明の不安感でいっぱいの30歳代

確たる理由がわからないが、なんとも言えない不安感と虚無感が膨らむ一方でした。

先ほども言いましたが、私は何時まで経っても一人前にはなっていないという漠然たる不安感がずっと襲っていました。

仕事は大変でしたが成績もなんとか残せて上手くいっていたのですが、不安感がぬぐえない。

それが35歳くらいからです。

がむしゃら時代からちょっと余裕が出てきたからでしょうか?

仕事への充実度が少しずつ減少していった時期です。

大きな仕事は増えていったのですが、なぜか充実度が減少していき責任感だけを感じるようになったのです。

しかしここで転機が訪れます。

(約10年前)最初の雇われですが社長に就任したのです。

環境が変わり、やる気は一気に回復!!

私は今まで出来なかった業務の改革を始めようと思いました。

現在は上手くいっていてもこのままの体制では会社が行き詰っていくのを最前線にいて感じていたからです。

最初はやる気に満ちましたが、私は単なる名前だけの社長に気が付きました。

要するにオーナーの防波堤の役目だけでした。

それでも私は身銭を切って自分のお金で改革していたことを覚えています。

結局は何も出来なかったので最後の数年は諦めモードに入り、精神的にも病み始めました。

「どうすればこの低迷期を脱出できるか?」

「この辛い気持ちを払しょくするにはどうすればいいのか?」

「40歳に差し掛かりつつある現在、私はこのまま人生を終えるのか?」

「何もせず、気持ちを抑え込んで引退していくのか?」

「誰も信用できない、人に会いたくない」

このモードは約5年間は続いたと思います。※この時にブログを開始しました。だからブログ初期は愚痴が多い(苦笑)。

癒しを求め、植物園もめちゃくちゃ行きました(笑)。

正直に言いますと当時はまだお金で解決が出来ると思っていました。

今以上に給料が増えれば、自尊心と物欲によって解決できると本気で思っていました。

いま思えばピントが外れていますね。

その時に私は少しでも問題が解決できるように本を読んだり、仕事以外で何か出来ないかを模索するようになります。

しかし何一つ解決が出来ませんでした。

試しても試しても駄目でした。

そんな単純なものでは無かったのです。

当時の自分はこれからの人生に行き詰っていたんだと思います。

こんな人生なら別になくてもいいんじゃないかって・・・。

一つのブログが今後の転機に・・・

そしてつらい一心から、藁をもつかむ感じでネットサーフィンをしていると一つのブログにたどり着きます。

今でもよく覚えています。

出張先の電車の中で最初からずっと読んでいましたね。

「今の私と何だか同じ、いや先輩かな?」

その内容は、ブログ主がうつ病を患い、日々の辛さやどうすればいいのかを刻々と書いてありました。

長期休業も経て、結局は会社を辞めて最初の1年間や2年間はほとんど病院と寝るだけの日々・・・。

しかし徐々に回復の兆しが見え始め、家族と向き合って一生懸命生きています。(奥さんと子供もいらっしゃいます)

現在はうつの話も無くなり、毎日の生活を報告しています。(良かったです)

軽く事業をしながら、色々なことをしているみたいです。

★セミリタイアという言葉を知る!!

その時に初めてセミリタイアという言葉を知りました。

そのブログの下のほうにブログ村のセミリタイアのクリックタグがあったんです。

なんだろうと思い、クリックをしてみるとセミリタイアブログが沢山あり、そこで具体的に知りました。

衝撃を受けましたよ!!

私は男は少なくとも60歳までは仕事をバリバリして成功させることしか道が無いという基本概念しかありませんでした。もしくは完全リタイア。

ところが若い時から一生懸命に金融資産を増やし、いずれはセミリタイアを目指している人やすでにセミリタイアをしている人を目の当たりにして私は「これだ!!」と思うようになりました。

40歳からの新たな人生の指針!!

悩みから始まり、紆余曲折を経てここまでたどり着きました。

私はセミリタイアという逃げ道を知ったことだけでもラッキーです。

悩みの中で自然と行動を起こしていき現在に至る。

これは運命(必然)なのかも?

相変わらず悩みは多いですが、それでも何とか頑張っています。

現在はセミリタイアという考え方をベースにしながら、仕事の挑戦ということが出来ています。

セミリタイアという定義には当てはまりませんが、安い給料で好きな仕事内容に集中している現在の状況はある意味セミリタイアなのかも?

これはセミリタイアという行動無くしては実現できていないと思います。

何も考えなく45歳まで生きてきたら、今も10年前と同じ環境だったと思います。

会社への不満ばかりが溜まるが、結局何も行動できていなかったと思います。

私は会社を辞めてもいいという思いで会社オーナーに直談判しました。

社長でありながら、何も出来ない自分が不甲斐ない。

会社改革の権限が欲しいと・・・。

現在はその代わりに給料は最悪になりましたが、セミリタイア資金のおかげで大丈夫です。

しかし一番の変化は「気持ちの変化」です。

嫁さんにも最近よく言われます。

「以前と違い、愚痴をほとんど言わなくなった」

「表情が明らかに変わった」

と言われます。

そうなんです。

現在はほとんどが自己責任となったので大変なのですが、同時に仕事が面白くなってきたんです。

会社の業績は最悪です。

過去最悪を突き進むような斜陽業界です。

しかしだからこそやるべきことがあるんじゃないかと思い、今は充実しています。

どうしようもなく辛い時は一度立ち止まっても良いと思います。

私も進むことが出来なくなり、去年一年間立ち止まって色々と考えるさせられました。

誰にだって人生に一度や二度くらい、立ち止まってもいい。

そして自分の人生の過去や未来をじっくり考えれば良いと思います。

芸能界だって今の時代、人生のステージを変えるために環境を変える人が続出しています。

成功している・していないなんか関係なくです。

私も去年一年間は仕事から遠ざかっていました。

その間に心身ともに休養しながら色々と考え、自分が納得できる行動を実行していく。

結局は自分の人生って他人に決めてもらうのではなく、自分自身で選択していくしかないんです。

でないとたとえ他人から成功しているように見えても、自身は納得できていない。

少なくとも自分で判断して行動している人間は動かされていると感じている人よりも、たとえ失敗したとしても満足度が段違いに違うと思います。

セミリタイアはその選択肢を広げるための保険と思えばまた違ってきます。

一年間の休養はおろか、自分に合う仕事をまったりと出来る魅力があります。

セミリタイアをしている人で誰かに命令されてしている人はいないでしょう?

皆さん紆余曲折があったとしてもご自身の決断で行動しています。

ですのでお金があろうがなかろうが満足度が高いのでしょうね。


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